https://www.jstage.jst.go.jp/article/nihonbungaku/6/6/6_KJ00010084158/_pdf/-char/ja
面白いです!
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さて、以前読んだ名前の本の中に「橋」とは、この世とあの世を結ぶものであり、境界にある。…とありました。
「坂」というのも地名以外に、均衡を破るもの…というような意味が隠されているのかもしれないと思うのです。
例えば、川を挟んで向かいに行きたい時には「橋」を渡る。
その橋を越えると、異国かもしれず、自分たちではない種族が住んでいたかもしれない。そのような想像もできます。
そして、砦は必ずと言ってよいかどうかはわかりませんが、高い所にあるのではないでしょうか?
そうなると必ず「坂」があるはずです。
橋を渡って異国へ出かけることと同じように、坂を登ることも「ご法度」であったかもしれません。
その均衡(掟)を破って、先に進むことにつながっていくようにも思えるのです。
坂ものぼり、橋もわたる。
見知らぬ世界への思いが強い…というか、怖いもの知らず…開拓スピリットたっぷりとも思える二文字なのです。
小野篁という人が、橋を渡って「あの世」へ行く物語がありました。
この人の子孫が「坂橋」であったら、面白いなと思います。
彼の活動していた場所は、東京都多摩市あたりの牧です。(馬を放牧している場所) (息子の一人は横山党となった)
激しい人生を送った人でもあります。
東京都町田市には「小野神社」もあります。
なんと足利学校も彼が創建したという記述もあるそうです。(wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%AF%81
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