さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

コリントスの2日目の夜

2016年12月02日 | ギリシャ



ギリシャの犬は、このようにだらりと寝そべっているやつが多いのです。無防備に
向こうをむいていたり、片足をあげて壁にはりついていたりと見事なだらけぶり。



これも最初見たときはどうしたのか、と思いましたが、あちこちにあるのでだんだん
見慣れてきました。スカスカの骨組み。再利用の予定がなければ取り壊せばいい
のにねェ。



圧倒的多数というか、ほぼ全員が飲んでいるとも言える「フラッペ」。アイスコーヒー
なのですが、なんとインスタントの粉を使っており、クリーミーに泡立てています。
この泡がとても時間をかけてなくなって液状化してゆくので、しばらくすると飲む
量が増えていくような気分になります。まったりしたり、おしゃべりを楽しんだり
しながらゆっくり過ごすときにはいいのでしょうね。



夜になって夕食に出動。ホテルで「どこかお勧めのいいレストランないですかねえ」
と聞いてみても、どうもしょぼいところしかない。これだけ大きな町なのになー。



というわけで、浜辺のリゾートエリアのほうへ少し遠征。



海辺にはオサレなレストランがいくつかありました。



ハム、サラダ、チーズの盛り合わせ。



これがホレ、チーズが多くてこんなに食べられないよ。右はアーティーチョーク。



サーモンの寿司ロールがあったので試してみました。まあ悪くないけど(^益^;



明日はまたアテネに帰ります。


オデュッセウス 9

オデュッセウスは人食い巨人の住む土地から命からがら逃げてきたり、魔女の企みで危うく豚にされかけたり、なんと冥界に行って死んだ母親にあったりと冒険は続きます。有名なところをひとつご紹介しますと、海の怪物セイレーンと遭遇する場面です。

セイレーンは花咲く草原に座り、透き通るような声で歌い、人の心を魅惑する魔力を持っている。その声に引き寄せられると、もはや逃れるすべはない。そのまわりには、なんと白骨の山がうず高く積もっているのである。オデュッセウスは女神キルケーの助言を聞き、部下たちの耳には甘い蜜蝋をこねてはりつけ、ひたすら船を漕ぎ続けさせ、自分だけはその歌を聞きたいので、部下たちに自分を帆柱に縛りつけさせて絶対にその縄をほどくな、と命じたのであった。俺もその歌を聞きたいなー。

 

       


       

セイレーンは上半身が人間の女性で、下半身は鳥や魚の姿をしています。英語ではサイレン(警報)、フランス語ではシレーヌ、漫画「デビルマン」の有名なデーモンの名前です。



コメントを投稿