Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

特定秘密保護法案、参議院安全保障特別委員会「強行採決」は、不成立

2013-12-06 | Weblog
明らかに「憲法違反」といわざるを得ない「特定秘密保護法案」だが、参議院安全保障特別委員会で、自民党・公明党により「強行採決」と報道されている。
しかし、民主党有田芳生議員によれば、野党質問後、与党質問で自民党・宇都隆史議員が質問というより「演説もどき」をはじめ、佐藤正久議員のもとに若手議員からメモが届き、机の下で隣の島尻安伊子議員、西田昌司議員に回され、石井浩郎議員が「議長!」と動議を出し、西田議員がほかの議員に立ちあがるよううながし、いったん立ち上がり、何が何だかわからないまま、着席。そのうち再び起立が促され、勝手に採決と判断し、荷物を持って委員会室を出ていってしまったという。
共産党・小池晃議員がツイッターにアップした速記録(写真)によると、「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」で、採決の体をなしていない。
そもそも納得できる説明がないままの審議打ち切りである。どう考えても不成立だろう。
野党は本会議での「成立」に抵抗する以前に、安全保障特別委員会の「不成立」を勝ち取るべきだろう。
「公明党がぶれている」という噂があるが、信用できない。

こんな日に、沖縄・宜野湾市の佐喜真淳市長は、普天間飛行場返還に関し「県内、県外、国外を問わず全ての可能性を含め一日も早い閉鎖・返還を図るべきだ」と、昨年2月の市長選で「県外」と主張していたにもかかわらず、「県内」を容認。自らの公約を破り、「辺野古移設容認」の考えを示した。多くの議員たちの「公約違反」に追随した形だ。「みんなで破れば怖くない」のだろう。

憲法を破壊し、自らの公約に違反する。こんなことが罷り通っているこの国の政治は、完全に破綻している。
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