癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

東北の山旅へ

2013年08月16日 | 登山・旅行

 今月末まで特に用事はない。6日間の旅から帰ってきたばかりなのに、半月以上遠ざかった山旅の誘惑が頭をもたげる。思い立ったらすぐに実行に移さなくては気がすまない悪い癖。

 道内はしばらく雨がらみの予報が続いている。幸い本州の方は、猛暑が続いているが、道内よりはマシなようだ。そこで、今夏の予定に考えていた東北の山旅に出ることにした。決まっているのは、三百名山巡りのときに登った飯豊連峰の飯豊山と、えぶり差山に登ったときの大石山との間の主稜線を繋ぐテントを背負っての2泊3日の循環縦走と、同じく三百名山巡りのときに、終始ガス中だった朝日連峰北端の以東岳のコースを変えての再訪だけである。あとは、天気と相談しながら登る山を探して北上する気ままな旅である。

 昨日、青函フェリーに電話を入れたら、空いていれば良いと思った4:30のフェリーが取れた。8::30青森到着。明日の登山口となる山形県の飯豊温泉まで、高速利用でナビを入れたら520kmと出た。東北道を南下して、山形道へと繋ぐ。山形市で高速を下りて、飯豊温泉への入口となる山形県おぐに町の道の駅白い森おぐにまでやってきた。これまでに2回泊まったことのある懐かしい道の駅だが、今日は暑くてとても泊まれる状態ではない。


 仙台付近で車の外気温計は最高37℃を記録した。今は16:00だが、まだ32℃もある。これから山中に25kmほど入るが、どのくらい下がるだろうか?果たして眠ることができるか・・・それが心配だ。

 飯豊温泉は携帯電話が通じないらしい。ここで休憩がてらブログを打つ。
3日間の予定だが、1日目となる明日は、飯豊温泉~丸森尾根~地神山北峰~大石山(ピストン)~地神山~門内小屋テン場(泊)
2日目(8/18)は、門内小屋~北股岳~最高峰の大日岳(ピストン)~御西小屋テン場(泊)
3日目(8/19)は、御西小屋~飯豊山~大ぐら尾根~飯豊温泉

 心配な天候だが、明日から3日間はなんとか持ちそうだ。しかし、20日から雨がらみの予報なので、後ろに延ばすわけには行かない。

フットパス巡り<2>(壮瞥公園・果樹園、財田・湖畔・田園、大滝ノルディックウォーキングコース)

2013年08月14日 | 登山・旅行
 「いぶり歩く道」(フットパス)第2弾は、壮瞥の道の駅を基点とした「壮瞥公園と果樹園コース」(壮瞥町)、とうや水の駅を基点とした「財田・田園と湖畔を巡るコース」(洞爺湖町)、冬にいつもお世話になっている大滝クロカンスキーコースでもある「大滝ノルディックウォーキングコース」(伊達市)の3本を歩き、無料温泉「大滝共同浴場ふるさとの湯」で汗を流し、帰路に就いた。歩数計3万1000歩。

○「壮瞥公園と果樹園コース」(2時間)  
 夜を明かした壮瞥道の駅をスタート&ゴール地点として、まだ寝ている妻を車に残して、早朝の壮瞥滝と洞爺カルデラの外輪山と壮瞥の果樹園を堪能するコースを歩いた。外輪山上のコース(車道)が予想以上に長かった。

 
 5:45、壮瞥道の駅をスタート。まずは国道453号線を歩き壮瞥滝を目指す。交差点から壮瞥川沿いの遊歩道を進む。


洞爺湖からの唯一の流出口である高さ18mの「壮瞥滝」

 
瀧から戻って、瀧不動尊のお寺の境内を抜けると、フットパスの標識が立っていた。
その先に並ぶ石仏群。その奥から急斜面に参詣道が続いていた。 

 
ジグを切る道の右側のカーブ地点に石仏が設置されている。上の『不動36童子』のお堂の参詣道
らしい?
壮瞥公園展望台に立つ『洞爺湖畔三十三観音』の一つ『不動36童子』


梅林で有名な壮瞥公園展望台から眺める洞爺湖。左手に昭和新山と有珠山も見える。


壮瞥公園からは車道を進み、途中にある「森と木の里センター」へ寄る。

 
車道のところどころに設置されているフットパスを示す標識
外輪山上の道から国道へ下る道の分岐(ここには標識がなかった)


果樹園の中の農道を下り、国道へ出る。


歩いたコースのGPSトラックログ



○「財田・田園と湖畔を巡るコース」 (1時間45分)
 とうや水の駅と中央公園でのんびりとしていたいと言う妻を残して、ここも一人で回った。

 
スタート&ゴール地点となる「とうや水の駅」と湖畔の彫刻と石碑

 
開拓時からの「老三樹」。車道から湖畔遊歩道への入口となる「夕日の見える渚公園」の標識

 
湖畔のテントの裏側に続くウッドチップの遊歩道と湖畔で水遊びをする子供たち


ウッドチップの上が苔で覆われていて、フカフカのまさに緑の絨毯の遊歩道

 
遊歩道終点に建つ休憩所とトイレ。左へ進み、湖畔周遊道へ出た地点にフットパスの標識

 
湖畔周遊道を戻り、「夕日の見える渚公園」向かいの洞爺八幡神社へ。
神社から戻って、高台の道へ(ここには標識がなく、通り過ぎてしまって、八幡神社から戻った)


道路の右側に別荘の建ち並ぶ高台から洞爺湖を見下ろす

 
湖畔周遊道へ下る途中から旧洞爺村市街地を見下ろす。湖畔周遊道との分岐にもフットパスの標識


観光客やキャンパーで賑わうとうや水の駅中央公園


歩いたコースのGPSトラックログ



○大滝ノルディックウォーキングコース(1時間20分)
 冬には、毎年何度も訪れては滑走している「大滝常設クロカンスキーコース」が夏は、「大滝常設ノルディックウォーキングコース」となり、フットパスにも指定されている。夏に来たのは初めてだったので、冬とどのように違うのかも興味があり、妻も一緒に6kmコースを回った。
 3.5kmの車道に出会った地点で、にわか雨に襲われ、車道を走って戻った。一番楽しみだった「大滝ナイアガラ」は、雨が止んでから出直した。


 冬のクロカンスキーコースとほぼ同じコース設定

 
冬はクロカンの練習コースや大会の発着地点となっている広いグランドと休憩所・キートスマヤ

 
ウッドチップが敷き詰められているコースと木の幹に多く残っていたセミの抜け殻と雌のクワガタ


右上の丸い標識は冬のクロカンスキー用。カラフルなのはノルディックウォーキング用


雨が上がってから出直した「大滝ナイアガラ」(上流から) 


下流から眺めた赤茶けた川と合流地点と「大滝ナイアガラ」


歩いたコースのGPSトラックログ

フットパス巡り<1>(地獄谷・大湯沼&洞爺湖中島)

2013年08月13日 | 登山・旅行

 最近、ウォーキング人気の高まりとともに、あちこちにフットパスが整備されている。
 イギリスで発祥した「フットパス」とは、私有地である牧場や森林などの田園地帯、古い町並み、海岸線などありのままの 風景を楽しみながら歩くことができる小径(こみち)のことで、ウォーキングは国民的レジャーとして親しまれているらしい。

 胆振管内だけでも「いぶり歩く道」として19ヶ所もあり、非常に充実している。
 http://www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp/ss/srk/kanko/iburinomiti.htm
昨日登った母恋富士のルートも「室蘭市 ふるさとの森21公園」の一部だったし、地球岬を発着点とした「地球岬緑地」のコースもあるようだ。

 今日は、その中から、登別市の「地獄谷周辺遊歩道」と「大湯沼川探勝歩道」を回った後、洞爺湖へ移動。遊覧船で洞爺湖中島に渡り、その遊歩道を歩いた。


○「地獄谷周辺遊歩道」と「大湯沼川探勝歩道」(約2時間)


鉄泉池(間欠泉)への遊歩道

 
鉄泉池とウッドチップできれいに整備されている遊歩道


大湯沼展望台から望む日和山と大湯沼

 
奥の湯と大湯沼

 
大正地獄と温泉の大湯沼川の滑滝 


賑わっている大湯沼川の天然足湯


地獄谷入口の赤鬼と青鬼と馬鹿鬼嫁


歩いたコースの軌跡


○洞爺湖中島遊歩道(約1時間15分)

 洞爺湖の中島に渡ったのは、大学1年のときに洞爺湖へキャンプに来て以来なので、実に50年ぶりだ。妻は生まれて初めてとのこと。

 ここにもフットパスとして、船着場を基点にして山から湖畔に抜けて周遊できる「1周探検コース」が整備されていた。しかし、1周コースは速くても3時間は必要だそうだ。島に着いたのが14:00だったので、船の最終時刻までには間に合いそうもなかった。仕方ないので、途中の山中で戻る「アカエゾマツ周遊コース」だけで我慢した。
 
 下山後、ネットで検索してみたら、大平原手前のカツラの巨木の向かい側から、最高峰の西山(トーノシケヌプリ)への踏み跡もあるらしい。いずれ、再訪して、この登頂と1周コースを歩いてみたいと思った。

 
船着場にある森林博物館と遊歩道入口の鹿柵


フッドチップが敷き詰められた心地よい遊歩道

  
帰りの分岐とフッキソウの実


途中の大平原・・・1950年代に木を植えても育たなかったところらしい

 
船着場の正面に生えるアイヌの悲恋物語の伝説があるカツラのご神木と3体の神社


船から眺める観音島と弁天島と水中に建つ中島三重の塔。
右は中島の最高峰西山(トーノシケヌプリ [湖・の真ん中・山] )(454.8m)


歩いたコースの軌跡


洞爺湖へ戻り、壮瞥町営温泉で汗を流し、のんびりと過ごす。今晩は壮瞥の道の駅で車中泊の予定。

室蘭観光

2013年08月12日 | 登山・旅行

<測量山から白鳥大橋を望む>

 昨夜、お盆休みの妻と室蘭で待ち合わせ、夜景巡りをした後、道の駅で泊まった。
 午前中を中心に、室蘭市内観光をし、午後から雨が降って来たので、今日の宿のカルルス温泉「森の湯山静館」へ向かった。


道の駅みたら室蘭そばの親水公園から大黒島を望む


親水公園


明治45年建築の旧室蘭駅(現観光案内所)

 
母恋駅と母恋めし(ほっきのおにぎりがメイン)

 
往復30分ほどで登った母恋富士山頂と眼下の工場街


地球岬灯台・・・天気が良ければ噴火湾や恵山が見えたのだが、残念!


トッカリショ海岸


イタンキ浜海水浴場


イタンキ浜からの南側の海岸線

 
室蘭焼鳥一平中島本店と焼鳥定食


カルルス温泉森の湯山静館と夕食

孫たちとの再会

2013年08月11日 | 日常生活・つぶやき


 午前中は、スキー関係の総会で、午後からは、札幌在住の息子と娘の家族と義母が集まり、亡妻のお盆の墓参り後、昼食会をした。息子のところの生後1年7ヶ月になる孫1号(女)と、娘のところに5月に生まれた3ヶ月弱の孫2号(男)との再会ができた。

 1号は、自分でしっかりと食事を摂るようになり、2号は、すっかり男のらしい顔立ちになっていた。






「銀河通信」25周年を祝う会

2013年08月10日 | 日常生活・つぶやき

 今日と明日、スキー関係の会議があり、札幌へ来た。昨日の大雨で豊浦町の国道がまだ通行止めだった。やむなく、豊浦ICから洞爺湖ICの1区間だけ高速を利用した。お盆休みが始まったようで、札幌から出てくる車が混んでいた。

 今日のスキー関係の会議は、午前の三役会議、午後の理事会と夕食懇親会だった。しかし、たまたま、これまでに何度も山や沢でご一緒している江別市在住の樋口みな子さんが発行する個人通信「銀河通信」25周年記念祝賀会の案内をいただいていたので、スキーの方の夕食懇親会を欠席して、会場のりんゆうホールへ向かった。


 趣味の登山の報告、反原発や自然保護運動、書評、映画評などを載せた通信は、今年6月で177号に達し、25周年を迎えた。現在は郵送とホームページで配信されているが、愛読者は全国に350名もいる。自分も10年ほど前から愛読してきた。だいたい隔月で発行されているが、8ページもあり、その内容の豊富さやその基となっている活動があるだけに、それを25年も続けてきたことに敬意を感じる。


 その愛読者の仲間が「お祝いする会」を企画し、今日の開催となった。ご主人も招待され、50名ほどの全国からの参加者でにぎわった。終了後、HYML仲間4人で二次会へ・・・。

記録的な大雨&大記録

2013年08月09日 | 日常生活・つぶやき

雨上がりの水浸しのグランドで戯れるカモメたち

 昨夜から降り続いた道南や東北地方の記録的な大雨。函館市内は大きな被害はなかったが、八雲や松前や長万部辺りで、道路や線路の冠水や土砂崩れ、住宅の浸水などの被害があったようだ。そのせいで、JRも大幅な運休に追い込まれている。

 東北地方は、もっと酷い状態で、大きな被害が出たようだ。それにしても、ここ数年のあちこちで大きな被害をもたらしている記録的な大雨だが、いったいどうなっているのだろう?

 明日と明後日、札幌でスキー関係の会議の他に会合やお盆で、早朝出掛ける予定だ。国道はなんとか復旧して欲しいものだ。


 こんな天気だったので、ずっと高校野球を観ていた。第4試合の南北海道代表の小樽北照高校が良いところなく、4安打完封で破れたのが残念だった。

 夜の楽しみは、高校野球時代からのファンである楽天の田中将大投手の開幕16連勝を賭けた試合・・・・あちこち番組を探していたら、BS12での中継を見つけた。

 7回まで安定したピッチングで0点に抑えて交代。8回以降のリリーフがパッとしなくて、ハラハラしたが、なんとか完封。これで、プロ野球新記録となる開幕16連勝達成。昨年からの20連勝。これもプロ野球タイ記録・・・凄い!のひとこと。しかも、あの弱小球団だった楽天が貯金20でトップを独走をしているなんてシンジラレナ~イ!

はこだて国際民族芸術祭&もぐもぐフェスティバル

2013年08月08日 | イベント鑑賞・参加

  いつもこの時期は本州への山旅に出ているので、今年で第6回を迎える「はこだて国際民俗芸術祭(芸術祭)」を初めて観に行った。日本を代表する夏の大型フェスティバルらしい。世界の民俗芸術団体(アーティスト)が長期にわたって函館に滞在し、元町公園会場を中心に様々なイベントを行う。また、元町公園会場では、世界の料理や雑貨が集合するイベント「もぐもぐフェスティバル(もぐフェス)」が同時に行われていて、目や耳だけでなく腹も満足。 

 元町公園会場では、8/5~10の6日間、16:00~21:30に開催されている。16:30に着いたときは、観客の人数も少なかったが、暗くなるに連れて、どんどん増えてきて、最高に盛り上がっていた。大道芸も行われていて、あちこち観て歩くのに忙しくて、ついつい最後まで5時間も楽しんでしまった。





 



 



 

 



 




10kmジョグ

2013年08月07日 | 日常生活・つぶやき

<夕食は、頂き物の毛ガニとズワイガニ、左上は妻が作ったトトロおにぎり>

 道央の方は、ここ数日真夏日が続いているようだが、函館は、まだ真夏日は経験していない。昼はおとなしく8/20送付予定(8/30日掲載分)の「ペテガリ岳」の原稿書きに勤しんだ。そのころにまた山旅に出る予定なので、前もっての準備だ。

 夕方になって、曇って少し涼しくなり、風もあった。走れる内に走っておきたいので、一昨日の夕方に引き続き、10kmジョグに出た。巴大橋の上は港を渡ってくる風がとても心地よかった。

 一昨日は、10kmを往復でちょうど1時間で走ることができた。狙っている6分/kmペースだ。今日は、楽に走りたかったので、少しペースを落として走ったら、1時間03分だった。まだ5kmくらいは走れそうな、今年になって一番楽な走りだった。お陰で、カニとビールが美味かった!

削る苦しみ

2013年08月05日 | 日常生活・つぶやき
<新道の熊見峠から見上げる変化に富んだ険しい斜里岳頂上付近・・・次回掲載はこの斜里岳の予定>

 昨年の6月から始まった拙筆による北海道新聞(札幌圏版)隔週金曜日連載の「ほっかいどう山楽紀行」が31回を数える。

 これまでの本文原稿は14字×80行だったのが、前回から、紙面の関係で14字×64行に減らされた。まさに2割減である。これまでも決められた行数に収めるのに非常に苦労したが、より一層厳しくなった。なんとかまた元の行数に復活できるように願ってはいるのだが・・・。

 先週金曜日に掲載された新聞が送られてきた。5段組は変わらないが、これまでより3~4行細くなってなっている。なんとなく、貧相になったようで寂しい感じだ。
http://sakag.web.fc2.com/31-oppai.htm

 ひと月ほど前、文学が専門の先輩から、ありがたくも長いメールでの感想や批評をいただいた。その中の一節に、下記のような部分があった。
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 山楽紀行の素材は有り余っているはずである。それをどうまとめるかというのが苦心の在りどころだ。段落構成である。構想のセンスが問われる。制限のある字数の中で、いつも読む人のことを計算に入れなければならない。それがある程度定まれば、書き出せる。
 組み立てを決めていざ書き出すと、しかし、大抵は予定幅をオーバーする。推敲とは実際は削る作業である。文章に切れ味が要求される。惜しいところを泣く泣く排除した文章には、案外、力が備わるものである。
 表現のことをいうと、文は短いほうがいい。その点、山楽紀行の文はよく締まっていて、書き手の持ち味そのままに軽快で爽やか、切れ味鋭い。いかにも山稜を涼しい風が吹き渡る感じがする。
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 まるでこちらの苦労を見通したような内容だった。その中に、「推敲とは、実際は削る作業である」とある。まさに、その闘いの連続である。その辛さを嫌と言うほど味わっている。泣く泣く削る文章の痛ましいこと・・・自分の身を削るような想いだ。「惜しいところを泣く泣く排除した文章には、案外、力が備わるものである。」という励ましが唯一の寄りどころだ。

 明日送付日となった次回の原稿も、数日前までになんとか70行まで詰めたものができた。しかし、あと6行分を削ることの大変なことと言ったりゃありゃしない。段落ごとに、何度も何度もじっくり読み返しては、泣く泣く一文を削ったり、修飾語を削ったり、表現を変えたり、語尾を変えたり、文章を入れ替えたり・・・1字、2字と削って、3時間も掛けて、ようやく6行分を削ることができた。9合目以降の難コースを自らのルートファンデイングと持てる能力を駆使しての登頂感にも似た満足感・達成感が結構クセになる。

 先輩の言われる「切れ味のある力の備わった文章」になったかどうかは判らないが、より濃縮された文章になったことは事実だ。いつも、一番留意していることは、削ることによって味気ない文章にならないようにすることだが、それを感じるのは読者である・・・果たして?

函館港まつり・ボート競漕

2013年08月04日 | 登山・旅行

 港まつり4日目の今日は、函館港でのボート競漕を見に行った。港まつりに3日間も付き合ったのは人生初めてかもしれない。

 このボート競漕、実は合併した南茅部町の第28回を重ねるひろめ舟祭りの舟漕ぎ競争の真似をしたとのことで、歴史は5年ほどしか経っていない。

 ひと組8名は、1854年に来港したペリー率いるアメリカ艦隊へ、箱館奉行が向かう小舟に乗った人数が8名だったことに由来するとのこと。

 今年は、男性34チーム、女性14チームがエントリー。3艘ずつのトーナメント方式で、予選、準々決勝、準決勝と勝ち上がった3チームで決勝が行われた。直進のスピードよりもUターン地点の回り方が勝敗に大きく影響していて、逆転が多く結構おもしろかった。  
 









 手前の真ん中のFu君、もともとトライアスリートだが、最近はトレイルランにはまり、国内のハセツネカップや富士山周回などの有名な大会に出場している。応援したが、決勝で3位に終わった。

白老滝~三重の沢~砥石沢(滝巡り)&洞爺湖畔の烏帽子岩と岩屋洞窟

2013年08月03日 | 登山・旅行

大きく深い釜へ豪快に落ちる白老滝・・・ここは観るだけ

 前夜急にSHOさんの誘いを受ける。朝4時に出て、札幌の岳友ヤマちゃんの情報をもとに、白老川とその支流の滝巡りに出掛けた。

 大滝白老線の途中から、先ず白老川本流に下って白老滝を見る。さらに、本流を下り、支流の三重の沢を遡る。ここには、三重滝など10個ほどの滝が続いていた。高巻きが必要な滝やロープが必要な難しい滝もなく、楽しい滝巡りができた。林道を歩いて、砥石沢を下って、スタート地点へ周回できた。

 約3時間でゴール。時間が余る。そこで、帰路途中の洞爺湖畔から入る、自分は1度遡行しているが、SHOさんがまだのソウベツ川へ向かう。多くの滝を楽しめる人気の川だ。ところが、そこへ向かう林道が落石の恐れありで、通行止めになっていた。 

 仕方なく、洞爺湖畔で以前から気になっていた烏帽子岩と岩屋洞窟探訪に挑戦。洞爺少年自然の家で聞いて、立派な登山道から烏帽子岩へ。下山後、岩屋観音バス停そばの家で聞いたら、その前の道を車でその下まで入ることができるとのこと・・・。どちらも、最初は藪漕ぎも覚悟だっただけに非常にラッキーだった。両方の思いがけない探訪の後、洞爺湖いこいの家の温泉に入って、帰路に就いた。


 白い岩盤のきれいな白老川を下る


 三重の沢下部の2段の滝の合流して落ちる上段の滝を遡る


 2段になって落ちる三重滝。さらにその上にも3つの大きな滝が続いて、非常に楽しかった。


 砥石沢の最後の滝を慎重に下って、橋の横に上がってゴールイン


 周遊したGPSトラックログ

○洞爺湖畔の烏帽子岩と岩屋洞窟(義経岩)


湖畔道路から見上げる烏帽子岩・・・右側の尾根の根元まで登山道あり


烏帽子岩の根元からテッペンを見上げる


烏帽子岩の根元から洞爺湖を眺める


湖畔道路から見上げる義経岩(岩屋洞窟)


岩屋洞窟内部・・・この下まで車でここまで入ることができた。
この義経岩は有名なロッククライミングのフィールドになっていることを初めて知った。


詳しい記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

函館港まつり花電車

2013年08月02日 | イベント鑑賞・参加

 自分が子供の頃の港まつりと言えば、花電車が一番印象に残っている。
 昔の花電車は、今よりずっと華やかだった。今のはちゃちで手作り感がまったくないのが残念。
 そんなことを思い出して、花電車の写真を撮りに出掛けたが、3台のうち2台しか来なかった




 今日、運行されていなかった3台目(他サイトから借用)


タイミング良く10分ほど前にやってきた箱館ハイカラ號の花電車

 今年は路面電車開業100周年に合わせて、箱館ハイカラ號に大正時代の花電車を彷彿とさせる装飾を施した特別仕様の花電車を運行している。6月29日から8月19日まで、街中を走っている。


昔の花電車(上2枚は昭和10年、下の1枚は昭和30年代・・・今よりずっと豪華だった)