山とランニングの日記(旧ブログ goo)

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ランニング中に脇腹が痛くなる原因がわかりました!

2008-07-14 06:30:18 | ランニングと故障

7月11日(金)午後11:00から放送のNHK「解体新ショー」
たまたま、見ていたらわたしにとってはとっても為になるものでした。
http://www.nhk.or.jp/kaitai/

テーマは、走るとおなかが痛くなるのはなぜ?

これって、私がマラソン後半でいつも苦しめられることなんです。
過去にいろいろ調べて見たのですが、どうも原因がはっきりしませんでした。(過去の記事はこちら
思わず食い入るように見てしまいました。

番組では、ランニングして脇腹が痛くなった人を、立った姿勢のまま撮影できるMRIで腹部を撮影しました。この実験により、その原因が明らかになりました(世界初?の試みだそうです)。

ランニング中、大腸のぜん動運動が小さくなるそうです。その一方で、走る振動によって腹部で腸全体が大きく揺れるため、大腸内のガスが大腸の上部に上昇していきます。その際に大腸の左右の曲がり角にガスが溜まりやすいそうです。番組の実験では大腸の曲がり角にこぶし大のガスの固まりが見つかりました。この固まりが周りの神経に刺激を与え強く痛むようです。その後、運動を止めると大腸がぜん動を再開するので、ガスが分散し、痛みがなくなります。

わたしは、脇腹の痛みを和らげるため、経験から痛みが出てくると脇腹を何度も強く押さえていました。これは大腸のガスを分散させていたのですね、その理屈がやっとわかりました。

では脇腹の痛み対策にはどなんなことをしたらいいのでしょうか。

・ガスがたまらないものを食べる
 消化の良いカロリーの高いモノ
・腹筋を鍛えて腸の揺れを小さくする
・ランニング中、定期的に脇腹を押さえる
 
ガスが大腸の曲がり角に溜まっていかないように、 
 する行為(すでに私が行っていた対策)。

こういった番組はやはりNHKですね。