今年のゴールデンウイークは、ちょっと欲張っていっぱい雪山を登ってきました。
とにかく、山行中、天気がずっとよく、思いっきり雪山を楽しむことができました。こんなにすばらしい天気が続くのは今までほとんど経験がありません。ここまで天気がいいので、顔は真っ黒、連日の行動で体はぐったり、まるで学生時代の合宿後のような状態です。
でも今日からわたしは一足早く仕事モードに入ります。今回の山行の詳細は仕事が一段落してから後日アップしたいと思います。まずはダイジェストを、
4月29日~5月2日
白馬主稜~不帰の嶮~八方尾根
FunClimbクラブ(詳細はこちら)のNさん、エドヤマさん、Sさん
とわたしの4人で、久々にテント担いで縦走をしました。
白馬主稜は美しい雪稜で、とても楽しめました。
不帰の嶮は、雪の状態が不安定で予想以上に緊張しました。
5月2日~5月3日
岳沢~コブ尾根アタック
白馬から上高地に車で移動し、
わたしを含めて大学山岳部OB4人で登りました。
コブ尾根の頭まで休む場所があまりない、緊張の連続する
尾根です。
5月3日~5月4日
岳沢~奥明神沢~前穂高岳アタック
昨年、奈良の岩場でフリークライミング中に亡くなった大学
山岳部OBの慰霊登山。 都合のつくOB10人が岳沢に集まって
前穂高岳を登りました。
安全に山を楽しむことに改めてみんなで誓った一日です。
早朝の白馬主稜、念のため、ザイルをフィックスしてナイフエッジを登る。
杓子岳手前のテントサイトから見た夕暮れの日本海
不帰の嶮二峰、核心部の最終ピッチを登る。ザイルを6ピッチ出したため、かなり時間がかかってしまいました。この後、わたしが、雪に隠れた深さ4mの穴(シュルンド)に落ちるというハプニングはありましたが、なんとか無事に通過できました。
八方尾根を下山。下山したらすぐに上高地に移動しないといけないので、まだ暗い時間に出発。ブッシュが出てくるころに日が昇り始めました。
岳沢コブ尾根登攀中。最初の懸垂下降は、ちょっと心配なハイマツに支点をとって行う。
実はこれ以降、わたしのコンデジが故障。そのため、他のメンバーの写真を現在収集中です。そろそろ新しいコンデジを買わないとね。