Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

松元ヒロさんに刺激を受ける

2014-09-17 | Weblog
連休最後の日、ご近所で行われていた、松元ヒロさんのライヴへ行った。クランク・インしてもう三年になろうとする映画『ザ・思いやり予算』の撮影を兼ねた、ちょっと特殊な形の、クローズドの集まりである。五十人くらいしか入らない会場だから、ずいぶん贅沢な密度だ。
前半に「ジンタらムータ」の演奏があって八十年代に私も持ち歌の一つであった『不屈の民』を聴き、それが不思議なウォーミングアップ?となる。
松元さんはここしばらくの世の中の出来事を、ご自身の生い立ちから始めて、諸々の事象と組み合わせ、一時間以上にわたって、笑わせ、考えさせ、語りかけてくる。たいしたものだ。ベタな駄洒落を混ぜるバランスがまた、いい。ご本人のネタなので、紹介するわけにいかないのが残念。
最後に十八番の「憲法くん」も予定外だったけれど特別にやってくれる。井上ひさしさんを冷やかすところは、どうも松元さん私がいることに気づいていたのかいないのか、ちょっとためらいがち?だったような気もするが、私も笑ってしまった。井上さんお許しください。
松元さんが独立した後だが「ザ・ニューズペーパー」の皆さんが非戦を選ぶ演劇人の会のイベントに飛び入りのように出演してくれたことがあるけれど、松元さんは私が非戦の会作成による「憲法9条シャツ」を着ているのをめざとく見つけ、なぜか私の写真を撮ろうとなさるので、私もツーショットに収まる。
……とても刺激を受けたし爽快だった。全国で毎日のように舞台に立っている松元さんだが、来月初旬には紀伊國屋ホールでも独演会があります。

沢田研二さんが新曲『一握り人の罪』を発表されていた。「東電」と固有名詞を入れて批判し、「いつか原発廃炉に」と歌い上げる。さすがである。

この夏は、劇作家協会の言論表現委員会で、福井健策さんからのレクチャーも受けた。
「芸術はどこまで自由か」「憲法は我々に必要か」という題で、協会員が意外なほど多く聴きに集まった。以来、福井さんが印象に残る井上ひさしさんの言葉として挙げていた「民主主義というのは言葉の戦争ですから」というフレーズが、様々な局面で、異なる意味で想起される昨今である。

それぞれの表現でやれる限りのことをやっていくべきなのだろう。

最近ブログを新たに記していないので(「更新」という言葉は違和感があるので使わないでいる)、周囲から「いくらなんでもサボりすぎ」と言われる。
どうやらこういうことは習慣である。真冬のオーストラリア、極寒・零下のキャンベラで体調を崩してから、なんとなく遠のいていた。
またぼちぼち書き込んでいけるといいのだが。
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