「詠んで私の詩」
ポエム
『駅弁』
作品4963
・夜汽車では
駅弁は楽しみ
止まる駅々で
駅弁売りから
ほんの数分
この時間は
スリルとおいしさ
味わう時なんだ
「詠みました私の詩」
〔作者:中谷美咲〕
「詠んで私の詩」
ポエム
「命果てるまで」
作品4962
・この時代に
期待なんかない
己の命
果てるまで
詩を書く
それだけ
意味はない
詩は己自身だから
「詠みました私の詩」
〔作者:中谷美咲〕
「詠んで私の詩」
ポエム
『将棋倒し』
作品4961
・誰が倒すか
不安を感じ
将棋倒し
将棋の駒を引き抜く
ひとりぼっちの心地
「詠みました私の詩」
〔作者:中谷美咲〕
「詠んで私の詩」
ポエム
『新入学』
作品4960
・春風あび て
黄色の新入学
横断歩道を
渡るすがたも
どこかあどけなく
不安と悦び
新たな友と
分かち合う
「詠みました私の詩」
〔作者:中谷美咲〕
なぞかけ
『スカート』
作品4959
・スカート
「とかけまして」
「なんと解く」
・気分爽快
「その心は」
・夏はすかっと
風なびく
スカート
〔落語家:しらん亭咲〕