角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

「草履」と「雑履」。

2007年10月11日 | 実演日記

<生地詳細・素材感>

今日の草履は、一般綿生地シリーズMサイズ23cm〔3000円〕
黄土色のひらがなプリントをベースに、緒は深緑の絣風綿生地にしてみました。濃い色同士の組み合わせは、寒さに向かうこの時期に似合いますね。久々のタイトルは「深まり行く秋」でいかがでしょう。

実演席で稀に聞く言葉、『あぁ、布草履ね。これって床掃除にもなるって言うわよね、キャハハハハ!』。私に向かってではなく、同伴者同士の会話に多いです。今日もこの言葉を聞かされました。

話の意味としては分かります。たとえば台所仕事の最中、床に飛んだ水しぶきを拭くのに、雑巾を見つけてとなると一手間増えます。そこで、履いている草履でもってすいすい…というわけですね。実に効率的で無駄のない動きと思います。

「健康に効果がありながらなお美しい草履」、これはかねてからの私のコンセプトです。実演でもそうしたご説明をしていますし、それらをご理解いただけた方がお買い上げくださると信じて疑いません。
もちろん、『私の草履は床掃除のために作ってるんじゃない』などとは申しませんし、一旦お買い上げになった草履がどのように使われようと、それに文句を言うのは筋違いも甚だしいことになります。

そこで今日のお客様には、『それ(床掃除)は、副産物ということで…』とお応えしました。主には健康と癒し、ときに床掃除ということでいかがでしょう。
床をお拭きになるときだけは、「草履」ではなく「雑履」と思っていただければよろしいかと…。

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