角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

変わります!〔その1〕

2007年12月09日 | 製作日記
「名称」が変わります!

2008年より「角館の布巻草履」を、「創作履物 角館(かぐだで)草履」に名称を改めることとしました。
「かぐだで」とは、当地に暮らす人々が愛情をもって呼ぶ角館の呼び名です。県外の方には馴染みが薄く、呼びにくいとお感じになるかも知れません。もちろん無理にではありませんが、角館をより親しく感じていただくためにも、ぜひ“慣れて”いただければ嬉しく思います。

2003年12月、この草履を未だ漠然とイメージしていた当時も、「角館」を冠することだけは念頭にありました。角館の伝統工芸「樺細工」に永く携わっていたせいか、『角館で産するものはほかのどこにもない作品』という気持ちは強く持っています。これもひとつのプライドと言えばそうかも知れません。

2004年4月、第一期の作品が完成し発売する際、名称を現在の「角館の布巻草履」としました。布だけで編む「布草履」はすでにところどころで発売されていましたから、ひとつの差別化を図る意味でも「布巻草履」としたんですね。
そのときも「角館」の地名はどうしても譲れず、恥ずかしながら「角館の…」を冠したわけです。

あれから四年が経過し、おかげさまで知名度も増してきています。第一期作品と比較すると、かなりの部分で改良が進みました。今年「土踏まず付き」を発売できたことで、他の部屋履き草履との差別化が一層進んだと思います。そろそろ自信を持って「角館」を名乗って良いのではないかと、手前勝手な判断もあります。「角館の草履」と言えばほかに連想させる履物がないことも勘案し、このたび改称を決意した次第です。

年内にはトップページを更新し、印刷物等もおいおい更新して参ります。2008年からは、どうぞ「角館(かぐだで)草履」とお呼びくださいませっ!

明日のブログは、「変わります!その2」をお伝えします。

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