癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

濃いガスの鳳凰一山〈地蔵ヶ岳ピストン〉

2009年07月18日 | 登山・旅行
百名山に選ばれている鳳凰山、主峰は天を突くオベリスクで有名な地蔵ヶ岳(2764m)。鳳凰三山とは、この他に観音岳と薬師岳。

前夜から降り続いて心配だった雨も早朝には上がり。雲間から星や月も覗く。山は分からないが平地の雨はなさそう。

ダメもとで登山口の青木鉱泉に向かう。目指す山は低いガスで覆われているが、雨は降っていない。すでに、10人以上が出発の準備をしている。

天候回復を期待して、5:30スタート。まずはドンドコ沢コースから地蔵ヶ岳を目指し、観音岳~薬師岳を経由して中道コースを下って周遊する予定だった。

しかし、鳳凰小屋に到着し、スタッフといろいろおしゃべりをする。「今日の一番乗りですよ。このペースなら、9時間くらいで回れるでしょうが、稜線はガスで何も見えないですよ。地蔵ヶ岳に登れば鳳凰山に登ったということになりますよ」とのこと。

10:00頂上到着。下のザレ場から頭上に見えるはずのオベリスクはガスの中・・・近づいて行って、ようやくボヤッと上の方が見えるだけ(画像)。この山に登って、これが見えないと、価値半減だがこれだけは仕方がない。

小雨混じりの風もかなり強い。稜線に出るともっと強いはず。迷うことなく同じコースを戻ることにする。3連休初日でもあり、下山し始めてから登山口まで60人ほどに会ったが、日帰り装備は自分だけだった。

登りでは、展望もないので、途中の南精進ノ滝、鳳凰ノ滝、白糸ノ滝、五色ノ滝のすべてに立ち寄る。どれも落差が大きく、この山を構成する白いかこう岩の岩壁をバックに豪快に落ちる美しい滝ばかりであった。

それにしても、このコースはワイルドな急登の続くハードなコースだ。みんな良く重い縦走装備で登ってくるのに感心する。また、非常に若い人が多く目に付いた。

登り 4時間30分。下り 3時間20分。一昨日の鋸岳とほとんど同じだった。

下山後、明日からの車デポ地点(となる奈良田)に向かう。増穂町の温泉に寄り、ブログの更新をする。明日は天気が回復しそうな雰囲気だが・・・?

雨で停滞

2009年07月17日 | 登山・旅行
夜半から降り始めた雨が朝には土砂降り状態に。予報も一日中続くらしい・・・迷うことなく中止。こういう降り方は判断に悩まなくていいので助かる。ところが、そんな土砂降りの中、縦走装備で出発して行った二人連れがいたのには驚く。

早目に街に出て、一番近い北杜市の道の駅「はくしゅう」に落ち着いて、すぐさま飛び込んきたラジオのニュースにびっくり・・・。

大嵐の美瑛岳とトムラウシ山でツアー登山の遭難事故があったらしい。午後の妻からの連絡では、トムラウシでは10人も死んだとか。石も飛ぶような強風の上に、気温が-5℃まで下がっていたとか・・・そんな悪天候なのにどうして無理するのだろう?北海道の夏山の遭難事故はツアー登山が非常に多い。帰りの飛行機や宿の予約などで無理しちゃうのと、北海道の山の厳しさを知らないことや天候判断の甘さ、寄せ集めで体力や経験の差など、いろいろな原因があるのだろう。他人事ではないが・・・。 それにしても、この時期に-5℃というのも凄い。


そんなことを考えていたら、函館新聞の記者から電話が入り、この事故について感想を求められた。上記のような内容のことを話しておいたが・・・。

明日からの3連休に縦走を考えている人には出鼻を挫かれているだろう。自分もだが・・・。

さて、ほぼ一日中降ったり止んだりの中、あちこち走り回るのもいやなので、すぐ近くの「日本の道100選」に選定されている昔の甲州街道台ヶ原宿の街並み(画像)見て歩いただけで、居心地の良い車の中でおとなしくしていた。

今晩は温泉もスーパーもあるこの道の駅で夜を明かし、明日の鳳凰三山に備えるつもり。ただ、明日も雨が残りそうで悩むところだ・・・。

大展望に恵まれた鋸岳(2683m)

2009年07月16日 | 登山・旅行
〈画像は、頂上からの北岳(左)~間ノ岳~塩見岳と~仙丈ヶ岳(右)〉

2日前まで雨予報だったのに快晴の朝を迎える。今日の鋸岳は、南アルプスの北端に位置する鋸状の岩峰群を連ねる山で、二百名山に選ばれている。

ハードな山とのことなので、戸台登山口を夜明けとともに4:20にスタート。ところが、4時間45分、9:05に頂上(第一高点)に到着してしまって、ハードではあったがちょっ呆気なかった。

これ以上はないと思われる大展望に大感激・・・目の前に端正な甲斐駒。その向かい側に2つのカールを抱いた仙丈ヶ岳。その間に高さを誇る北岳、どっしりとした間ノ岳、その奥に塩見岳などなど。

さらに、北アルプスの北端から中央アルプスの南端まで山座同定できるほどくっきりと見えるのにはビックリ!こんなのは最初で最後ではないだろうか?
八ヶ岳の南側の奥多摩方面の山々も・・・予定より早かったので、珍しく1時間ものんびり寛いだ。

10:00に下山開始。13:20にゴール。行動時間はぴったり9時間だったが。登下山のトータルは8時間05分。出会ったのは、ゴール手前で、これから途中で一泊して鋸岳を目指すという若いご夫婦だけだったが、「もう下りてきたのですか?」と驚かれた。

コースは、まずは戸台川の広い河原の作業道や赤テープの踏み跡を辿る。正面に白く端正な甲斐駒が見える。角兵衛沢出合いでは、渡渉地点を探してウロウロしたが、結局靴を脱いでわたった。

出合いからコルまではほぼ直登の急登が続く。前半は樹林帯、後半の角兵衛ノ大岩からコルまではガレ場、この登りは本当にきつかった。コルから頂上まではすぐだったが、高等感があり、ちょっと怖かった。

下山後、戸台口の仙渓荘で汗を流し、明日の鳳凰三山の登山口である青木鉱泉へ。ただし、明日は雨がらみの予報・・。

入笠山(1955m)

2009年07月15日 | 登山・旅行
朝6:00、予定通り新潟港に到着。揺れはまったくなかったが、強烈な歯ぎしりに悩まされて、熟睡できず・・・睡眠中に顎の運動をしているだけあって顎の非常に大きな人だった。憎らしげに見えたのは気のせいか?

入笠山登山口までは300km。いくらケチケチ旅行でも一般道はきつい。ETC通勤割引や100km割引を利用したが、思ったより安くなかった。

今日の入笠山(にゅうがさやま)は、南アルプスの山というよりは前衛峰のひとつである。たおやかな山で、頂上の直ぐ下まで自動車道が通っていて、登山口にはバス停まである。北海道で言ったら大雪山や日高山脈の稜線の高さだから驚いてしまう。したがって、往復35分のお散歩コースだった。

ガイドブックによると豊富な花と展望抜群の山とのことだけあって、花は期待したほどではなかったが、360度の展望は最高!

北、中央、南のアルプスの高峰群、一番近いのが八ヶ岳(画像)。さらに富士山までも見渡せた。平日にもかかわらず多くの登山者で賑わっていた。

山に登る前に大阿原湿原、下山後に入笠湿原の遊歩道を回ったが、いわゆる高層湿原でないので、やや期待外れ。花はアヤメ、黄色のヤマオダマキ、ウツボグサが目についただけ。
長野や松本は35℃で今年最高だったそうだか、山は涼しかった。

その後、明日予定の鋸岳の釜無川本谷コースの林道偵察へ。ゲートからは工事の関係で徒歩も禁じられているのは知っていたが、行ってみた。早朝モグリで入ることも考えたが、手前1km以内に駐車できそうなスペースもないし、もうもうと土埃を巻き上げて行き来するダンプカーの数が半端でない。ゲートの管理人とも話したが、工事の休む休日ならともかく、とても歩く気がしない。

ということで、行程時間はそれほど違わない戸台コースの登山口へ移動することに。いずれにしても、ガイドブックでは14時間ほどのコースである。まあ、12時間は掛からないであろうが、夜明けとともにスタートしたいので、今晩は、登山口泊の予定。

心は南アルプスへ

2009年07月14日 | 登山・旅行
(画像は、狩場山系)

5時に家を出る。新車の乗り心地の良さを満喫しながらの初長距離ドライブを楽しむ。無事小樽に着き、10:30発新潟行きのフェリーに乗る。19時間30分予定の船旅は揺れもなく快適そのもの。

数日前に北九州から苫小牧までの船旅をしてきたばかりnewX君も今度は日本海回りの船旅での南下に驚いているだろう。

『山渓』8月号の特集で、南アルプスの予習をする。今回の計画は、全国の3000m超峰は21座の約半数となる南アの9座全てに登ることが判った。しかも、そのひとつひとつの山が北アルプスに比べて巨大で、縦走にしても日帰りにしても、その標高差が非常に大きくハードな山ばかり・・・改めて、自分が今回挑もうとしている計画の壮大さに身の引き締まる思いだ。

妻からの連絡では、関東甲信越地方は梅雨明けしたとか・・・幸先良いスタートになりそう。


そんな中、ヤマケイの知らない編集スタッフから電話が入る。来月号で「熊に出会わない工夫」の特集を組むので協力してほしいとのこと。江別市在住のフリーの編集スタッフHaさんの紹介らしい。

しかし、これといって特別な工夫もしてないし、顔写真云々とのことなので、この件に関して詳しい山岳ガイドのYo女史を紹介して逃げたが、果たして・・・?

それでなくとも、来月号には、「全国隠れ名山シリーズ」に拙稿の「扇沼山」が掲載されることになっているし、今月号では顔写真まで、先月号にも拙稿「大平山」が・・・すっかりヤマケイづいている。

「病とともに登る人生」

2009年07月13日 | 登山・旅行
この表題は、明後日発売の『山と渓谷』8月号の7ページにわたる特別企画の題名である。今日、それが送られてきた。

その中に、不肖私が取り上げられている・・・担当者が拙サイトを見つけたとのことで、担当者が読んだ『癌春日記』とアンケートに答えた内容がまとめられ、写真まで掲載されている・・・。

      

自分では、病とともに登っているつもりはまったくないが、他人から見ると術後5年間は癌患者らしい・・・。

しかし、掲載されている自分以外のみなさんは、凄い方々ばかりだ。
長い人生、いつかは病にぶつかる・・・そのとき「どう受け止め、どう対応していったか」などなど参考になることが多い・・・やはり、山は素晴らしい!

私に関する記事だけ読めるように、カメラに収めました。
     


さて、この8月号の特集が、たまたま明日出発する南アルプスである・・・「巨大山脈・南アルプス大縦走」・・・なんというタイミングの良さだろう。
まさに、自分の計画そのもの・・・明日のフェリーでじっくり読むこととしよう。


ちなみに、3日前にアップした「南アルプス遠征一気踏破計画」に寄せていただいたコメントを参考に一部修正した計画が下記である。

(7/14)函館発5:00 小樽発10:30(新日本海フェリー)
(7/15)新潟着6:00~移動→入笠山 (7/16)鋸岳 (7/17)鳳凰三山 (7/18)※奈良田へ移動、バスで北沢峠へ~仙丈ヶ岳 (7/19)甲斐駒ヶ岳~アサヨ峰 ※広河原へバスで移動、(7/20~22※2泊3日縦走)広河原~北岳~間ノ岳~塩見岳~農鳥岳~奈良田 (7/23)畑薙第一ダムへ移動~バスで椹島へ (7/24)笊ヶ岳 (7/25~7/29※4泊5日縦走)椹島~悪沢岳~赤石岳~聖岳~上河内岳~茶臼岳~光岳~畑薙第一ダム (7/30)大無間岳 (7/31)高塚山 (8/1)黒法師岳 (8/2)熊伏山 (8/3)池口岳 (8/4)奧茶臼山
8/5~8/13予備日(余裕ができたら、中央アルプスの南側の山)

来た来た!newX君

2009年07月12日 | 日常生活・つぶやき
          

本日、ひと月以上も待ちに待った新車・・・ニッサン・エクストレイルが、9:45納車。
10年ぶりの新車だが、やはりいいもんだ。これが人生最後の新車になるであろう。大事に乗らねば・・・。
いざ運転するとなると、擦ったり、ぶつけたりしたくないので、非常に緊張し、ついついこれまでにないほど慎重な運転となる。
セールスにも勧められたが、初めの3年くらいは車両保険にも入るつもりだ。          
          
 
特に、今までの車に比べて、鼻先が高くて幅広なので、どうも前方の車幅の感覚が掴みずらい。
また、長さも11cm長くなっているので、バックモニターは付いているが、バックで駐車場へ入れるときの後の感覚もよく分からない。

しかし、非常に静かで滑らかな走行がうれしい。まだ説明書は読んでいないが、いろいろ新しい機能が付いているようだ・・・ライトが勝手に点いたり消えたりするのにはビックリ・・・車庫へ出入りするときやトンネルの時は助かる。

試運転は、ホームセンターへ。
後部分のベッド&居住スペースの下敷き用と窓の目隠し作成用のレジャーアルミシートを購入。

          

早速、長さ174cmのフラット空間にレジャーアルミシートを敷いてみた。
さらに、後の座席を取り外すと、前の座席との間に30cmほどの空間ができ、そこに荷物を置くこともできる。
ゆったりと寝ることができそうだ。胡座を掻いて座っても頭が屋根に着かないのも嬉しい。
旅の時は、これにエアマットを敷き、その上にソファ用の長座布団を重ねて、寝袋で寝るつもり。

          

さらに、レジャーアルミシートでフロントガラス以外の窓の目隠しを作った。
窓の内側の形に合わせて、5mmほど大きく切り、それを内側から押し込むようにする。
外側がアルミなので、日光も遮断できそうなので、長時間の駐車にも良いかも知れない。

またもや雨・・・Ko玉さんとの道南最後の薮山

2009年07月11日 | 登山・旅行
                  (雨の中のネマガリダケ林の初神山頂上)

 札幌に転勤が決まり、明後日には引っ越しするKo玉さんの道南最後の薮山に付き合った。彼が道南500m超峰で最後まで登り残していた3座のうち、上ノ国町の小砂子と石崎の間に位置する大滝山(544m)と初神山(562m)。

 もちろん登山道はあるはずがない。海岸線なので雪付きが良くないので、冬も難しい。沢からのアプローチも狭くて深い沢ゆえに難しい・・・ということで、国道から薮の急斜面に取り付き、大滝橋を挟んだ尾根と源頭部を巻く稜線を終始薮漕ぎで辿り、両山を周回した。

 スタート時は雨は降っていなかったが、1時間ほどして降り出す。すでに夜中の雨で濡れた薮で体はびしょびしょ・・・こうなったら、二人の辞書には撤退の2文字はない。その後3時間ほどは土砂降りの中、、ひたすら薮を漕ぐ・・・。

 大滝山への登りは順調だったが、下りだから楽だと思った初神山からの尾根は頭を越す強烈なネマガリダケとはっきりしない尾根。こちらのGPSとKo玉さんのコンパスと野生的感をしても、尾根を見失ったり、別な尾根に引っ張られたりして、行きつ戻りつを繰り返して3時間近くも掛かった。

 いつの間にか雨は上がったが、4kmの道のりに終始ずぶ濡れの6時間半の薮漕ぎだった。

 Ko玉さんは函館在勤2年間のうちに、こちらに赴任する前に残していた道南700m超峰76座のうち38座を登って完登。更に700m未満500m以上の山も1座(太田の天狗山)だけ残して66座も登ったことになる・・・シンジラレナイパワーと根性だ。そのほとんどは薮山ばかり・・そのうち、一緒に登ったのは数えてみたらわずか16座ほど・・・もっと多いと思ったのだが・・・しかし、最初の3座と最後の3座はきちんとお付き合いできた。

 彼は、これで、もう道南の山にも未練はなく、家族の待つ札幌へ心おきなく赴任できる満足感に酔いしれているようだった。

 強い雨の中で、写真はあまり撮れなかったが、詳しい記録は下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/ootaki-hatugami.htm

南アルプス遠征計画

2009年07月10日 | 登山・旅行
  (富士山に次ぐ第二の高峰・北岳~南アルプス市観光協会のサイトより)

 どうやら、新車も明後日(12日)には納車されることになった。代車のヒビの入ったフロントガラスの修理代は、折半ということで話もついた・・・。

 そこで、新車を駆って、14日の小樽発新潟行きのフェリーに乗り、今年の日本三百名山巡り・道外遠征第2弾として、南アルプスへ出掛けることにする。

 すでに、ガイド本やインターネットを駆使して、具体的な計画は作成済み。珍しくひと月ほどの日程が取れたので、23座ある日本三百名山を一気に踏破する予定だ。いかに全山を効率よく回れるかを検討するのがとても楽しかった。

 しかし、北アルプスよりも奥深く、ひとつひとつの山の標高差も大きく、登行時間も長いハードな山ばかりである。日帰りの山は車中泊の予定だが、マイカー規制で登山口までバスでなければ入れない山も多い。したがって、登山口でのテント泊が5日、車のデポ地点までの2泊3日と4泊5日の2回のテント泊縦走も計画した・・・・これまでで最もハードな遠征になることは間違いない。
成功の鍵は、早めの梅雨明けと体調管理であろう・・・。

 一応、計画は下記の通りである。
 予備日が1週間も取れたので、天候や体調次第では無理せずに、停滞しながら後にずらして行こうと思う。

(7/14)函館発5:00 小樽発10:30(新日本海フェリー)
(7/15)新潟着6:00~移動→入笠山 (7/16)鋸岳 (7/17)鳳凰三山 ※奈良田へ移動、バスで北沢峠へ (7/18)仙丈ヶ岳 (7/19)甲斐駒ヶ岳 (7/20)アサヨ峰 ※広河原へバスで移動、(7/20~7/22※2泊3日縦走)広河原~北岳~間ノ岳~農鳥岳~奈良田 (7/23)畑薙第一ダムへ移動~バスで椹島へ (7/24)笊ヶ岳 (7/25~7/29※4泊5日縦走)椹島~悪沢岳~赤石岳~聖岳~上河内岳~茶臼岳~光岳~畑薙第一ダム (7/30)大無間岳 (7/31)高塚山 (7/14)黒法師岳 (8/2)熊伏山 (8/3)池口岳 (8/4)奧茶臼山 (8/5)塩見岳
8/6~8/13予備日


期待外れの「箱館奉行所見学会」

2009年07月09日 | イベント鑑賞・参加
           

本日、退職互助会主催の現在五稜郭内で復元工事中の「箱館奉行所見学会」に参加した。
昨年の11月に、一般公開でも見ていただけに、その後の進捗状況を期待して出掛けた。

           

ところが、今回は、入口から少し入ったところで、正面の左側だけの見学と説明で終わり・・・。
確かに、前回の時に比べて、屋根瓦も葺かれ、かなり進んでいたはいたが・・・。

前回は、ぐるっと一回りすることができたし、裏の方から入って内部の部屋なども見ることができただけに、今回はちょっとガッカリ・・・・一般公開と団体公開の違いか?

まあ、懐かしい顔ぶれに会うことができたことの方が印象深かった・・・。

前回の様子は、下記からどうぞ!
http://blog.goo.ne.jp/sakag8/e/7ea952e21d1f8e78de874b15f3d48971

森の写真展~竹田津実~

2009年07月08日 | 登山・旅行
7/5、姿見平~裾合平花散策から下山後、東川町にあるキトウシ森林公園へ寄ってみた。
キトウシ山の上の方にあるお城の形をした展望閣の下まで車で上がれる。
展望閣からは東川町の街並みが広がる・・・。

              

そこで、思いがけずに、『キタキツネ物語』や『子ぎつねヘレンがのこしたもの』などの著者で、「森の獣医さん」として有名な竹田津実さんの珍しい野生動物の野外写真展が開催されていた

           

『「えぞ王国」森の写真展』(6/7~10/18・無料)・・・・展望閣からキトウシ山の南端展望台まで1.2kmの登山道沿いに215点の野生動物の写真の大型パネルが展示されているという変わった写真展だ。

           

自然と一体になって、それらをのんびりと眺めながら歩くが、森の中に、本当にそれらが棲息しているような感じを受ける楽しい写真展だった・・・。

           

その中の一枚に、こんな可愛いツーショットも・・・・「タヌキとキツネのだまし合い?」

どの写真も、竹田津さんならではの野生動物に対する愛情が伝わってくる素晴らしい写真ばかりである・・・近くを通ったときにはぜひ寄ってほしいお薦めスポットである・・・。

富良野・美瑛~ガーデン巡り

2009年07月07日 | 登山・旅行
7/04,早朝に函館を出て、午後には富良野入り・・・・

まずは、倉本聡脚本TVドラマ『風のガーデン』







次に、同じく倉本聡脚本TVドラマ『優しい時間』の舞台となった喫茶店「森の時計」






いつもの中富良野の「彩華の里」と「富田ファーム」






昨年の最盛期の7/16の「「彩華の里」と「富田ファーム」は下記からどうぞ!
http://blog.goo.ne.jp/sakag8/e/cd1a8db1bd84cf082d76d030935842ed


最後に、美瑛の「makonianガーデンと美術館」











フロントガラスにヒビ

2009年07月06日 | 日常生活・つぶやき
 新車がまだ来ないので、1週間ほど前から代車のマーチを借り、それで、この度の4日間の旭川旅行を終えて、今晩帰宅した。

 帰路途中、八雲市街地を抜けた辺りで、すれ違ったダンプから小石が飛んできて、「ビシッ!」という音を立て、フロントガラスの助手席側にぶつかった。そして、ぶつかったところを中心にヒビが走った。これまでにも似た音を聞いたことは何度かあったが、ヒビが入ったのは初めての経験・・・・。

 初めは20cmくらいだったが、走っているうちに振動で徐々に伸びてきて、家に着いたときには40cmほどになっていた。これ以上、大きくなるのも怖いので、明日にでも返そうと思って電話したら、ディラーが休みだった。

 今、気懸かりなのは、こちらにミスがなくても、この修理費はこちら持ちになるのだろうか?ちなみに、この代車の所有者はディラーになっている。明日、一番に電話するつもりだが、新車の購入にケチが付かないことを願うだけだ。

 いずれにしても、フロントガラスをスッポリ取り替えることになるので、結構高い修理代になるであろう。

そうそう、前の車の牽引や廃車でお世話になった留寿都の自動車工場に菓子折を持参して、お礼に寄ってきた。  

「世界の三浦」の講演への謝辞

2009年07月04日 | スキー・クロカン
今日の「2009北海道スキー指導者協会の集い・旭川大会」のメインは三浦雄一郎氏の講演。演題は『「生きがい」~75歳、エベレスト登頂への挑戦~-高齢化社会におけるチャレンジと夢』

私の役割は、その謝辞・・・スキーと登山三昧の自分にとっては憧れの雲上人。映像や著書では良く見てはいるが、生三浦は初めて・・・感激しながら想いの丈を語らせていただいた。

その内容については、二人で撮らしていただいた写真と一緒に、数日後のブログに掲載させていただきます。

懇親会ですっかり出来上がってますので、今日はこれにておやすみなさい!