
トナカイ牧場に併設の「幌延深地層研究センター」にも行ってみた。
この施設は、原子力発電で出た放射性廃棄物を埋めるための実験をしている研究所の
PR施設だ。
穴を掘る実験をしているだけで、放射能は持ち込みませんよ、としているのだけど
住民としては複雑な気持ちでいるようなかんじもあるような。

「バーチカルトランスポーター」などという大層な名前のエレベーターに乗って、
地下500メートルにもぐったところが展示室だ。

エレベーターのパネルには、タイムリーに
現在の進み具合と、速度、到着までの時間が表示される。

展示のメインは、原子力発電は必要なのだということとか
放射性廃棄物は地下に埋めるのが一番よいのだ
ということを訴えたい展示であった。
その辺への意見は今は置いておいて、
地下
にいるものに扉がついている子供向けっぽい展示物。
「ここはなにかな?」の扉を開けると・・。

ぎゃ!

ぐえー。モグラがエサのミミズをためこんでるところ。
ちょっとグロくてびっくりした。

「手を入れて触ってみよう」のコーナー。

ここから手を入れて中のものを触るのだが・・
さっきのモグラの例もあるので、手を入れるのが怖くなってしまい、
小心ながらも、手を入れずにいきなり扉を開けてしまった。

ヒグマの前足でした!
でした!って、
これ、本物だよな・・。剥製だけど。
いきなり触ったらびっくりするぞ。
この分では他の扉もそんなかんじなのか。

モグラでした!

わーん、やっぱりいたー。
これもホンモノだよー。

最後に、地下-500メートルから一気に地上50メートルの展望台へあがる。
帰りの乗り物の名称はなぜか「エレベーター」になる。
果てしなく続く牧草地。
うーん、さすが北海道。