堺北民主商工会

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皆既日食

2009年07月22日 12時33分08秒 | 世間の話
日本で46年ぶりに皆既日食がありました。久しぶりの世紀の天体ショーだったのですが、あいにくの曇り空で残念でした。
昼間なのに太陽が見えなくなる日食は、自然科学の分野の研究が未発達だった昔の人々にとってはまさにミステリアス。神がかった出来事だったことでしょう。
しかし、今では太陽に月が重なり影が出来るからだと広く知られています。
一見、説明できない不思議な事も必ず事実に基づいた原因・理由があるのです。
これを哲学の言葉で「唯物論」と言います。
その逆で事実では無く、人間の思いこみで物事を説明する事を「観念論」といいます。
あなたは唯物論・観念論どちらの立場に立ちますか?
きっと多くの人が唯物論の立場に立つことでしょう。

さて、目線を変えて分析すれば、人間の世の中も自然科学の発展の一部です。ですから一見、複雑怪奇な出来事もすべて原因・理由があり唯物論の目線で見なければなりません。
しかし、この人の世に関して言えばまだまだ観念論がまかり通っているようです。
* 消費税を増税しないと日本の財政は成り立たない。
* 法人税や金持ちの税金を引き上げたら海外へ逃げ出す。
* 政治は誰がやってもいっしょ、変わらない。 

すべて事実に基づいた唯物論で見てみると見えないものが見えてくるのでした。

事務局つ