Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

タイムトンネルのような岡山駅地下連絡通路

2015-04-19 | Weblog
先週木曜日は岡山。
午前中は市役所で市民会館建て替え地についての会議。市長さんも最後まで同席していた。やはり岡山の文化にとっては重要問題である。
会議後もいろいろ打ち合わせて、大急ぎで走り、できたばかりのイオンシネマで、岡山を舞台にした青春映画『でーれーガールズ』を観る。「映画の冒険」店主吉富真一さんはじめ各氏に勧められていたのだ。岡山の文化にとっては重要な映画の一つであろう。既に一日一回の上映になっていたが満席。市長さんが八百屋店主役で出ている。知った顔も風景も、ちらほら。岡山を知らぬ人たちには奉還町がメインの商店街と思われてしまうだろうというより、表町商店街の存在がなかったことにされているかのようなところが大胆すぎる。あれこれ、まさにご当地映画。……岡山弁は決してきれいな言葉ではない。語尾がだらしない。素っ気ない。つっけんどんである。しつこい。正直、岡山弁女子がかわいらしく見えるということは一部からはなかなか困難と評されているのだが、足立梨花の岡山弁を見聞きする限り、まあ必ずしもそんなことはないのだと思うし、いろいろと麗しい女子岡山弁の記憶も甦ってきた。根岸季衣さんが先生役なのは驚いたが、自然な岡山弁だった。山陽女子校の制服は全国的にも高ランクだったのだろうか。……なんせホリプロ制作でもあり、全篇に山口百恵が流れているというのは、そこは否応なしに気分が高揚するので、卑怯というか、圧倒的にずるいのである。
その後テレビと新聞の取材を、転々と。熱心な記者諸氏がいることは、頼もしく、ありがたい。
夜の取材を終え、『でーれーガールズ』にも出てくる大昔からある岡山駅の西口と東口を結ぶ異様に天井の低い地下連絡通路(写真)を通って西口へ。これは新宿西口の京王線の息苦しい地下通路とはまったくニュアンスが違うのである。
吉富さん、小川孝雄さん、上野和也さん、満田康弘さん、赤松章子さん、景山 圭祐さんらと一献。ありがたい。いろいろ込み入った話も挟みつつ、久しぶりにリラックスできた夜となる。永年お世話になっている「ウルガ」にも寄ってご挨拶。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浜田山駅前に「屋根裏」登場 | トップ | 三田での山川方夫作品朗読 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事