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石油が水よりも安くなる。

2015-06-21 | 社会問題
米国が石油の消費量ではなく原産国として世界一となり、世界は石油あまりの時代が始まるらしい。

何でも使い古した油田に炭酸ガスCO²を注ぎ込めば新しい石油を安く掘り出せるそうだ。

太陽光発電や風力発電などの代替エネルギーの時代が一瞬にして終わりを告げた。

従って、世界中で騒がれている石油安の時代はかなり長く続くものと考えられている。

安い石油時代とは今世紀最初の歴史的な大変革である。

私は20年くらい前から石油は無くなると信じて、太陽光発電や水素エネルギーにかなり注目してきましたが、

どうやら電気自動車さえ要らなくなりそうです。


なんでも、石油産出量一日約一億バレル以上の石油が容易に安く掘り出されるらしい。

石油価格をコントロールしているOPEC12か国と、それ以外の米国、ロシア、メキシコ、ベネズエラ、カナダ、ブラジル、ノルウェー、それから北極油田、海底油田やアフリカ諸国から大量の石油がやって来る。

先端技術によって革命的と言えるほど生産の増強が見込まれる状況になっているからだ。

実際にどの程度の石油がこの地球上に残っているかと言うと、

控えめに言っても二千年くらいは無くならないらしい。別の意見では二万年以上は大丈夫だそうだ。

日本技術者がせっかく創り出した水素エネルギーや電気自動車は宇宙エネルギー、未来の乗り物となりそうです。


第二次世界大戦後には石油支配が世界を我が物にしたと言えますが、石油があまれば大変です。

オバマ大統領がイラク派遣から撤退したのも石油が理由で戦うメリットが無くなったからかもしれません。

実際、1929年オクラホマで石油ブームが起き、原油の値段が十ドルに下がった後、米国の景気が回復したし、1950年代には中東で石油が大量に産出されて世界経済が拡大し、1980年代にはメキシコの海底油田が開発され再び景気が良くなったように、今年の下半期は米国の景気が良くなるとの予想です。

アメリカは今しばらく石油バブルの状態が続き、また石油暴落も考えられるそうです。


日本も一度は石油の恩恵にあずかってみたいものですが、そうなると国民が怠け者から抜け出せなくなるから日本には石油が無い方がありがたいかもしれません・・・。





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