堺北民主商工会

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液晶狂想曲(クリスタル・カプリッチョ)

2008年12月15日 12時51分43秒 | 堺の話
シャープが液晶の生産体制を再編成するという。(リンク先:ロイター記事)

以下記事より引用
中小型液晶パネルを生産している三重第1工場(三重県多気町)と天理工場(奈良県天理市)の一部の生産ラインを閉鎖すると発表した。
これらの工場での一部液晶パネルの生産は亀山第1工場(三重県亀山市)へ移管する。生産体制の再編に伴い派遣など非正規従業員約380人を削減する。
世界同時不況により液晶パネル市場に余剰感が出ているため、生産体制の再編を行う。
引用終わり。

それぞれ15年経過した液晶工場の設備との事で、これに伴いあの亀山工場も再編成の中に入ってくるとの事。

私達の堺市はシャープの堺工場に対し向こう10年間、固定資産税と都市計画税を8割も減税する事を約束し工場を誘致しました。
この減税分は国から貰えるはずの地方交付税が減額される為10年間、堺市は大幅な減収を余儀なくされます。この減額の話は市長や当局から市民に対し積極的に説明される事はありませんでした。

15年で再編成の波の中にある奈良や三重の工場。クリスタルバレーなんていう機嫌の良い名前をつけても、たった15年でこれなら、世界の液晶の情勢や堺の工場の10年後がどうなっているのか…。
その時に誰が責任を取るのか?

こんなあやふやな話に巨額の税金をつぎ込んで胸を張る木原市長。
4年に一度の堺市長選挙は実は来年に迫っています。
問題意識を持つ堺市民が自らの言葉で語らなければまた投票率は33%になり、自民公明その他に支えられたオール与党の組織の力で木原市長が再選する事でしょう。

事務局:つ


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