癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

合同登山会(1日目)「森川山~南峰(周回)」

2019年03月02日 | 登山・旅行

森川山(右)と周回した南峰(左)を目指して

 毎年3月第1土曜・日曜は、函館マウンテンクラブと札幌ロビニア山岳会の合同登山会が、道南の山で開催されている。どちらの山岳会にも古くからの知人がいることもあり、ご招待をいただいている。仲間に加えていただくのはこれで3年連続である。

 今年は、今日が森町の森川山で、明日は大野ダム奥の818峰(中二股山)である。9時に地元メンバーは北斗市市庁舎に集合し、札幌勢と合流する森の道の駅へ。そこで、「田舎都会からの便り」のinakaさんご夫妻も合流。やがて、札幌勢も到着し、入山口の北海道道南畜産事業協同組合前へ。


GPSトラックログ
スタート10:50~12:55森川山13:05~(コルで昼食)~14:00南峰14:10~15:30ゴール。所要時間4時間40分


スタート前の顔合わせと出発挨拶。
札幌ロビニア山岳会8名+函館マウンテンクラブ8名+私とinakaご夫妻で合計19名。


この山は4回目だが、林道をずっと上まで辿ったのは初めてである。
前回は林道途中から右上の東尾根を登っている


林道から離れて頂上へ続く東尾根に登る


頂上直下の急登


森川山山頂(608.8m)。風が強いのですぐに出発し、昼食タイムを取る南峰手前コルへ向かった


途中から南峰を眺める


南峰手前コルで昼食タイム


南峰を目指して登り返す


南峰手前からくっきりと見える駒ケ岳と手前のこの後下った嫌になるほど長い尾根


南峰(本峰より高い653m)で集合写真(自分は撮ったので写っていない)


尾根から牧草地の中へ出る。駒ケ岳を眺めながらゴールを目指す。雪が腐って歩き辛かった

 この後、ゴール地点で解散。札幌勢は北斗市本町の種田旅館に宿泊。函館勢は北斗市市庁舎で解散。自分はしんわの湯で入浴し、帰宅。

前回(本峰~南峰周回)と過去の記録(北尾根ルート2回)は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/morikawa15.htm

自分はあと残り12座

2019年03月01日 | 登山・旅行

昨日の道新みなみ風に掲載されていた記事

 2/2の誕生日に笹山(松前)で完登を果たした函館山の会の林会長の「道南219座制覇」 には心から祝意を表し、おめでとうメールを差し上げた。

 新聞記事にもあるように、この219座というのは、2010年に故齋藤浩敏さんが最初に完登を果たした、国土地理院発行の1/25000の地形図に山名の掲載されている道南地域の山の数である。ただし、上陸には文化庁の許可がいる渡島大島の3山は除かれている。それは、2012年発刊の彼の著書『魅する山々~道南100座紀行』に掲載されている。

 その著書に記載されているものを標高順に整理した「道南の地域1/25000地形図(国土地理院)記載全山219座リスト」は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/dounanyamaitiran.xls

 「北海道全山1594座登頂」という全人未踏の記録を立てた札幌のKo玉さんも、齋藤さんの前後に、この219座のほかに渡島大島の3山の含めて踏破している。ただし、齋藤さんは2014年に毛無山で亡くなり、Ko玉さんは2017年に癌で亡くなっている。 

 故齋藤さんや故Ko玉さんとは何度も同行しているが、この219座を踏破しようなどとは思わなかった。しかし、今回の快挙を果たした林さんが、昨年からそれを目指しているということを耳にした。
 そこで、昨春に、自分の記録を調べて数え直したら、残っている山は47座だった。そこで、夏の内に薮漕ぎで登れる低山を中心に30座を登った。さらに、この冬になって5座を登り、残りを12座としている。 

 残りは、下記の12座である。
 <松前町>柿崎山、木無山、松倉山、<上ノ国町>滝澗山、撫付山、丸山、<福島町>周防堂山、<せたな町>天狗岳、丸山(うとろ)、丸山(せたな)、<奥尻町>神威山、勝澗山

 これらの内、奥尻島以外の山は、積雪期しか登れそうにもない山ばかりである。できれば、この3月中に可能な限り登りたいと思っている。しかし、単独行の多い高所恐怖症の自分には、怖そうな痩せ尾根のナイフリッジのある山も残っている。無理はしないが、できれば3人の先達の後塵を拝したいと思っている。