コツコツ一直線

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GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)#183 モーニング46号 感想

2010-10-16 12:55:09 | GIANT KILLING (原作感想)


 今週は山形戦へ向けて対策を練る達海、そして佐倉の姿がメインに描かれていきます。これまでジャイキリではあまりこういうシーンが描かれていなかっただけに色々面白かったです。そして達海と椿の夜会話も…!椿の話が山形戦のキーになってきそうです。
 というわけで椿ファンの方は今週号は買いです!今回逃すと次いつ出番があるか分かりません…。

 あと単行本17巻の表紙も公開されたようです。まさかここで皆勢ぞろい構図がくるとは…!ここからがまた話の始まりなのかもしれません。


 はじめは夜、達海が次の対戦相手・山形の研究をしているところから。コマの流れが夜の空気を感じさせます。お菓子を食べつつ達海は一生懸命研究を続けます。
 ですが達海にも前回の試合の時、山形に対して引っかかった点が何なのか分からずにいました。山形はとにかく「全員で守る」プレーを重視していました。ですが何故そこまでやりずらかったのか…達海も答えが出ないままでした。
 ここで注目された選手が山形の外国人選手・メンデス。ちょっと前の回に出た真面目な選手です。ちなみにオールスター戦にも出ていたとか。メンデスはなんと36歳のベテラン選手…。年齢にまず驚きました。で、メンデスこそがこのチームの守備の中心であり、攻撃の起点。かなり実力のある選手らしく、これはETUが戦う時も手強い相手になってきそうです…。 
 ですが達海はその原因は違う選手にあると、分析を続けます。そして達海は改めてある事実に気付きます。

『山形の選手は
 全員がプレーに集中している』

『要するにピッチ上に迷いがない…
 信じられるものがないとこうはいかない』

『自分達の信じられるもの…』

 達海はそう、山形が1部になったばかりのチームにも関わらず、戸惑うことなくシンプルにプレーできていると感心。山形はこれまでのチーム以上に結束力があるようです。
 そして佐倉に注目する達海。達海は佐倉のことも警戒していました。

『コイツの采配がそこまで選手を
 魅了できるものであるならば
 わかんねえ話じゃねえけどな』

 そしてオールスター戦での佐倉とのサッカー観が似ているという会話を思い出す達海。達海もそのことを認めます。

『似てるか……』

 そんな中思い出すのが前回の山形戦のこと。その時ETUは椿を徹底マークして封じ込めたりと、この時からETUは山形に研究されていたようです。同点に終わったものの、相手を崩しきれず、実際かなり苦戦していたようです。しかも山形は他のチームに対しても研究して、試合に臨んでいるとか…。まるで達海のやり方のようです。
 達海も佐倉のそのやり方を自分と似ているとは認めますが、もちろん負ける気はなく。


「そういう嫌な奴っぷりでは
 俺は負ける気はしねえんだよ
 アサックラー」


 達海はそう不敵な笑みを浮かべ、佐倉に対抗意識を燃やします!ここの達海が悪役そのもので笑。主人公とは思えない悪顔です~。しかも名前間違っているし~。に、してもかなり良い表情しています。
 で、そう言ってから佐倉の名前をサックラーだと思い出す達海。佐倉、ここでも印象薄いと言われてなんだかかわいそうでした…。思い出してからも佐倉であって佐倉ではない何かと戦う達海…。達海、一体何と戦っているの~とつっこみたくなりましたー。悩む達海の姿が面白かったです。そんな達海を見て有里も呆れ気味なようです。

 に、しても今回の山形戦では、達海が作戦立てに悩む姿が細かに描かれていますねー。これまではあえて達海の作戦立てに悩んでいる姿を描かず、試合で達海の作戦が形になっていくまでじわじわ見せていくというような描き方だったような気がしますが、過去編~シーズン後半に入ってからは試合の見せ方もどこか変わり、達海やキャラの心理描写が増えたような気がします。これはいいか悪いかは分かれるような気がしますが、個人的にはこれまでずっと読みたかった部分なので嬉しいです。


 それから気を取り直し、プランを練る達海。前回山形の守備を崩せなかったということで、達海もいつも以上に気が入っているようでした。ですが今回は攻撃の要である椿不在…。達海にとっても苦しい試合になりそうです。
 そんなふうに悩みながら、クラブハウス内をうろつく達海…。資料を落としまくってしまい、有里をヒヤヒヤさせます。クラブハウス汚さないでに笑。ですが有里も達海が一生懸命相手のチームの研究にあたっていることを知っていおり、達海の身を案じます。

「選手がきついのは当たり前だけど……
 作戦立てる人も……
 ホント大変だよね」

 この辺はリアルサッカーを観ていても思うのですが、毎週全国各地に行ったりして試合するのって結構大変そうですよね…。しかも夏となると夏休みの影響で更に間隔が狭まりますし。選手達も苦労することが多いですが、監督も監督で責任や毎回作戦立てしたりしなくてはならないようで大変なようです。どの仕事もやっぱり大変なんですね…。
 そうスタッフに話す有里でしたが、そのスタッフは頭が下がると言いつつもさっさと帰宅ー。で、残業しろと怒る有里。相変わらず仕事熱心な有里でした~。

 そんな有里をよそに達海は外へ。で、悩んだ時行く場所といえばもちろん練習場!達海はそこで練習帰りの椿と会います…!1回目読んでいた時は「夜会話キター!」と一人で脳内お祭り状態でした。
 ですが達海と出くわした椿は夏合宿の時、達海から注意されたことを思い出し、冷や汗をかき、慌ててしまいます~。

「うあああっ
 お…お疲れ様です
 監督――!」
「……」

 そしていつものように呆れる達海…。なんだかんだでこれが二人らしいなーと思ったり。
 椿はいつも通り夜、一人で練習をしていました。に、しても達海容赦ないです。

「次の試合出場停止で暇持て余す
 お前にはちょうどいいかも
 しんねーけどよ」

 椿のショックがギャーンと半端なさすぎる~。椿にとって達海からそう言われるのは本当絶望的なことなんでしょうね…。まだ色々引きずっているみたいです。達海、正直すぎだろうとツッコミたくなりました。そこがまた達海の魅力なのかもしれませんが…。
 ですが椿はじっとしていられず…。そこで思い出すのが神戸戦での出来事。

「そ…その通り
 その通りなんですけど……」

 村越の話、コータ達の応援、ゴロー達の弾幕、怪我した後の緑川の姿…


「今はとにかく…
 俺…

 少しでも…
 上手くなりたいンス!」


 椿は様々な人の思いを知り、その人達に報いろうと頑張ろうとしていました。そんな真剣な椿の姿に心打たれました…。これからも楽しみな椿の今後です。
 そんな椿の話を聞き、達海もそんな椿の色々な思いを汲み取ったようです。そして笑みを浮かべる達海。達海もそんな椿をよく思っているようです。その笑みの理由を過去編まで遡ったりして、色々考えてみるとなんだか泣けてきます…。人と繋がろうとしている今の椿…もしかすると7の系譜はそういう意味でも受け継がれているのかもしれません。

 それから気をよくした達海は、椿にも山形に対する印象を聞いてみることにします。そう聞かれ、前山形と戦ったときのことを思い出そうとする椿ですが、その試合でも椿はミスをしまくっていたようで、動揺してしまいます~。しかも達海がすかさず「いつもだろ そんなん」とまたまた鋭いツッコミを!やっぱり容赦ない達海でした。ショックを受ける椿がツボでした~。
 今回は椿の色々な表情が見れて椿ファンとして、感無量です。ですがさすがにここまで出番が多いと、優遇されすぎていないか?とどこか不安になってしまったりも…。実際その予感はあたることに…。

 で、達海に促され語り出す椿。夜の空気がまた…。椿も山形のディフェンスが固かったとやりづらさを感じていたようです。チームの意思が統一されており、守備・攻撃時の切り替えもしっかりしていたようです。だからこそ、なかなか守備を崩せなかったとか…。

「だからなんか…
 感覚的になかなか自分達のペースっていう
 時間が少なかったような…」

『なるほどな
 選手も同じ印象か…』

 達海もその話を聞いて改めて納得します。ですがこの後はおどおどしたりといつもの椿に…。達海もまたまた呆れ気味に。

 そうして話が終わり、クラブハウスへ戻ろうとする椿。セリフがないコマのもたせ方がまた素晴らしいです。で、椿はその時ふとあることを思い出し、達海に伝えます。最後の言葉を伝える椿の表情からは確かな意思を感じました。

「あ そうだ
 山形の選手でミスが多かった人が一人いたんですけど…

 俺その人見てちょっとホッとしたり
 していたんですけど…」

「いーからなんだよ」

 
「その人
 ミスはしてたけど

 それでもなんか上手かったです」


 その椿の話に強く興味をひかれる達海。どうやらその椿の話に出てきた上手い選手というのが山形の作戦に大きく関係しているみたいです。もし勝機があるとすれば、ここがポイントになってきそうな気がします。今の時点ではあのデコボココンビの二人辺りが怪しい感じがしますが、どうなんでしょう。
 で、達海と椿の会話はひとまずここで終わり。話の続きがあるような雰囲気だったので、そこは山形戦に期待していこうと思います。それが試合中、明かされた時が山形戦が動く時なのかもしれません。一体上手い選手は誰なんでしょうか?


 そうしてまた夜から朝に…。山形の佐倉は一人徹夜してETU対策に励んでいました。

『やっとまとまったぞ!!
 ETU攻略法…!』

 どうやらETU攻略法が完成してしまったようで…。ETUピンチです。一体どんな作戦を考えたのやら…。ちょっとヒヤリとしてしまいましたが、その後映像を自分で作ると張り切ったり、徹夜2日続きでフラーっとして慌てる佐倉を見ていたらつい微笑ましい気持ちに。敵チームなのに何故か親しみがわくチーム山形…不思議です。
 予算に余裕がなく、人手もあまりないと山形も山形で小さい規模のチームならではの悩みも抱えているようでした。山形も苦労しているみたいです。ですが佐倉はそんな中でもそれを苦と思わず…。

『しかしこの状況ですら
 苦ではない

 チームが順調に成長し…
 未来が希望に満ちている今の状況ならば!』

 佐倉はこの山形の監督という仕事にやりがいを感じているようでした。そんな佐倉がどこか生き生きとして見えました。佐倉もなんだか応援したくなります。
 そして佐倉は改めて達海を意識…!


『タッツミー
 憧れの対象であるあなたを
 私は今度こそ
 超えてみせますよ』


 佐倉は達海を憧れているからこそ、達海を超えたいと強く願います。なんだか燃える展開になってきました~。山形戦の終わりには一体何が待っているのでしょうか。伏線も増えて山形戦がますます楽しみになりました。そういえば佐倉は山形の監督の前、何をしていたんでしょうか…。そこも気になるところです。


 今回最後は山形へ向かうバス(それから新幹線に)に乗り込むETUの面々の姿でおしまい。ですが今回の山形戦では予算の都合でスタンドのカード要員が同行しないようで…!同行しない試合もあると描かれてはいましたが、何故よりによって今回なのか…と初めは動揺したりしました。椿や他の選手も残念そうです。

「ちぇ
 同行できると思っていたのになー」
「……」
「残念だったな椿
 スタンドからメッセージ掲げたかったよな」

 試合に出なくてもカード要員として椿の出番があるんじゃないかと淡い期待を抱いていた自分、ここでショック死状態でした…。でも椿もメッセージを掲げたかったと分かっただけでも満足です。あの夜会話は、もしかすると椿が山形戦に出ないぶんのサービスだったのかもしれませんね。
 そしてあくびした後の達海の一言でいざ出陣!という感じで今回は締めに。


「ほんじゃ山形…
 ぶっ倒しに行くか――」


 その達海の言葉で選手達も気を引き締めなおします…!村越はじめ、他の選手もいつも以上に気合が入っているような気がしました。メンバーにはいつものスタメンメンバー以外にはGKの湯沢、そして新加入の選手、ガブリエル・殿山の二人も。今回は出番があるかもしれません。山形戦、ETUは勝利することができるんでしょうか…?


 次回からはいよいよ山形戦に突入していきそうです。一体どんな試合が繰り広げられるのかいつも以上に楽しみです。これまで常にスタメンだった椿・緑川がいないのもあって、ETUがどんなふうに戦うのかも気になるところです。MFには誰が入るんでしょう?
 あとジャイキリエクストラ3号に収録されるバックナンバーは今回椿探訪編になるとか。3号は本当に椿づくしになるようですね。これで山形戦は乗り切れそうです。

 それにしても今回は椿ファンの自分にとっては落差が大きい回でした。夜会話キター!と思っていたら、終わりの突き落としっぷり…。山形戦が長引きそうなだけにあ然としてしまいました。ですが流れ的に妙にしっくりしてしまったり。その辺上手くバランスがとれていたと思います。
 ちなみに今回初めて読んだ時の自分の気持ちはこんな感じでした。


   ∩___∩     /゛ミヽ、,,___,,/゛ヽ
   | 丿     ヽ    i ノ       `ヽ'
  /  ○   ○ |    / `(○)  (○)´i、  先生助けてっ!
  | U  ( _●_)  ミ  彡,U ミ(__,▼_)彡ミ   さっきまで元気だった椿ファンが
 彡、    |∪| ,,/   ,へ、,   |∪|  /゛       息をしてないの!!
 /  ヽ  ヽノ  ヾ_,,..,,,,_ /  '  ヽノ `/´ ヽ
 |      ヽ  ./ ,' 3  `ヽーっ  /     |
│   ヾ    ヾl   ⊃ ⌒_つ ソ      │
│    \,,__`'ー-⊃⊂'''''"__,,,ノ   |


 これ以上にこの時の気持ちを的確にあらわすものは多分ないんじゃないかと…。ですが椿がいなくても変わらずETUを応援していきたいと思います!やっぱり自分はジャイキリとういう作品が好きなようです。

 今週号の研究に励む二人の監督の姿、達海と椿の夜会話シーンは今週原稿の締め切りが迫っていて精神的に滅入っていたのもあって、随分救われました。これを描いたらまた原稿に向かおうと思います。漫画描きは本当楽ではありません…。

 ではまた次回に!


 


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