愛読者の皆さん、おはようございます。
昨年5月、標記の件につき、金融機関の対応が厳しくなりそうだと愚痴りましたが、その後日談です。
依頼を受けてから1年以上かかりましたが、昨日、漸く相続人すべての方に遺産(預貯金)を分配することが出来ました。
結局、音信普通と思われた相続人Kさんから今年になって連絡があり、そこからとんとん拍子に手続を進めることが出来たからなのですが、そこに至るまでの1年間は結構紆余曲折ありました。
時系列的に書き出してみますが、
(1)Kさん1人だけ音信不通だった(郵便物は届いていた。だから、今年になってKさんから連絡があるまで、何かしら理由があって協力を拒否しているのだと思っていた)。
(2)それでも、ひがしんの回答は、非協力者がKさん1人ならば解約手続に応じるとしてくれた(Kさんの法定相続分が1/14だったことがその理由)。
(3)ところが、ひがしんへの提出書類に「念書」というものがあり、そこには「後日何か問題が生じた場合には残りの相続人全員で連帯責任を負う」という文言があったことで、Yさんが念書の提出を拒否してきた(私への委任状の提出には応じた)。
(4)全員分の念書が無ければ解約手続には応じかねるとひがしんからは回答があった。
(5)対応に苦慮している最中、相続人の1人Mさんが亡くなった。前妻との間に子供が3人いるとのことだった。
(6)万事休す。弁護士への引継ぎを考え始めたところにKさんからくだんの連絡があった。ちなみに、昨年何度か送った書類には気付かず、今年なって送った書類に初めて気づいたとのこと。
(7)Mさんの子供達3人とも無事に連絡が取れ、解約に必要な書類を受領することが出来た。
おおむねこんな感じです。
途中何度か挫折しかけましたが、時間をかけることで、依頼者のご希望通りに仕事を終えることが出来てほっとしています。
では、皆さんにとって今日が昨日よりも幸せな一日となりますように
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