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世界経済統一を考える。その2.

2019-03-21 | 社会問題
 3月21日 木曜日

 おはようございます。 ウィン・ウィン王国です。


「マルクス・エンゲルス」と「アダム・スミス」との論争に、

いよいよ決着をつける時代が来たようである。

「アソシエーション」と「見えざる手」。

確かに聞こえは良いのだが、いったい何時になればその日が実現するのか。

社会的なことが独り歩きするその訳には、

どうやら相対的関係性にあるように見える。

結論を言おう。

「経済活動の邪魔をする敵を明確にする。」 これだ。

つまり、お金に消費期限があれば格差是正に繋がるだろう。

「このお金は半年で消えます。こちらのお金は100年期限です」と・・・。

それにしてもマネーは偉大である。

現代は、政治と経済が切っても切れない間柄だ。

税金が停滞しているマネーを回して、

DGPが国民の豊かさを繁栄させる。

グローバルが国境という閉鎖的な壁を越えて行く。

「それは本当なのか? そうは見えないのは、私だけなのだろうか。」

ことの発端は、そう、資本だ。

人間が自ら最も強く欲するものは自己利益であるからだ。

そうでもしなければ、

人生とは嫌なことが次から次に起こるだけとなろう。冗談じゃない。

確かに、共産主義が失敗したことは認めるし、

だからといって、資本主義が美しいとは到底思えない。なぜなら、

「私悪は公益」「聖なる競争」として悪用可能であるからだ。

文明の発展とは、人類の勝利とは、悪徳の栄え。あっぱれだ。

「ちょっと待て! バランスはどうした? 正義は何処だ?」

拝金主義者たちが言うように、

「結果良ければ全て良し」だと平気で言えるのはなぜだ。根拠が弱くないか。

経済の最大の問題点は、

いつしか目的が不明確になり、変わって手段が目的となっているのだ。

さらに気になることがある。

現在の経済学者や多くの実業家たちは、

善悪についての判断や意見を差し控えるよう訓練されているところである。

どうやらお金持ちとは、地獄の法則に忠実なようである。

いびつな下心が彼らの原動力としてマネーをかき集めているようなのだ。

恐るべき経済学。脱帽だ。

重要なのは、ウィン・ウィン経済主義思想である。なぜなら、

もし仮に、経済学が価値中立的な学問であるなら、

経済学思想を上手く体系化出来るはずだからだ。逆に、

出来ないのは、悪徳という証明になる。

どおりで経済学がいつまでも学問だと認められない訳だ。

常にマネーを欲する欲望人間には、

決して手に入れられない豊かさがウィン・ウィン主義にはあるのだ。

そしてそのウィン・ウィン思想が成功する理由には、

競争激化に疲れ果てた者たちによるものでもなければ、

欲望ゲームの達人たちの手によるものでもないし、

まして、経済の一人歩きによるものでもない。

今いるリーダーが無能だからではないのだ。

それは、

ウィン・ウィン論の叙述であって、

不変の合理的真理であるのだ。



    つづく。



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