角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

足に嬉しい草履。

2014年05月02日 | 実演日記




今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き[四阡六百円]
行きつけの生地屋さんで見つけた新柄です。色違い三種の中で、まずは春らしくピンク色でまとめてみました。今年の桜まつりでもピンク系は相変わらずの人気ぶりで、在庫ももう多くはありません。やっぱり可愛い草履は気分が明るくなりますからね。
角館草履に比較的珍しいメルヘンプリントがこちらです。



東京からお越しのご夫婦旅。奥様が角館草履に興味津々でした。それには理由があって、膝に病を患ってから、足指で掴む力が落ちていると専門家から指摘されたとのこと。やはりご自身にも自覚があるようで、足指で掴む運動に優れている部屋履き草履が頭にあったわけです。これこそ「ご縁」じゃないでしょうか。

そしてお選びくださったのが「今日の草履」でした。編みあがって一時間も経っていませんから、ここにもご縁を感じます。ご主人もご自分用をお選びになり、早速今夜から草履生活をスタートさせてくれるでしょう。試し履きされたときの奥様の言葉、『あっ、指がしっかり掴めるし、気持ちいい!』。これからは今までより足の調子がいいはずです。

今日も再会が続きました。北海道にお住いのおばさまは二年ぶりのお買い換えです。『インターネットで注文できるのは知っていたんだけど、どうせならここまで来たほうがいいですもんねっ』。嬉しくありがたいお言葉でありました。
続いてお訪ねくださったのは、1月14日のブログでご紹介した「喜寿の贈り物」の贈り主さんです。ご両家のご両親はあれから草履生活を続けられているそうで、『足の調子がいいって言ってます~』。ご自身も同じく足の具合が良いそうです。

やはり今日も「黒田官兵衛」が話題になりました。それもそのはず、西宮家に隣接する駐車場には、角館のお祭りで曳き回されるヤマが展示されています。その人形場面が「青山の戦い」、登場人物が「黒田官兵衛」と「赤松政秀」なんですね。タイムリーな人形を飾るのも、角館人のサービス精神でありましょう。





そう言えばドラマ劇中の官兵衛は、間もなく荒木村重によって捕らわれの身となり、片足が不自由になります。官兵衛にも角館草履を履かせたら、少しは痛みが癒えたかもしれませんよ。あっ、その時代は皆ワラジを履いていたから必要ありませんか!?

明日から世の中は四連休、西宮家で昼食を摂るツアーもまだまだ続きます。桜は最盛期を過ぎたものの、檜木内川堤のソメイヨシノがもう少し観られそうです。町の中にはまだ見ごろの桜も点在しています。今年の角館の桜たちを、どうぞ最後までお愉しみくださいませ。
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