酒好き文化風俗研究者

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熟練工にマイスターの称号が与えられます。

2015-06-22 | 日記
EU諸国をいろいろ回って思う事は、日本人にはドイツが一番ウマが合う気がします。

そのドイツの良い所を見習おうとするのが、日本版マイスター制度だ。

日本を支えている製造業の熟練工にマイスターの認定制度が出来るそうです。

技能の高さに加えて技能の継承と改善を図るのが目的だと言います。

ドイツではマイスター制度が、かなり定着しているらしく、

マイスターに昇格すれば独立開業も容易になるらしい。

日本流に言えば職人のことですが、日本の学生は世界第一級の大学レベルでは勝負にならないから、

職人制度を創った方が日本流でありドイツ風だ。自らの手で稼ぐ力に合わせた報酬制度がマイスター制である。

日本の若者たちが新しいビジネスを創れないのなら、職人の育成で勝負して行くしか方法はない。

それにこのマイスター制度には失業したらサポートするシステムがあり、

無料で一年半の職業訓練という職人教育を受けられ自信と資格を与えるそうである。

なるべく早く若者たちを世界の荒波にさらしてショックを与え一人前以上にする為である。


そう考えると、日本には大学が多すぎて無暗にホワイトカラー層を増やしているようにも見て取れます。

妥協的で、意味不明で、不完全に卒業させて、人に役立つ強い大人を育てているとは思えないから、

大学を減らして世界各国に出稼ぎをさせるか、職業専門校を創って理論と実践で手に職を与えるかのどちらにしても、

現在の反日教育よりは幾分マシだと考えられます。


製造業の良い所は、一人仕事ではない所です。仲間と共に頑張っている一体感があり、その点、一人仕事はつまらない。

意味も解らずに、ホワイトカラーを量産してブルーカラーが育たないのなら、移民を受け入れるしか方法はないようです。