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酒ぶろーぐ

酒を飲んでの失敗談、成功談の他、身近に起こる変なことなどを書き続けます。

和酒バー「庫裏」

2010-03-11 20:55:10 | 
和酒バー「庫裏」

銀座の和酒バー「庫裏」に行ってみた。

ちょっとわかりにくい感じに小さなビルの中に存在する。
表の看板が出ていなかったら気がつかないかもしれない。
入り口も、どこから入るのか一瞬わからなかった。

日本酒を中心に、日本で作られているお酒が取り揃えられている。
定番のお酒はなく、ボトルを空けて飲みきったら次のお酒を仕入れるので
1週間くらいでメニューがどんどん変わる。
よって週1くらいで頻繁に通う常連もいるらしい。
いや、たしかに常連になってしまいそうに魅力的。

オススメを色々飲もう、と
「色々コース」60ml×6杯=360ml(2合)2,000
を注文。
(その他「辛口コース」「旨口コース」というのもある)
出されるお酒の一覧を紙に書いて出してくれるので
記録用に便利。



1つめの飲み比べ

栃木「松の寿 五百万石」純米 吟醸 無濾過 生 原酒

群馬「尾瀬の雪どけ 桃色にごり」純米 無濾過 生 


「松の寿 五百万石」、今回飲んだ中では、これが一番好きだった。
やや甘く、さっぱり系。
「尾瀬の雪どけ 桃色にごり」は、なんと、ピンク色のにごり酒!
イチゴミルクみたい。
その見た目のせいなのか?イチゴの味がする。。ような気がするけど
気がするだけかもしれない。見た目って大事。
でも甘酸っぱい味なので、似てる味なのかも。



2つめの飲み比べ

山形「白露垂珠 寒造り」純米 吟醸 生

宮城「真鶴 無垢の酒 あらばしり」純米吟醸 無濾過 生 原酒

このペアの時が好みとは一番違ったかな。
嫌じゃなかったけど。セットの中では好みから遠いのはこれらかな、
ということがわかった。



3つめの飲み比べ

山形「出羽桜 雪漫々」大吟醸

山形「くどき上手 出羽燦々」純米大吟醸 生

この辺の銘柄は普段も飲んだことがある。好きな山形系。
確かに美味しい。
が、一番目の栃木・群馬という意外なペアが、
これらの王道系に勝っていたのが意外であった。
あくまで個人の好みの話しですが。




つまみは全国各地からお取り寄せした酒のアテ系。
「チーズの酒粕漬け」をチョイスしました。
一人用サイズです。




茨城「来福 さくらの花酵母」純米 生 原酒
さくらの葉っぱについた酵母を使っているらしく
かすかに桜餅のような味がする。
ピンク色のボトルの中で、白い粒が舞う、
見た目からしてお花見にぴったりな春らしいお酒。

この後は、好みの系統をオススメしてもらう。


新潟「鶴齢 越淡麗」純米 無濾過 生 原酒

確かに好きな系統のお酒だ。
なんとなく「無濾過」「原酒」あたりの言葉が入ってる
ものは好きなものが多いような気もする。




高地「亀泉 CEL-24」純米吟醸 生 原酒

手書きみたいなラベルが面白い。
CEL-24は酵母名だそうです。


3合飲んだところでお店を出た。
うーん、満足。すばらしい。

雰囲気も良いし、店員さんもお客さんも
構う・構わないの距離がいい感じで居心地が良い。

お店のホームページには
「盛り上がりすぎているお客様はご退場いただきます」
と書かれていたので、うるさい感じの店長なのかな?
との心配もあったのだけど、全然そんなこともなく、
若くて人当たりのいい人だった。
この手の店にありがちな薀蓄披露しまくりでうるさい、ということもなく、
でも適度に知識も教えてくれて、その辺のバランスも良い。


静かな店なので、私のような盛り上がると声が大きくなってしまうタイプは
一人で飲みに行くのが一番良いかもしれない。
または落ち着いたタイプの人と二人とかが適当かもしれない。
でもテーブル席もあるので、グループで来ている人もいました。

あまり「行きつけの店」というのを作るのは好きではないのだが、
気をぬくと行きつけてしまいそうに、良いお店であった。


この後勢いが出て、
新橋まで歩いて行き、立ち飲み屋をハシゴしてしまった・・。


>つづく

庫裏 (日本酒 / 銀座、日比谷、有楽町)

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