さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

「室蘭の記憶」という写真集

2019年04月10日 | 北海道シリーズ



ふたたび「英国館」に行きました。今度は空いていたのでカウンターに座る。俺が街の
歴史に関心があるというと、こんな本があると見せてくれました。大好きなやつだ~。



旧室蘭の駅舎。いまはきれいな観光案内所になっている。



バスの形が丸みを帯びていて素敵ですなあ。



この本の面白いところは、現在の姿も並べてあることです。港がすたれてまわりに
何にもなくなっちまった。



賑わっていた駅前には商店がびっしり並んでいました。しかし今は~w
並べると悲惨ですなあ。。。



やはりテレビ、ラジオといった電化製品の店が並んでいたんですね。いまは郊外の
大きなショッピングセンター、もしくは通販になっちまった。



こちらは中央町商店街。活気がありました。



いまはシャッター街だよ。ここから手前を右に20mぐらいで英国館なんです。



「三丁目の夕日」の頃だよ。



こんなになるとは、誰も予想はしなかっただろうなあ。そしてこれから50年後には
どうなっているのかなー。



郷愁を誘うような内容のドラマや映画は、よくこの時代を描きますよね。タイムスリップ
したり。貧乏で苦労したけれど、夢と希望があった、という時代だからかな。



これじゃあ、あんまり夢も希望もなあ^^;



商店街にアーケードが出来たときにはお祭りがあったそうです。



ここだってよっ!日本中のアーケードは、どこも老朽化が進んで取り壊される所が多い
らしいです。なかには取り壊す体力がなかったり。



とにかく人の姿が多いですよね。



いまは平日も休日も、昼も夜も人を見ないw 多きゃいいってもんでもないんだが。



近代化がいいわけじゃないってことだよなー。



これは国道が通って、これから町が出来てゆくという頃の画像。



劇場にはこんなに人が集まったと。娯楽を求める気持ちが強かったんですね。

この写真集、思わず長い時間見入ってしまいました。それからママさんといろいろ
おしゃべりを楽しみました。都会にはすっかりなくなってしまった、まったりとした
時間です。



突然おでんをご馳走してくれました。夜に近所の人たちが集う女子会が予定されていて、
そこで出すものを準備しているそうです。20代から80代までいるとか。今度来るとき
には、お返しに何かお土産でも持ってこないとなあ。