酒好き文化風俗研究者

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私達のブランド価値を上げたい。

2015-06-11 | 日記
EUと日本のブランド商品を比べた場合、

日本の良質な商品のブランド力が著しく低いのは致命的だ。

せっかく一生懸命に創り出したモノの価値があっという間に無くなってしまう。

なぜだろうか。

日本人は新品を好む。良い中古よりも悪い新品でも新品は新品だ。

大量消費が美徳時代の影響かもしれないが、

資産価値の目減りがあまりにも激しすぎる所がブランド力には致命的だ。

日本は所有に対するペナルティーが世界でも一番高い国である。

不動産にしろ車にしろ、買った次の日には三分の一以下だ。

4,000万円で勝った不動産もたった一日で1,000万円も下がる。

600万円の新車も同じで、すぐに200万円下がる。

日本で売るより外国で売った方が高い場合すらあるそうだ。

これではいかに日本の商品が優れていてもブランド化は難しと思われる。

言うまでもないが、EUは一度生み出した商品を大切に扱う文化である。

だから、家にしても車にしても古くなっても資産価値が高い。

中には、プレミアが付き貴重価値まで高まっていくが、日本では逆だ。

日本人はモノを大切にしないのか?そうは思わない。

良いモノを長く使うのが苦手なのか?そうでもない。

では何が使い捨て文化にしてしまったのだろうか。


ブランド力とは時間を超えた価値を生み出す事であるから、

「この商品は100年後もそのままの価値があります」と言うモノが日本中に出回れば日本ブランドの完成である。

「もったいない」文化をさらにレベルアップすることがブランド好きな日本人の未来像であると考えます。