
朝8時、先行の南大東島に到着。
どちらの島に先に着くかは、航海ごとに変わる。
ものすごく小さな甲板の半分に乗客が寄って集まり、
頭上からクレーンに吊り下げられたコンテナが降りてくる。
少し恐い。

コンテナに乗って、引き上げられていく乗客の人々。

大東島は断崖絶壁に囲まれているので
船が港の近くまで寄れない。
だから船と港をタラップで結ぶことができないので、
このコンテナ上陸という手が使われているのだ。
港と船を結ぶロープを船から投げる時に、
通常は船員さんが手でぽーんと投げるのだが、
ここでは波が高くて遠いから手で投げては届きずらいのか、
小さな大砲みたいなものでパーン!と火薬で飛ばしていた。
色々なところが普通の船と違って、カッコイイ。
しかし、作業の手間は大変そうである。

9時に
北大東島に到着。
私の乗るカゴが空から降りてきた。
いよいよ夢のコンテナ上陸を果たせるぞ!

念願の、コンテナに乗り込む。
吊り下げられたコンテナの中から見上げた空。

海の上をぐわーん、と吊り下げられて、運ばれていく。

港に着地。
けっこうあっという間。


きちんと人にぶつかったりしないように
うまいこと着地させるクレーン技術も見所。

フェリーだいとう。
港からかなり下に沈んだ位置にいるのが、カワイイ。