
圧縮弁当でお腹を満たしたら、
後半戦に出発です。
この先の道は、林道が多くて景色に面白みが無く、
そして険しい道が多かったので写真を撮る余裕がなかったり
で、あまり写真がありません。
写真は、視界が開けたときに見えた利尻富士。
頭に雲がかかってしまっているけど、もうすぐ雪が降りそうな状態だ、と
お土産屋さんのおじさんに聞いた。
特に「砂すべり」という場所は、このコース最大の難所で、
傾斜がキツく、砂の斜面を降りなければいけないので、かなり危険。
ロープが設置してあったけど、これをつかみながら降りないと、
滑り落ちてしまいそう。
更にその先には、岩場の崖っぷちのような海ぞいの道を歩くので
風が強くてちょっとこわかった。

海沿いの休憩所。
目の前で、こんぶを取って、干して売ってもいる。
半月ほど前に、山田邦子もやってきたという
そんな話しを長々とするおばさんの話しにつきあっているうちに
相当時間をくってしまった。

目の前の海でこんぶ干し中。
軽いので、おみやげに買っていく。

ミスターX氏と分かれた後、多少ペースは落ちたとはいえ、
しかし出だしがハイペースだったので、
割とそのペースを保ってその後も歩いたため、
標準時間よりもけっこう早いペースで進めたようだ。
車道に出て、桃岩荘に最後の定期連絡を入れたのは、
標準のグループよりも30分~1時間くらい早そうだった。

桃岩荘が近づくと、遠くにいるうちから
皆が「おかえりなさーい!」と迎えてくれる。
これが、めちゃくちゃ嬉しい。
長いコースを歩ききった達成感にプラスして、
こんなに歓迎して、たたえてくれるというのは、かなり感激するものだ。

到着したら、なぜか「ギンギンギラギラ夕日が沈む・・」
の踊りを踊った。
とっても楽しい気持ちで、踊った。

8時間コースの完走記念表をもらえる。
2009年9月9日というスリーナインな日付もGood。
ちなみにかかった時間も、約9時間という、
なかなかの好成績でした!。
2回も道に迷っておいて、こんな速さで進めたのは、
まさにミスターX氏とのおかげでありましょう。