角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

人の最期。

2011年11月15日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ23cm土踏まず付き〔4,000円〕
【2012年1月1日より4,600円】
今日の草履も茶系でまとめてみました。今たまたま茶系の布地が数種類あるので、それらを組み合わせて編んでいます。これがとても高評価なので、今後も茶系は準定番として在庫に持ちたいと思っています。

「今日の草履」をお持ち帰りは、秋田市からお越しのおばさま。そのとき23cmの在庫は二足でした。しばし悩んだおばさまは、『うん、やっぱりお洒落な茶色にしよっ』。
とてもお似合いと思います。早速履いてくださいね~。

昨日、仙北市議会のベテラン議員さんが急逝しました。年齢は68歳ですから、まだまだ亡くなるには早すぎるのですが、角館町議会時代には議長も務められたほど長いキャリアをお持ちでした。
脳出血に因る突然の訃報に皆驚きです。なにしろ数日前まで、いつもように自転車に乗る議員さんを見掛けているのですから。

平成の大合併という、大仕事の渦中に議員を務められました。角館にとって大功労者のおひとりではないでしょうか。議員活動以外では、お祭りの岩瀬町張番が浮かぶ角館人も多いでしょう。
心からご冥福をお祈りいたします。

またある知人は、45歳の同級生が亡くなったそうです。こちらも突然の訃報で、比較的親しくしていただけにショックと言っていました。
長く患い介護も数年に及ぶと、確かに家族はたいへんです。逆にあっという間に旅立たれるのも、家族としては悲しすぎます。

どのような因果で人の最期が決められるのか分かりませんが、すべては甘んじて受け入れるしかないのでしょう。人の最期を聞くたびに、ひとまず今日をしっかり生きなければと思います。
コメント
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