脳内機長のフライトログ

「脳内機長のフライトログ」の記事置き場です。

イギリスより帰国!

2010年03月17日 22時50分20秒 | Microsoft Flight Simulator
ど~も~。脳内機長でぇーす。
脳内機長「愛娘1号機」追っかけ旅が終わり、帰国の途に着きました。「 NH202 」便 19:35 分ロンドン発 15:20 分成田着。
フライト時間 11 時間 45 分であります。2レターコードの「 NH 」は?。日本航空( JAL )は「 JL 」。「 ANA 」なのに
「 NH 」とはこれいかに・・・・・。(日本の航空会社なら「 J○ 」になるんだけど・・・・・。
実は「全日本空輸株式会社( ANA )」の前身は「日本ヘリコプター輸送(Nippon Helicopter)」。ここから「 NH 」に
なったそうであります。
「 NH202 」便の使用機材(旅客機の種類)は「 B777-300ER 」。脳内機長は「 B747-400 」ファンですので、久しぶりに
飛ばしました。本日は、お世話になった「 B777-300ER 」のお話。

脳内機長の「 Flight Simulatior 」は、「Project Open Sky (通称 POSKY )」のものを使用しています。
細部までリアルに出来ています。エンジン・ギア周りなんか本物そっくり!(写真のようでしょ!。)

本物はと言いますと、もともとは「 B777-200 型」の胴体延長型。双発機で世界最大最長( 73.9m )を誇る機体であります。
その長い胴体長ゆえに、胴体後方下部にテールスキッド(スクリーンショットのおしりに注目!)を装備し、GMCS(グランド・
マニューバー・カメラ・システム)という新機能が搭載され、主脚が誘導路からはみ出さないようコックピットから監視できる
ようになっています。
着陸装置と装着されるタイヤも、旅客機としては非常に大きなものであり、2本の主脚はそれぞれタイヤを6個備えており、
外観上の特徴となっています。
ゼネラル・エレクトリック製のターボファンエンジン「 GE90-115B 」エンジンを搭載し、この巨大かつ強力なエンジンの
直径はボーイング 737 の胴体に匹敵する程です。


座席数は全日本空輸が運航していた 525 席仕様が世界最多です。これは双発機としても世界最多であります。なお、
単一クラスでは 550 席の配置が可能とされています。現在は全日本空輸が 514 席、日本航空が 500 席仕様で運航しており
まして、500 席を超える双発機を運航するのは世界でもこの日本大手2 社のみでだそうです。

777はボーイング社の旅客機としては初めて操縦系統にフライ・バイ・ワイヤ(※パイロットが操縦桿(輪)やラダーペダルに
与えた入力を、コクピットで電気信号に変換され、電線(wire, ワイヤ)によって飛行制御コンピュータを通り油圧アクチュ
エータに伝えられる。)を採用しました。しかし、同じフライ・バイ・ワイヤのエアバス製の機体と違い操縦桿を残すなど、
従来の機材を使ってきた航空会社でも違和感なく移行できるコックピットになっています。また、コックピットの表示装置は
従来のブラウン管から液晶に変更されています。

脳内機長、「新東京国際空港(成田 RJAA )の RWY34L にファイナルアプローチ中であります。


巨大な GE90-115B エンジンが、うなりを上げ「リバース」。日本に帰ってきましたよぉ~。


RWY34L から「南ウイング」が見えます。(乗客視点です。)


到着スポット「 41 番」までタキシング。到着まであとわずか。


海外の空港に比べて、「窓ガラス」を多様したスポットは、日本の空港の特徴のようであります。


「到着ぅ~。」任務終了。駐機している B777-300ER ってたしかに胴体がなが~いですね。ちなみに「トリプルセブン」
は、日本においては全日本空輸(日本第4080555号)が商標登録しているため、全日本空輸以外の 777 に対してこう呼ばない
そうです。(乗客の皆さんが呼ぶのは自由でしょうけど・・・・・。)他社広告では使えないってことかな?。
(どのように呼んでいるかは「?」。)
全日本空輸は「北米 777 化計画」の名の下、従来 747-400 が就航していた太平洋路線の全路線を、より経済性に優れた
777-300ER に置き換えており、一部の欧州路線にも就航させているそうであります。いずれは「 747-400 」は無くなる
でしょう。


「 747-400 」が無くなると、少し寂しい脳内機長でした。
「帰ってきたぞぉ~。」  by脳内機長 (^_^)