癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

城岱牧場ヒルクライム

2018年10月17日 | MTBロングライド・ヒルクライム

展望台から函館山を見下ろす


GPSトラックログ


 大沼グレートランが終わったので、気持ちだけでも、これから冬のクロカンスキーへ向けてのトレーニングモードに入りたい。その手始めに、自宅からマウンテンバイクで城岱牧場(最高地点570m)までのヒルクライムに挑戦。往復総距離は40kmで、標高差は560m。

 写真を撮りながら休み休み登ったので、往路は2時間10分、復路は1時間。城岱スカイライン入口の標高が150mあるので、往路はすべてトレーニングモードで、下りのスカイラインはダウンヒルモード。スカイライン入口からの復路はサイクリングモードを楽しんだ。スカイライン部分の登りは1時間だったが、下りはわずか20分だった。


自宅から函館新道の側道を走り、七飯本町ICの城岱スカイライン入口まで12km。
ここまでもずっと登りなので、1時間10分を要した。


ツタウルシの紅葉


ヤマウルシの紅葉


もっとも傾斜のきついところは9%だったが、ほかところは7%だった。


展望台の下の道路から七飯岳を見上げる


展望台へは寄らずに、その先の駒ケ岳の見える最高地点まで行って、引きかえした。


放牧されている牛の群れと函館山


戻る途中に展望台に寄った。展望台上の放牧されているドサンコとシラカバ林


展望台の建物と七飯岳。このスカイラインは自転車愛好者が多い。


 登山やランニングとは違う太腿の疲労感が大きい。これがクロカンスキーのトレーニングになるはずだ。来週はきじひき高原に挑戦し、その後も何度か続けたいと思っている。


夕張市長・鈴木直道氏の講演会

2018年10月16日 | イベント鑑賞・参加

 道新函館政経文化懇話会10月例会の講演会「『人口減少ニッポン』を生き抜くヒント」<講師・夕張市長・鈴木直道氏>が、五島軒を会場に開催された。

 この懇話会は、月会費8,000円という主に経営者たちの集まりで、毎月の例会には講師を招いて講演会を開催している。今回は、会員以外でも2,000円で聴講できるので、参加してみた。
 
 目的は、もちろん講師である夕張市長鈴木直道氏である。30歳で、年収250万円の給料で、全国唯一の財政再生団体の市長になった、2期8年のこれまでの頑張りと実績を本人の口から直接聞きたかったからである。

 主な内容は、1、財政破綻してからの夕張市の歩み、2、コンパクト型の都市計画、3,JR北海道・攻めの廃線の3点だった。
 

会場の様子

 道内最大の出炭量を誇った1960年代は、人口11万6千人だったが、エネルギー政策の変換とともに、人口が急激に減少し、現在では8千人に落ち込んで、高齢者率50%になっている。

 財政再生団体になった11年前には353億円を18年で返還することになり、市職員の削減、職員や市長の給与削減、サービス事業の縮小などに取り組み、人口減少に拍車を掛ける悪循環を繰り返してきた。しかし、そのような取り組みやいろいろな事業を工夫して、10年間で156億円もの返還ができ、昨年から普通の都市並みの新しい出発ができるようになったそうだ。

 その中で、徹底した無駄を省く施策として効果を上げて来たのが、坑口ごとに点在していた集落(広域分散型の居住)をコンパクトにまとめる都市計画である。具体的には、公営住宅の再編と新築と移転促進、民間賃貸住宅新築への助成、公共施設の集中化、学校の小・中・高1校への統合などで、6年間で300世帯の移転、市外からの転入者の増加の効果があった。初めは反対していた人たちも、むしろ応援者になってくれて、理解が広がったそうだ。

 2016年のJRへの攻めの廃線提案だが、JR側からの提案が何もないうちに、①市が進める施策への協力 ②JRが保有する施設への扱い ③社員の市への派遣の3点を要請し、すべて受け入れてもらった。まさか、すべて受け入れてもらえるとは思っていなかったそうだ。
 スクールバスの運行適正化に向けては高校生に自主的に取り組んでもらい、中学生も含めて無駄に走ることのない予約運行の形となったそうだ。

 最後に、「自分が市長になりたくてなったのではなく、夕張の町をなんとかしたいという思いからだった」「課題先進地だったが、これからは課題解決先進地として頑張って行きたい」という言葉が印象的だった。若さとバイタリティを持ち合わせた鈴木市長ならではの情熱と実績に感動すら覚えた。

 質問の中で、自民党の知事候補として名前が挙がっているが・・・という問いに対しては、現在は何の働きかけはないとのこと。しかし、いずれは、都道府県や国の行政にも携わりたいという思いは持っているとのこと。今後の健闘と活躍とますますの発展を祈りたい。


北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」
本日掲載の47回目「台場山」(函館市)は、下記の「最新情報」でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com

フックウオッチ & しいたけステーキ

2018年10月15日 | 日常生活・つぶやき

 冬の登山やスキーなどのとき、手袋やスキーウェアやインナーウェアなどが重なり、腕時計を見ることが非常に困難になる。

 しかし、それを解決してくれそうなのが、今まで何人かスキーウェアの胸からぶら下げいた時計である。調べてみたら、フックウオッチという。
 ナースウオッチともいうらしい。確かに大腸癌で入院していたときに、看護士さんが胸からぶら下げていたのを見た覚えがある。

 持ち上げて見るので、文字盤が文字盤が逆さまになっている。

 Amazonで検索したら、非常にたくさんあった。しかも安い。早速注文して取り寄せた。
 胸でなくても、リュックやバック、腰ベルトにもぶら下げられるので、重宝しそうだ。

◎王様しいたけステーキ


 昨日の大沼グレートランの参加賞でもらった王様しいたけをステーキにしてもらって食べた。
 直径が7~8cmほどで、厚さが2~3ほど。うまみが凝縮された肉厚感のある噛みごたえがたまらなかった。

 この王様しいたけは。七飯町の福田農園で栽培されている。
 菌床は、100%道産のミズナラで、この栽培に最も大切なのは水で、この王様しいたけの栽培に使う水は、すべて横津岳の天然伏流水。ここへ移転した理由も、この水を求めたからだそうだ。

2年ぶりの大沼グレートラン(14.1km)

2018年10月14日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

駒ケ岳を見ながら走るセバットの橋手前付近

 昨年は二人とも申し込みを忘れていて気付いた時にはすでに締め切りになっていたので、2年ぶりの参加となった。

 大会名は「北海道大沼グレートラン・ウォーク」で、ランもウォークも、14.1kmの1周コースと6.5kmのファミリーコースがある。参加者の合計は約2100名だが、そのうち、自分たちが参加した1周コースのランは1336名である。

 4年前までは函館ハーフマラソンが9月開催だったので、その後たいして走らなくても、6分/kmペースで走ることができ、タイムも1時間22分ほどだった。しかし、函館マラソンが7月開催になてからは、完走狙いのファンランになってしまった。ちなみに、50代後半のベストタイムは1時間07分(4分30秒/kmペース)という、今の自分では信じられない記録が残っている。

 今年は、7月の函館マラソン以降ほとんど走ってなく、1週間前に同じコースをのんびり走っただけだった。そこで、走りを楽しむファンラン目標で、7分/kmで完走できれば良いと思ってスタートラインに立った。しかし、周りに引っ張られるのとアドレナリン効果なのか、最初の1kmは6分30秒だった。ペースを落とそうと思ったが、いつものことながらなかなか難しい。そのまま走って辛くなったらペースを落としても良いと思って走り続けた。結局、最後までずっとそのペースを維持し、6分21秒~6分42秒の間で走り通すことができた。それでも、これまでのワーストタイムの1時間31分19秒で、順位はジャスト800位だった。しかし、気持ち良く走りを楽しむことができて大満足である。


スタート前


函館本線に沿って走る1km付近


いつもは紅葉がきれいな7km付近だが、今年は遅い上にあまりきれいでなかった。


バスで移動し7.5km付近で応援するファリミーコースの参加者たち


ゴール1km手前のきれいな街路樹の紅葉


すっと後ろを追いかけてきて、1分遅れでゴールしてきた妻

 
 参加賞の王様しいたけとゴール後のサービスの引換券

 
 七飯町産コーンスープと七飯町産りんごジュース

 
山川牧場自然牛乳と七飯町産りんご
このほかにスイーツがあったが、写真を取り忘れた。 


大会のボードとともに


大会要項と完走証

 帰りは、無料入浴券利用できる七飯町市街地のゆうひの館の温泉に入った。
 なお、国道は渋滞するので、往復とも城岱スカイラインを通った。

講演会「函館は文化の十字路」ほか

2018年10月13日 | イベント鑑賞・参加

 函館文化会と函館市中央図書館共催の歴史講演会「函館は文化の十字路~様々な宗教の中で育まれてきた街~」に参加。会場は中央図書館視聴覚ホール。


講師は北海道教育大学名誉教授佐々木馨氏

 結論として、「函館の宗教的文化力」は、「開拓と開教」の内包と「教育、病院・医療、社会事業など」の外延の二重構想で発展してきた。その基盤となったのが、函館は4つの力<歴史力、都市力、科学力、文化力>が共存する街である・・・とのこと。
 
 その具体的内容として、1、函館の歴史軸の推移、2、文化の十字路の歴史的背景 3、文化の十字路の実相の3点について詳しい話があった。

※印象的なことだけメモ的に述べると次のようなことである。

1、函館の歴史軸の推移については

 古代・中世の函館文化史は、大船遺跡を含む遺跡や志海苔館などの<東部地域>から始まり、近世になると、函館を挟んで、松前・江差などの<西部地域>に移った。
 さらに、近世後期になって、幕府の蝦夷地直轄と黒船来航を機に函館の<西部地域>の整備が進み、一躍歴史の表舞台へ登場し、それ以降は北海道の表玄関として都市化が進行し、開港都市としての都市化と国際化が進んだ。

2、文化の十字路としての歴史的背景については

 ①グローバリズムとローカリズムの「歴史力」
  箱館奉行所の設置と五稜郭の築城、ペリー来航、開港、戊辰戦争の終結。
 
 ②北の魅力を創出した「都市力」(大正年代には東京以北最大の近代都市)
  北洋漁業の草分けとなった高田屋嘉兵衛の択捉航路、4つの大火からの復活、防災都市計画の推進、函館どつくの創業、青函連絡船の就航、北洋漁業の基地としての発展、

 ③都市化を導いた「科学力」
  武田斐三郎を中心とした<北海道最初の学問所・諸術調所での蘭学、測量、航海、造船などの伝授>。初代駐日ロシア領事ゴシケビッチによる<ロシア正教会建設、地域医療、写真技術の伝授など>。動物学者モースの<市立博物館の開館>。英国人技師パーマの<函館の水道の設計>

3、文化の十字路の実相については
 ①異文化としてのキリスト教の北海道開拓と開教(ハリストス正教ニコライ宣教師の来函、日本聖公会の英人ニング宣教師の来函、天主公教会の仏人カション宣教師の来函)。教育(アイヌ学校、遺愛学院、白百合学院)、病院、福祉などの外延。

 ②自文化としての宗教世界(神道、仏教、教派神道、新宗教)の「開拓と開教」
  いずれも、檀家を増やすためには開拓移民の推進が必要と、政府の神仏分離の動きに同化せず、仏教と神道が両輪となって「体制宗教」を担った。
 外延としての教育(六和女学校、高龍寺吉祥女学校、函館大谷女学校)、病院・医療(高龍寺での高松凌雲の「赤十字精神」、函館厚生院の開設)、社会事業(本願寺道路の開削)など。

 専門的な見地からの整理された内容だったが、一番大きな要因は、いち早く開港され異文化が入って来たことと、北海道開拓の表玄関として発展したことではないかと思われた。

◎今年最後のクルーズ船「ウェステルダム」
  

北埠頭から写した港町埠頭に接岸していた今年最後のクルーズ船「ウェステルダム」

 このウェステルダム号は、総トン数82,348t、就航年2004年4月 、乗客定員1,916名 、乗組員数800名、全長285.24m 、全幅32.21m、船籍オランダ。
 見た目もシックな感じだが、内装や装飾品等もクラシカルでシックな雰囲気の客船だそうだ。

 4月に始まって、今日で最後の函館港へ寄港したクルーズ船は、予定は31回だったが、実質的には27回で終わったようだ。一隻の乗客が1000人以上なので、経済効果はかなり大きいものと思われる。
 来年度函館港に寄港を予定するクルーズ客船は、過去最多だった2014年度の延べ37隻を上回り、40隻を超える見通しとなっているそうだ。函館市は年間70隻の寄港目標達成に向け、大型化が進む客船の受け入れ態勢強化に取り組んでいる。港町埠頭は市街地から遠いので、若松埠頭での12万トンクラスの大型船や西波止場への4万トン未満の船の接岸のための工事を進めている。

月下美人in五稜郭タワーアトリウム

2018年10月12日 | 花・紅葉だより

 五稜郭タワー1階のアトリウム内に植栽されている月下美人が、10/10,11の2夜の開花に合わせて、17:00で閉館しているアトリウムを21:00まで特別開館して公開されていた。

 今年この花が咲くのは7回目だそうだ。こんなに咲くのは極めて珍しいそうだ。それだけ、このアトリウムが月下美人の生育環境に適しているということなのだろう。
 
 月下美人は、サボテンの仲間で、夕方花が咲き始め翌朝には萎んでしまう一夜限りの花である。ここでは、19:30ごろに咲き始め、21:00ごろには満開になるという。午前中の10:30にそばを通った時に一度蕾を見ておいて、19:30に着くように出掛けた。 


10:30のまだ蕾の状態


19:30のほころびかけた状態


全体像・・・約40個が今夜中に咲くと言う


ほころびかけた蕾のアップ

このあと、小雨の中、傘をさして五稜郭公園の堀周りを2周ウォーキングして、20:30に再び会場へ。


20:30、わずか1時間でこんな状態になっていた。独特の甘い香りを出していた。








すぐそばで微動だにしないでこの開花ショーを眺めていた土方歳三
 

第25回函館デザイン協議会・会員作品展

2018年10月11日 | イベント鑑賞・参加

 今年からこの協議会の会員になったというライフスポーツ仲間の京極さんから、「設立25周年記念第25回函館デザイン協議会・会員作品展」の案内が届いた。期間は10/11~14、会場はシエスタ函館4F。

 このような協議会や作品展があることなど、このような案内でもいただかなければ、知ることはなかった。どんな作品が展示されているのか興味もあったので、早速、初日に観に行ってきた。

 京極さんがいらして、いろいろ説明をいただきながら鑑賞することができた。特に、会員のこれまでの作品などを眺めて改めて感じたことは、身の周りで日常的に何気なく目にしている看板、ポスター、マーク、印刷物、道具・用具などのすべてにそのデザインの作者が必ずいる・・・身の周りはデザインで溢れているということだった。














「函館の水」をテーマにした子どもたちのペットボトルのラベルのデザインにプロのデザイナーが手を加えたもの。




京極さんと初出品の作品

 題名は失念したが、中国黄山市の明や清時代から続く建物が並ぶ土産物店通りの建物を、奥行きのない所から何枚も撮影し、それを絶妙に繋ぎ合せた作品。

 京極さんは、数年前に大阪から函館に移住してきた方で、全国的に活躍するカメラマンである。その仕事関係の素晴らしい作品は「京極スタジオ」で観ることができる。

五稜郭の外郭探訪

2018年10月10日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

内郭の五稜郭のほかに、外郭の土塁があったことを示す「箱館亀田 一円切絵図」
※元の絵図は南が上なので、現在の地図と照合するために逆さにした。

 去る10/4の北海道新聞に、奈良女子大学の戸祭由美夫名誉教授が、箱館奉行所の外郭に着目した著書を出版した。戸祭名誉教授は、外郭内部の面積が約1平方キロに及ぶ規模の大きさの特異さも強調。現在は樹林地や草地になっている外郭跡地も含めた保護や保全の必要性を訴えている。という記事が載っていた。
 

 上の絵図の五稜郭の内郭と現在の地図の内郭を同じ大きさにしてトレースしたのが、上の地図である。ほぼ現在の道路と重なるかそれに面していることが分かった。
 その外郭跡地としてはっきり残っているのが、市立函館高校敷地南側の柏が丘通りに面した樹林地と垂直に繋がる大妻高校敷地の西側の樹林地である。現在はどちらも国有林となっている。(※緑色で囲んだ部分~この幅で続いていたものと思われる。果たして土塁だったのか?)

 この地図を基に、ウォーキングがてら、その外郭に沿った道路を歩いてみた。丸数字は下載の写真の番号である。


① 外郭の亀田川手前の北端の地点。松が植えられた土塁のような地形が残る。ここから現在の行啓通りへ続く。


② 行啓通り~この道路か道路沿いに外郭の土塁があった?


③ 五稜郭病院前の道路。柏が丘通りの樹林帯へ続くとすれば、右側にあったと思われる。


④ 市立函館高校敷地南側の柏が丘通りに面した樹林帯(国有林)


⑤ 大妻高校校門から敷地の西側に続く樹林帯を写す。


⑥ 大妻高校の裏から続く「五稜郭風致・保健保安林」。

この説明板には、「安政5年、五稜郭城が築城されたころ、城郭を隠す目的で五稜郭の裏一帯に、七飯町で育てた赤松を植栽したと言われる。」と記されている。 ※土塁があったようなことは記されていない。


⑦ ⑥と同じ位置から北側を眺める。樹林帯はスーパー魚長の奥に延びていたものと思われる。


⑧ 大谷短大東側の交差点


⑨ 外郭の北端付近の道路。この先の交差点は江戸時代からあった道路へ繋がる。


 歩いてみて思ったことは、外郭は土塁となっているが、道路や宅地にするときに削られてしまったのか?果たして土塁だったのか?今となっては分かりようがない。

豊穣の秋

2018年10月09日 | 日常生活・つぶやき

「水田発祥の地碑」のある北斗市文月地区の水田と函館山。北海道新幹線の高架も見える

 子どもの頃、北海道水田発祥の地である大野町(現北斗市)で育ったこともあり、周りはほとんど水田農家だった。学校も田植え休みや稲刈り休みなどがあり、いつも友達の家の手伝いをしたものである。

 最近は、減反政策や宅地化などで、子どもの頃に眺めたり、手伝ったりした田んぼがめっきりと少なくなった。それでも、一面水田が広がっているところや、豊穣の秋を迎え黄金色に輝く様子はうれしいものである。この辺りはふっくりんこを作っている農家が多いようだ。

 9/15に発表された今年の北海道米の作況指数は、天候不順の影響で90と9年ぶりの「不良」とのこと。


城岱牧場から見下ろす大野平野。昔は水田一色だったが、畑地やビニールハウスが増えている。


文月地区の水田と駒ケ岳


文月地区にあるライスセンター


実った稲穂


コンバインでの稲刈り作業


ところどころに見られる稲藁を干している懐かしい風景。

大沼湖畔1周スロージョグ

2018年10月08日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

 6日後に迫った大沼グレートラン(14.1km)にエントリーしているものの、妻も自分も全然走っていない。もはや完走狙いのファンランを目標にするしかない。しかし、いきなり本番というわけにはいかない。そこで、泥縄ではあるが、足馴らしを兼ねた並走スロージョグで、本番と同じコースを走ることにした。

 大沼公園駅前の駐車場を発着点として、スローペースを維持し、歩かないで完走することを目標にした。最初の入りの1kmが7分40秒だったので、それを維持することにして、ゆっくり走った。紅葉は、例年より遅れているような感じだった。来週までにどれだけ進んでいるか・・・?

 結果、距離は13.8km、タイムは1時間45分04秒、平均ラップ7分36秒/kmで完走することができた。
 1kmごとのラップ ①7'40 ②7'26 ③7'43 ④7'47 ⑤7'46 ⑥7'59 ⑦7'42 ⑧7'26 ⑨7'19 ⑩7'47 ⑪7'26 ⑫7'35 ⑬7'35 残り5'53
 これで、当日は7分/kmで走ることはできるだろう。

 走った後、ちゃっぷ林館の温泉へ行き、公園へ戻り、梓のあんかけ焼きそばを食べようとしたが、梓は満席だったので、夢屋で食べた。












ゴール1km前


ちゃっぷ林館露天風呂


大沼公園夢屋


夢屋のあんかけ焼きそば(1000円)。
海鮮が入ってなくて鶏のから揚げ2個だけ。これで1000円は高い。やはり、梓の方が美味しいと思った

台風25号直撃と覚悟したけれど・・・

2018年10月07日 | 日常生活・つぶやき

青空が広がったが、1日中強風に見舞われた街路樹

 日本海を北上した台風25号だったが、進路はまともに津軽海峡を横切って行く気配だった。


 覚悟していたが、午前3時には温帯低気圧に変わった。しかし、進路は予想通りだった。
 夜中は風雨が続いたが、それほど強くはなかった。


 朝のうちに雨は上がり、昼前から青空が広がった。しかし、風はずっと強かった。夕方に、全然走っていないので、14日に予定されている大沼グレートランに備えて足馴らしをしようと思ったが、それも強風でする気が起きなかった。明日にでも・・・?

 それにしても、今年は北海道に影響を及ぼした台風は、これで3つ目だ。そのせいで、潮風を含んだ強風で木の葉が枯れて、今年の紅葉は不作のようだ。

恵山登山中止

2018年10月06日 | 日常生活・つぶやき

恵山水無温泉に浸かるアルパインツアーのTeさんと鎌鹿さん、そして岩崎さん

 当初の予定では、向こうから来た岩崎さんとアルパインツアーのスタッフ2人と地元の有志で、恵山登山の予定だった。しかし、台風25号の影響で朝から雨で中止となった。
 彼らの帰りの飛行機まで時間があるので、スタッフの1人が「ぜひ水無温泉に入りたい」という。10時半にホテル恵風で合流し、帰りの15時過ぎの飛行機まで、鎌鹿さんと恵山支所松本主査の3人でお付き合いをした。


水無温泉の上にある、書の名手でもある日持上人が書いたと伝えられる「ホッケ大漁の岩」

 椴法華の地名の由来については、日時上人が恵山岬の陰にある水無で海岸にある露天風呂を発見し、日本初の海外布教のため、永仁7年(1299年)6月1日に、この地から唐(中国)の国目指し船出をする。
 その際村人にお世話になったというので、姿の美しくとても美味しい魚を大漁させたのだ。村人は感謝し、法華の上人にちなみ「ホッケ」と名付けたという。 唐の国に渡った法華の上人。渡唐法華から椴法華村(椴松が村の木)になったという、伝説があるのだ。


 ホテル恵風で、恵山支所の松本主査から恵山に関する資料に基づくレクチャーを聴く。


 ホテル恵風での昼食時の岩崎さんとアルパインツアーのお二人とお客さんの女性


ホテル恵風へプレゼントした岩崎さんのサイン色紙

岩崎元郎さんの健康登山講座in北斗

2018年10月05日 | イベント鑑賞・参加

第2部 岩崎さんと私の対談「山のよもやま話」

 自分が会長を務める「新日本百名山・恵山を登る会」主催で、アルパインツアーや救心製薬や多くの登山用品メーカー協力・協賛の「岩崎元郎さんの健康登山講座in北斗」が、北斗市のかなで~るを会場に開催。この新百名山は講師の岩崎さんが選んだ山である。

 岩崎元郎さんは、無名山塾主宰・登山インストラクター。日本の元気を取り戻すための「一億二千万人総登山者計画」を提唱し、95年から5年間にわたるNHK番組「中高年の登山学」を通して、中高年の登山ブームの仕掛け人となった方である。

 第1部は、岩崎さんの「山に登って元気になろう」と題したトーク。次に、救新製薬のPRビデオ上映。第2部が岩崎さんと私の対談「山のよもやま話」、最後に豪華な景品が当たる抽選会という内容だった。

 岩崎さんのトークは、登山が健康に良いという話から、日本の元気を取り戻すにはみんなの頭を空っぽにすれば良い。頭が空っぽになれば新しいアイディアが次々湧いてくる。頭を空っぽにする最良の方法は、無の境地になれる山に登ること。大いに山に登って、日本の元気を取り戻そう・・・という内容だった。

 2人の対談では、中高年の登山の中で60代から70代のへ変化とそれへの対応、ここ10年間は若者の登山者が増えていて年代的な偏りがなくなっていることの要因や危惧されること、安全登山のためには常に「山は怖いもの」ということを忘れないこと、最近の登山の多様化について、北海道の山の魅力と留意点などなどを話し合った。


受付風景


自著販売のサインに応じる岩崎さん


豪華な景品の数々


会場を埋める180名の参加者


最初は「新日本百名山・恵山を登る会」事務局長鎌鹿さんのご挨拶


岩崎さんのトーク


ステージ上へ登場の2人の握手から


2人の対談


最後はハグしあい、岩崎さんの出たお腹を撫でる


40点を超える豪華な景品の抽選会。岩崎さんと私が抽選を引く。
中には2~3万円以上するリュックや登山靴、さらにもっと高いプロトレック(登山用時計)もあった。


七重浜つぼ八で打ち上げ 

クルーズ客船「ノルウェージャン・ジュエル」

2018年10月04日 | 日常生活・つぶやき

昨日8:00に港町埠頭に接岸し、19:00に出港して行った、クルーズ客船「ノルウェージャン・ジュエル」

 ノルウェー船籍? 総トン数93,502t 全長 294m、就航年 2005年(2014年/2018年改装) 、全幅 38m、乗客定員 2,380名 、乗組員数 1,069名
 10/1に寄港したダイアモンドプリンセスより一回り小さいくらいだが、かなり大きい。
 
 最高のクルーズに必要なものすべてが揃っているというデラックスなクルーズ船らしい。客船の中でも最大規模のスイートをはじめ、あらゆる旅のスタイルに対応できるステートルームを用意。 エキサイティングなショーの数々をお楽しみいただける船内エンターテインメント。16ものダイニングオプションに、15軒のバーやナイトクラブなど、航海中もワクワクする体験がたっぷり用意されてるとのこと。
 ゴージャスな内部の様子は、ここをクリック!
 これを見ても、不思議に乗りたいとは思わない。自分の嗜好にまったく合っていないものばかり・・・。
 

北埠頭からの全景


後ろ半分


後ろから撮影

◎出港風景

北埠頭から








今年最後の花散策in汐首岬の山

2018年10月03日 | 花・紅葉だより

コハマギクとセンブリのツーショット

 秋晴れの下、風は強かったが、今年最後の花散策になるであろう汐首岬の山へ向かった。
 8月末にも行っているが、今時期はまた別の花が咲いている。特に北海道南西部にしか自生しないセンブリの群生と可憐なコハマギク、もしかしたら見られるかもしれないオヤマボクチが狙いだった。

 NTT管理道路を登り、途中の林道との分岐からは汐首山へは向かわずに、分岐より奥の方へ向かい、右側のいろいろな花が咲く草原を中心に花を探して歩いた。


分岐から眺める290m台地の草原。一番いろいろな花の多いのはコルの少し上の林と林の間辺り。
この上の斜面はNHKドラマ「坂の上の雲」の203高地の戦いの場面のロケに使われた。
左下に何かの訓練なのか自衛隊の車が3台いた。

◎センブリ

北海道では南西部にしか見られない。恵山の山麓でも見られるが、ここの方がずっと多い。
名前の由来は「出してもまだ苦い」ということからつけられたとされている。
ゲンノショウコ、ドクダミと共に日本の三大民間薬の一つとされている。




センブリの群生

◎コハマギク

北海道から茨城県の主に太平洋側に分布。青森県では一部日本海側でも見られる。
北海道には分布しないハマギクとは名前も花も似ているが、全くの別種で、葉が全然違う。



NTT管理道路の石垣の間から生えるコハマギク


咲き始めたばかりのコハマギク。色や花弁を見て一瞬ミヤマアズマギクかと思った。

◎オヤマボクチ

このオヤマボクチ(雄山火口)も、北海道では南部にしか見られない花である。
アザミ類であるが、山菜として「ヤマゴボウ」と称される。ゴンパ、ヤマゴンボと呼ぶ地方もある。
語源は、茸毛(葉の裏に生える繊維)が火起こし時の火口(ほくち)として用いられたことから。
根は漬け物にするなどして食べられる。長野県飯山市の富倉そばでは、茸毛をつなぎに使っている。

 登りのNTT管理道路の脇で大きな株を見つけたが、上の方ではあちこち歩き回ったが見つけられなかった。
 諦めて下山している途中で、お会いしたことのある女性が登って来た。やはり、花を見たくて来たという。「オヤマボクチが見つけられなかった」と話したら、センブリの見られる場所の上の林道沿いにたくさん見られるとのこと。案内してくれるというので、一緒に戻った。感謝!

花のアップ


管理道路の下の方で目にした大株のオヤマボクチ

◎その他

センニンソウの実


狂い咲きのエゾヤマツツジ


ナツハゼの実


林道分岐付近にたむろしていた野生馬。いつもは電波塔のある汐首山の方にいることが多い