癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

「日本3百名山ひと筆書き 最終盤に挑む田中陽希さん」

2020年12月18日 | 登山・旅行

 今日の道新朝刊に、岳友でもある黒川伸一編集委員の取材記事として、「日本3百名山ひと筆書き」に挑戦中で、現在、富良野市の実家で停滞中の田中陽希さんのことが掲載されていた。

 すでに、「日本百名山ひと筆書き」と「日本2百名山ひと筆書き」を終えている陽希さんは、その集大成として2018年1月から、自分も完登した「日本3百名山」(301座)のひと筆書き踏破に挑んでいる。

 スタート時から、彼のほぼ毎日発信するインスタグラムとNHKBSプレミアムで、ずっと追いかけて来たので、今日の記事の内容はほぼ把握していた。

 百名山と二百名山のときは、最短距離を歩き、1年以内でゴールしている。しかし、今回は、これまで登った200座を含めた301座すべての人力踏破に挑んでいる。これまでとは違ったスタンスで、山へ登るときは、条件の良いときを選び、遠回りの移動や停滞を厭わずに、山と山の間の歩きや海のカヌー移動も含めて、実に楽しい山旅を繰り広げている。

 本来であれば、今年中に利尻山でゴールするはずだった。しかし、新型コロナの影響で、酒田市で3ヶ月の停滞を余儀なくされ、最終盤の北海道の26座は、18座を残して、厳しい真冬に突入してしまった。この厳冬期の大雪や日高の山をどのように登るのだろうと気にはしていたが、急がないで、富良野の実家で3月くらいまでは停滞するという。

 インスタグラムでも話していたが、実家停滞中も旅の途中なので、週6日はトレーニングに励み、16km離れた富良野市街地の歯医者に通うときも歩いて往復しているという。一切車は使わないとのこと。近くの母校でもある麓郷小中学校のクロスカントリーコースが開設されれば、クロスカントリースキーでのトレーニングもするという。

 「2百名山」のときは、樽前山へ移動中と、駒ケ岳へ向かっているときと山頂でもお会いして話もしていて、一緒に写真も撮っている。

 今回も駒ケ岳へ向かうだろうと思った日に、登山口へ向かう道路で待っていたが現れずに諦めて帰るときに、大沼トンネルの中を歩いている姿を目にした。その時は予定があったので会うことを諦めた。

 その後も天候が安定せずに、駒ケ岳への登頂日が読めなかったことに加えて、今回の公式サイトの「応援いただく皆様へお願い」というページでは、2百名山までにはなかった「田中陽希を追跡したり、所在地を調べるのはお控えください」「皆様が撮影した画像・映像などをSNSなど公共の場で転載しないでください」などと書かれていたので、今回の追っかけは止めにした。

 残りの北海道の山は、多分残雪期になるだろう。実家で停滞後の利尻山までの行程を楽しみにしている。

 なお、津軽海峡をカヌーで渡る様子や、道内の8座の記録は「第31集」(タイトル未定)として、1月2日のNHK BSプレミアムで、 20:00~21:30 に放映される。

 また、12月27日には、13:30~15:00に「第30集」「千変万化の大パノラマ!岩手・秋田の7座」が再放送される


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