大晦日に急遽、電話相談を受けることになりました。
フランチャイズの居酒屋を数か月前に始めたAさん(男性)からメールでの申込みがあったからです。
開業時に総額4000万円のリースを組んだのですが、経営が赤字続きでリース料を支払えなくなり、来年早々には期限の利益を喪失(分割払いから一括払いに切り替わること)する可能性があるとのことで大変困っているようでした。
なぜかAさんは当初個人再生を望んでいました。
それは、Aさんのお父様が連帯保証人なのですが、どうもAさんは、破産だと連帯保証人へ請求が行くことは避けられないが、個人再生だと避けられると勘違いしていたようです。住宅ローンならば確かにそのようにすることができるのですが、他の債務はそうできません。結局違いは無いということをお伝えしたら、破産でも良いということになりました。
となると、後は連帯保証人であるお父様の今後の対策です。自営で住宅もあります。
このような場合には私は必ず不動産の査定を業者に依頼するよう伝えます。時価がわからないことには有効な対策が打てないからです。
いつもと同様に1時間ぐらい話しましたが、私の言葉はAさんにどのような感じで伝わったでしょうか?
私の指示したことをAさんは果たして行うでしょうか…。
それにしても、相談で終わるとは自分らしい年末の過ごし方だと感じた出来事でした。
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では、また明日。
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--司法書士 松鵜孝之(HN:佐季papa/サキパパ)--
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