映画か~ 最近観に行ってないな~
と思っていた今日この頃、これは見ておかないとと・・・
いろんなものを見るとなんだかあまり良い思われ方をしていない
納棺士ではある様ですが、私も葬儀系の花を扱っている為
その気持ちは分かるつもりです。
確かに亡くなる人が居なければ葬儀の花飾りはありません。
「人が亡くなって○○しているのは葬儀屋と花屋だけだ!」
などと言われていることも感じない事もありません。
人に喜んでもらえる仕事がいいと、軽い気持ちで花屋に入社しました。
その会社が花屋とはいっても冠婚葬祭の花飾りもする花屋でした。
男の私は売店での花売りやアレンジメント、花束などの仕事は少なく
いわゆる裏方、現場の仕事をしていました。
週末になると結婚式の準備で残業になる日も少なくは無かったけど、
毎日があまり準備の出来る事のない葬儀の仕事がメインでしたので、
良い意味で花を挿すスピードは速くなりました。時間に追われる為。
結婚式の花を飾っているばかりでは無く、葬式の花がほとんどなのです。
うれしい時の花ばかりではなく、かなしい時の花が多いという事です。
花を挿せる様になると、ひとりで現場に行く様になりました。
葬儀式場や御自宅に花とそれに使う道具を持っていきます。
忘れ物の無い様、遠い現場でもし足りないものや忘れ物があったら大変!
でもそのおかげで、そこにあるもの、持ってきたものだけで何とかしよう、
何とかしなければならない、何とかすれば良い、という良い意味での
現場強さがついた様な気がします。
時代が良かったのか、この花屋は社員の好きに祭壇を飾る事が出来ました。
ある意味プレッシャーですけど、その代わり毎回考え続けましたけど。
現場に着くと葬儀屋さんが幕飾りや祭壇を組んでいます。
それが終わった時点で花屋とタッチ、花屋の出番となります。
流石に最初の頃は緊張しました。今でも・・
会館葬の時は遺族が見ている事はほとんど無いのですが
自宅葬はそこに皆居て、見ていて、誉められ、時には質問攻めになります。
挿すことをためらっていてはなかなか挿せません、イメージを決めて
一気?に迷い無く挿すようにしなければなりません。
飾っている以上プロとして。
でもふと思うことがありました。葬式といえば人生最後のセレモニーです。
こんな俺が飾っていいものなのかなと・・・
こんな若い小僧が最後のセレモニーの花を飾っていいのかと・・・
仕事としてだけの気持ちでやっていては失礼ではないかと・・・
そう思い始めたら、
“少なくとも今出来る精一杯の事をやろう”
“そうでなければ失礼だし、申し訳ない”
という気持ちになった事を覚えています。
祭壇を挿し終わってから葬儀屋さんやご家族の方の意見を
聞くまでドキドキです。
ご家族の方から「ありがとう」言われるとほっとします。
今でのお客様の反応を見るのはドキドキです。
もちろん気に入らなければ直します。
好みは誰もが一緒ではありませんので・・・
その会社おかげもあって今でも「冠婚葬祭」の仕事を続けています。
きれいに花を飾って上げたいという気持ちを
忘れてはいけない仕事だと思っています。
その事を常に思いやって行きたいと思います。
映画「おくりびと」観に行きます。
と思っていた今日この頃、これは見ておかないとと・・・
いろんなものを見るとなんだかあまり良い思われ方をしていない
納棺士ではある様ですが、私も葬儀系の花を扱っている為
その気持ちは分かるつもりです。
確かに亡くなる人が居なければ葬儀の花飾りはありません。
「人が亡くなって○○しているのは葬儀屋と花屋だけだ!」
などと言われていることも感じない事もありません。
人に喜んでもらえる仕事がいいと、軽い気持ちで花屋に入社しました。
その会社が花屋とはいっても冠婚葬祭の花飾りもする花屋でした。
男の私は売店での花売りやアレンジメント、花束などの仕事は少なく
いわゆる裏方、現場の仕事をしていました。
週末になると結婚式の準備で残業になる日も少なくは無かったけど、
毎日があまり準備の出来る事のない葬儀の仕事がメインでしたので、
良い意味で花を挿すスピードは速くなりました。時間に追われる為。
結婚式の花を飾っているばかりでは無く、葬式の花がほとんどなのです。
うれしい時の花ばかりではなく、かなしい時の花が多いという事です。
花を挿せる様になると、ひとりで現場に行く様になりました。
葬儀式場や御自宅に花とそれに使う道具を持っていきます。
忘れ物の無い様、遠い現場でもし足りないものや忘れ物があったら大変!
でもそのおかげで、そこにあるもの、持ってきたものだけで何とかしよう、
何とかしなければならない、何とかすれば良い、という良い意味での
現場強さがついた様な気がします。
時代が良かったのか、この花屋は社員の好きに祭壇を飾る事が出来ました。
ある意味プレッシャーですけど、その代わり毎回考え続けましたけど。
現場に着くと葬儀屋さんが幕飾りや祭壇を組んでいます。
それが終わった時点で花屋とタッチ、花屋の出番となります。
流石に最初の頃は緊張しました。今でも・・
会館葬の時は遺族が見ている事はほとんど無いのですが
自宅葬はそこに皆居て、見ていて、誉められ、時には質問攻めになります。
挿すことをためらっていてはなかなか挿せません、イメージを決めて
一気?に迷い無く挿すようにしなければなりません。
飾っている以上プロとして。
でもふと思うことがありました。葬式といえば人生最後のセレモニーです。
こんな俺が飾っていいものなのかなと・・・
こんな若い小僧が最後のセレモニーの花を飾っていいのかと・・・
仕事としてだけの気持ちでやっていては失礼ではないかと・・・
そう思い始めたら、
“少なくとも今出来る精一杯の事をやろう”
“そうでなければ失礼だし、申し訳ない”
という気持ちになった事を覚えています。
祭壇を挿し終わってから葬儀屋さんやご家族の方の意見を
聞くまでドキドキです。
ご家族の方から「ありがとう」言われるとほっとします。
今でのお客様の反応を見るのはドキドキです。
もちろん気に入らなければ直します。
好みは誰もが一緒ではありませんので・・・
その会社おかげもあって今でも「冠婚葬祭」の仕事を続けています。
きれいに花を飾って上げたいという気持ちを
忘れてはいけない仕事だと思っています。
その事を常に思いやって行きたいと思います。
映画「おくりびと」観に行きます。
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