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私達の社会性の根本には、人間の弱さが隠されている。

2015-07-15 | 社会問題
弱さを忘れた、驕る社会に未来なない。

地球の大事件、人はいつから人間になったのか。

そして人は何処から来て、何処に行くのか。

そのカギは「自立」にある。怠け者にはようはない。

私達の社会は連続的である以上、自己保存、自己防衛を忘れた社会は力が弱くなるように、

毎日の生活は大昔から自然環境への挑戦と民族同士の応戦の中の連続にある。

従って歴史を忘れた民族には夢や希望が無く、未来もないと言う事になる。

ヘーゲルはこう言っている。

「歴史と人生はやり直しの連続である」と。

ヘーゲル哲学の核心は、歴史とは精神が自己を意識していく過程だというところにある。

我々人類は人間関係の修復を求めているのだ。


歴史には二面性があるように、人の行く裏にこそ華の山へ続く道がある。

血が流れることが歴史の片面であるなら、もう一方の裏に書かれている事実は女性の歴史なのである。

その歴史を紐解いて見れば判るように、「女性の活躍が消された」「女性の犠牲史」であるように、まさに歴史を忘れた女性に人類の未来はない。

私達はこの歴史の事実を無意識ながらに受け止めては本能的に応用し、豊かな社会の実現を可能にしているのであるのだが、実際はそう上手く行っていない。

歴史物語とは両極端な振り子の様に理知と情緒を揺れ動きながら、しかし前にしか進めない不器用で崇高な魅力を持つものであり、事実は良ければ良いほど悪く、悪いと思うことが良くもなっている。

私達がわくわくする望ましい姿とは、女性たちが女性たちの手によって共存社会を発展させていくその過程こそが「正義」の渇望にあると考える。

男性が創造者であるならば、女性は守護者である。きっと創造主も喜ばれるに違いない。

未来はどっちだ。間違っても血が流れる方であってはならない。力による支配関係にはもううんざりだ。



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