津波と放射能にやられた富岡の町を歩いています。福島銀行も、錆びてきているな。
何年もそのままって、なんだかSF映画のセットを見ているみたいな気になってくる。
これは防空壕?この地域は戦時中に軍の施設があったから空襲を受けたそうですねェ。
ガラスが割れたままです。ここは日本ですか?という感じです。
何かの店だったのでしょうが、白く塗られています。塗りつぶしてから売りに出すという
ことなのでしょうか。まあ売れないとは思いますが。。。
おー、頑張ってくれー。
ここに灰皿があったので、ありがたく利用させて頂きました。
喫茶店だったようですね。
こちらはスナックだったのかしら?
自転車屋さん。
横のバイクが朽ちています。立派な商品だっただろうに、とりあえず避難して、
そのままにせざるを得なかったのでしょう。
大きな小学校と中学校が並んでいました。戻ってきた生徒さんたちは、全部で20何人で、
一学年に何人もいないとか。先生たちは何人いるのでしょうか。戻りたい気持ちと、
子供たちを放射能汚染の近くに連れてきたくない気持ちの葛藤でしょう。
少し高台になっているところがあったので登ってみました。人っ気のない町は
本当に寂しいぞ。ただの「過疎」じゃなくて、津波の「天災」だけじゃなくて、
放射能をまき散らした愚かな「人災」のせいだと思うと尚更悲しいぞ。
すごっ!
スナックなんだ?判読不可能。生きている間に来たかった。あとで聞いたら、震災の
前にすでにつぶれていたのではないかという話でした。
いままでで一番せつない気分になる散歩でした。