酒ぶろーぐ

酒を飲んでの失敗談、成功談の他、身近に起こる変なことなどを書き続けます。

バリ旅6_バロンに導かれてバリ芸術ダイジェスト

2009-07-04 17:32:36 | 旅行記

今日からお部屋をお引越し。
2階の一番広い部屋、ROOM3へ。
ここは本当に広い。
テラスが2面についていて、
片方のテラスには寝椅子もついていて、
お昼寝や読書によさそうだー。



お昼は、いつも混み合っていてなかなか入れなかったお店
「Ibu Oka(イブ・オカ)」へ。
お昼から少し時間をずらしていったのでようやく入ることができた。
ここ数日、毎日行ってみたけどあまりの混みように断念していたのだ。
ここの名物は「バビグリン」(25,000RP)。
豚の丸焼きがどんどん運ばれて来るこのお店のナシチャンプルの具は
豚さんのいろんなところだ。
ハーブの効いた豚のいろんなところの肉入りチャンプルは
食べ応えもあっておいしい。
が、しかし、こんなに混んでいて次々と同じ料理が出されるにしては、
温度がぬるいのだ。なんでだ?
豚を切ってるうちに冷めちゃうってことだろうか。
豚の皮はパリパリでクリスピーだし、味付けもグッドだし
これで熱々だったら文句ないんだけどなあ、と少々残念。
でも、やはりさすがにおいしかったけど。



こういう子豚ちゃんの丸焼きがどんどん運ばれてきて、
おばさんがこれをぶった切ってチャンプルーに盛り付けていきます。
一日3匹だか4匹だかをさばき切ったら、その日の営業は終了。
だいたい15時くらいには売り切れるそうだ。



そろそろバリの芸術鑑賞をしましょう、ということで。
「プリ・ルキサン美術館」へ。
バリの絵画が年代を追って展示されていて、変遷をみることができる。
入ってみて思い出したけど、ここ、前の時も来たなあ。
森の中の階段を登っていきます。



蓮の池なんかもある、庭園の素敵な美術館でした。
絵とかは撮影できないので、紹介はここまで。



一旦宿に戻ってくつろいだあと、
夕方には、舞踊を見に出かけていきます。
ウブドでは、毎晩いろんなところで舞踏が開催されています。
しかもいろんな種類があるので、見る気になればいくらでも見れる。
覚えるのも大変なほどの種類があるのだ。
畑の野焼きの煙と、寺院のような建物の風景を見つつ歩く。



メインストリートを歩いていたら、いきなり目の前にバロンが出てきた!




バロンは、獅子、虎、牛などの魔力を持つ動物の混合体で、
森の王者であり、バリヒンドュー教の善の象徴である。
バリ舞踏の中には「バロンダンス」という、ストーリーのある演目があるので、
きっとこのバロンは、これから公演に向かうところなのであろう。

これまで夜は面倒になって宿に近くから出なかったけど
やっぱりウブドの夜はエキサイティングだなあー!
と、この道ゆくバロンを見て、熱い血が騒いだ。



今日は、海外公演もこなすという実力派グループの
「Tirta Sari(ティルタ・サリ)」の公演を観にいってみる。
ウブドの中心部、ヴィナ・ウィサタ前で、チケット売りからチケットを買う。
100,000RPだった。けっこう高いな。さすが有名舞踊団。
と思ったけど、1000円くらいなのだ。日本で観たら5000円は下らないだろう。

会場は少し離れたところなので、無料送迎バスが出ているので、それに乗っていく。
ドアとか開いたままなんだけど、気にせず走る。



プリアタンの少し奥まった路地の先にある会場、バレルンステージは、
さすが少々高級感があった。少々ですけど。
この公演では、バリの代表的な舞踊をダイジェストで色々見れるお得仕様。
しかもガムランの演奏も、踊りもトップクラスの人たちなので
なかなか見ごたえがあって飽きなかった。



今回のお気に入りの演目「クビャール・トロンポン」。
男性が女性の踊りを踊るのだけど、スカートもヒラヒラとさせて
なんだかオカマバーのショーを見ているようで面白い。
さすが男性というかんじで、女性の踊りなのだけど力強いので、見ごたえがある。
トロンポンという打楽器を演奏しながら踊る、けっこう技術も必要そうな踊りなのだけど
さすがに上手で、面白かった。
これ、もういちど観たい。



じゃんじゃじゃーん、バロン登場です。
6種類の演目の最後はやはり「バロンダンス」。
これはかなりストーリー仕立てになっていて、台詞もあって、劇っぽい。
女王役の人の台詞の言い回しが、「にしおかすみこ」っぽかったのが
笑いそうになったけど、何度きいても、やっぱり、にしおかすみこだった。
インドネシア語で、何て言っているのかわからなかったけど
「この豚野郎」っていっててもおかしくないような雰囲気でもあった。



このおじさんたちも、コミカルな動きで、
面白くて、上手だったんだよなー。



モコモコした、薬の木、が出てきた。かわいい。
バロンダンスは、もう、へんてこな物体がいっぱい出てきて、
言葉がわからなくても見てるだけで相当面白い。
終わった時、隣に座っていた欧米人のおじさんが
「バロンは、なんだかはちゃめちゃで、すごかったね!」
みたいなことを言ってきた。
ほんと、おもしろかった。バロン。



夕飯食べずに出かけておなか空いていたので、
帰りに「サークルK」でサンドイッチを買って帰る。
「新鮮」とか日本語(中国語なのかも)が書いてあったりするが、
サンバルソースがくっついているのが、バリならでは。



サンドイッチだけでは物足りなくて、
買い置きしていた、インスタントミーゴレンを作った。
この、たくさんついているソースが美味しさの決め手。



昨日食べたのよりも、辛い!

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