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疲れる男性社会とほんのちょっとした女性社会は毎日を二倍に楽しむ方法論。

2015-09-21 | 社会問題
神であれ、仏であれ、聖人君主であれ、万物の中で最も影響力を与える者、世界の創設者、社会システムの監督者は、女性が宗教的にも自然法にも深く通じているのであるから、女性の一生のそれぞれの役割もしくは世界統治者は女性が相応しいと考える。

神秘の究極をなす死生観の極意についての教えであっても、まず第一に女性が理解すること、女性の方が生命に親しみやすい以上、男性社会に足りないものは、失う命にとって、恐怖はお祭り騒ぎのように、恐怖から利得を得ていては、さらに恐怖へと墜ちていく。

不調和音な共鳴や死の恐怖による秘密の彼方に解き明かされる真理に耳がわずらわされることのないように、人は人生の重荷を投げ捨てるべきではないし、旅立ちの後は再び故郷に舞い戻るべき約束の地がある。

また恐怖に際して過去を振り返るべきでなく、恐怖の救済として歓迎すべきである。

貧民から大富豪に、右翼から左翼に、暗黒から光明に、男性社会から共存社会へ、そして死の恐怖からの解放により良き部分としての幸福への進歩は、完全に自然的、母性的基礎に基づくものである。

女性思想の物質的基礎、社会活動が、その女性思想と男性哲学との本性での親縁性の理由であり、それはまたその理性を、母性本能なるものとの二重存在、およそ闘争本能なるものは、いっさい天秤に掛けられないまったく無条件に交わるものであり、日常生活や国家における万事は、闘争本能の目に見えるものと母性本能の目に見えないものとの共同的芸術作品であって、決して革新を許さない普遍の真理を冒涜するものではない。

女性の本来生まれ持っている尊厳を回復する女性権の守護者、女性の不可侵性の保護者、家族と国家における女性の高貴な日常生活の指導者である。

実際、正しく教育された女性は男性よりも遥かに優れていることが先進国では常識である。

異端な世界観が没落をもたらす最後の審判は再び人類を文明的な生活へ移行すべく克服した状態に連れ戻す。

母なる思想と創設者の創造物すべてを包み込んだ物質的、母性権と自然権とが一致する、指導的原理として普遍性にある生活形態へと変更可能にすることを考察することである。

正義の根源たる、共感に幸いあれ、自然権の果実たる成果に幸いあれ、救世の絆たる女性権に幸いあれ!

我々は何も所有していない、自然権に従い、不正を行わず、目的の正しさを一致させる努力の源泉に幸せな共同生活が待っている。

自然法の実証に関連させて、人為的な平等を伴う共同生活に社会正義を求めていくのもまた確固たる正論である。

最後の審判には初期状態へと省みる精神性に結び付いている。柔軟な宗教家は没落の危機にあってもう一度目を逸らしている意識を呼び戻し、真理の発展に気持ちを合わせることよって苦しみへと追いやられた民族、歴史世界の精神的発展とは長らく関わることのなかった民族を改めて戦いへの終止符を打つのである。

支配戦争と男性哲学の番人は、完全装備を身に付けた精神性に誇りを見出し、その破滅思想を想起させて突撃してゆく武勇伝にある。

物質支配と男性的精神との闘争は、個人の人間性の生活のみならず、全人類の生活をも貫いており、この闘争は人間の命の価値を規定し、およそ人間存在の浮き沈みを規定している。

勝者と敗者は互いに訪れ、繰り返し警戒と妥協を余儀なくされる支配関係と人権と主権と偽りの世界平和。

物質的原理に対する闘争を勝ち取ることが男性にとっていかに重要なことか、世界史に注目すべき最も完全な証拠を提供する。

その根本原因の提示は、それによっていっそう高い次元に昇るのに十分役立つものであり、自然の探究によりむしろそれに適したものであるという評価が、完全な真理だと思われるようになる。

男性崇拝的なものと、形而上学的なものとのそのような混血の元では、歴史の習慣的役割が結局のところ確実に混乱を促しているであろうことを証明している。

男性特有の勝つか負けるかによる二者択一的な観念、戦う本能原理が必然的に伴う人為的な階級社会と生活形態の基礎となっている。

資本経済にも密接に繋がっている宗教観念を持つ民族はどこも、純粋な力関係の男性勝利を獲得し、人類の為にそれを永遠に確保する用意は万全に整いつつある。

男性たるゆえんという社会構造には、物質主義の破壊に基づくものであって、その発展段階の純化を繰り返すだけで良しとし、後はいかにして正当性を理由付けることが強さの証明となる。

社会を分割して統治する二つの体系を分ける裂け目は、男性社会の芸術的作品であって、女性たちには決して真似されることがない、究極の美学だと思い違いをしては、他にどうしてよいのか解らない不安定要素にこそ、現代社会の行き詰まりの原因があり、それが過去の偉人たちには克服できずに今日に至っている訳である。

それゆえ女性たちは一大決心して共存社会の構造を見出し、男性社会の優位性の理論に挑み続けるところに女性たちの生きる醍醐味がある。

男性は女性を元にして創られたように、男性が女性を元に創られるには女性はあまりにも複雑な構造であり、男性には到底理解しがたい能力を備えていると考えても何ら不自然ではないし、それに従うことは何も不自然ではない。

人類の同胞性と同胞愛は共通の一つの母胎に由来する基礎付けに反論するのも良いが、一人の父だけの力では到底到達できない高次の起源を対処することを重要視しているのである。

私達は共通の母なるもののお腹から誕生し、母性本能のよって育てられ、女性の真実という唯一の光を見出した愛こそ、世界統一論、人類みな兄弟説なのである。