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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

この世界はみんなうたかた

2016-01-26 | 息子keke
Aさんと先日のお葬式の話になり、社長さんは60代半ばで「早かった、奥さんも告別式では泣いていた」と言う。

私は父の葬式では泣かなかった。
妹も泣かなかった。

だから泣く・泣かないと言われると何となく違和感がある。
泣きはしなかったが、父は大好きだったから。
そして今も父は私の心の中で生き続けている。


でもそんな流れだったので、「でも離別より死別の方がいいですよね、これからいっぱいいい思い出が残って。」などとはとても言えなかった。
でも心の底で私は思った。
そうやって「お別れが悲しい」と思えるような生き方をしてみたかったものだ、と。



そう言えばまたこの前何の話からか、kekeが「(生きているのは)あと2年」と言うので、「またそんなことを言っているのか、少なくても死ぬのは私が死んでからにシロ」と言うと、「死ぬのはたぶん無いと思うけれど」と言い、あと2年ぐらいで家を出たい、と言う。

「その前に仕事がないとなぁ」と言うと、まだ具体的にそこまでの計画はないようで、でもkekeはあと2~3年で家を出たいそうである。(あくまで希望的観測のよう。)

そして「だから自分に頼られても困る」と言う。


「なんだと?!どっちが誰を頼っているんじゃ。お前の方こそいつまでも親に頼っているんじゃない」と私は言い、「私が困るのはパソコンが動かない時ぐらいだ。kekeになんて頼ってない、出て行くんならそれもいいんじゃないか。」
と言った。


・・・んん・・でも本当に一人になったらちょっと寂しくなるかもしれん・・・(-_-;)


でもかまわん。
親はいつまでも生きてないし、まったく、こっちこそいつまでも親が一緒に暮らしているものだと思われたらかなわん。
親がいなくなっても生きていけるように、早く独り立ちしてほしいぐらいだ。。。



そう言えばAさんと葬式の話で、シーンとしてしまったので、「そう言えばあの社長、おさかな(釣り)が好きだったんですね。写真みましたよ」と言うと、「エッ!sakeさん葬式に来てたの?!」と言うので、「気がつきませんでしたか?」と言うと、知らなかった知らなかったと言う。

「そう言えばBRさん、お近くなのに来てたんでしょうかねぇ。」と言うと「来なかったんじゃないの?というより誰も伝えなかったんじゃないの?」と言う。「だってオレ受付にいたから名前を見たらゼッタイ気が付いたはず」と言うので、「えー!だって私が来たのも知らなかったじゃない」と言うと、「sakeさん違うところに出したんじゃないの?」と言う。


・・・ということは、私が式場と間違えてうっかり通夜振る舞いの方に行こうとしたのもAさんには見られてなくてよかった。


しょうがない。
みんな別れる時は別れなきゃならないんだ。

その日に後悔しないように今を大切にしていこう。今日も明日も。