癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

GPS新調

2011年10月18日 | 登山・旅行
 <新しく購入したGPS(左)とこれまで9年使ってきたGPS(左)・・・共に、GARMIN eTrec Venture 日本版>

 これまでのものは、2002年秋、日本語バージョンが売り出されたときに、通販で39,800円で購入したものである。当時は、道内の登山道のある山はほとんど登り尽くし、雪山や薮山へと足を延ばし始めていたころである。一人歩きが基本の自分にとって、不安感を少しでも減らせるものであればと購入した・・・・。以来、地形図に登山道が記載されている夏山では高度計代わりにしか使用しないが、雪山や薮山や沢登りなどでは、一人歩きの心強い味方となってくれている。

 頼りになるのは、自分の現在地とそこまで歩いてきた軌跡が常に表示されるので、登りでは、ルートがはっきりしなくなったときに、設定しておいたルートを見て確認したり、軌道修正をしたりできること。さらに、同じルートを下るときには、登りの軌跡を辿ることで、迷う心配がないことである。これまでも、特にガス中や背丈を越す薮の中などの見通しの利かないとき、さらにはトレースの消えた雪山では、何度も助けられた・・・GPS様々である。

         
                <ルートを設定し、GPSにアップロードし、印刷した地形図>

         
                <下山後のトラックログと必要事項を記載してHPにアップしたもの>

 自分は、PC上でカシミール3Dと連動させて、1/25000の地形図にルートを設定し、GPSにアップロードし、そのルートが入った地形図を印刷して(上の画像)、山へ持って行くことと、登りながらの現在地の確認とトラックログを取ること(下の画像)が主な目的である。
 
 しかし、すでに9年を越えていて、酷使した割には、周りの仲間を見ても、かなり長持ちしている方だ。しかし、今年から、なぜか画面が黒くなってしまって、ときどき感度が悪くなることがある。また、他の仲間が持っている新しい機種に比べて、樹林帯の中や沢の中では感度が悪く、現在地の確認が難しいことが多い。

 そこで、雪山シーズンの前に、思い切って買い換えることにした。ネット上でいろいろ調べたが、最近は、性能がアップし、いろいろな機能や1/25000の地図まで搭載された機種まで出ていて、10万円以上するものまであるらしい。しかし、あの小さい画面で地形図を見ても、ごく狭い範囲しか表示されないので、地形図が入ったものなどは欲しいとは思わない。ただ、これまで途切れがちだった樹林帯や沢の中での感度がアップしてくれるだけで十分である。

 結局、今ままでと同じ「GARMIN eTrec Venture HC 日本版」に落ち着いた。定価は29,400円だが、ネット上で安いものを探し、22,470円(送料無料)で購入した(さきほど見たら、さらに2,000円安くなっていたのが悔しいが・・・)。今までと同じ使い方ができて、感度もデータ容量も大幅にアップしていて、おまけにカラー表示なのがうれしい。

2 コメント

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Unknown (TAMA)
2011-10-19 07:25:45
おはようございます
当方、同じヤツの英語版を使っています。
初代に比較してかなり感度は良いです。
9月に3代目が出ましたが、様子見ですね。

http://gpstracklog.com/2011/05/garmin-etrex-10-20-and-30-announced.html


GPSセンサーも一新されたようです。
ロシアのGPS衛星も捕捉出来るようになり、
精度が一段とアップしたとか。
でも、坂口さん、かなり物持ちが良いですね。
ではでは。
TAMAさんへ (sakag)
2011-10-19 08:20:31
感度が良くなっていれば、それで申し分ありません。
初代に比べて安くなっているのも良いですね。
英語版だともっと安いのですが、ちょっと抵抗がありまして・・・。
物持ちというより、壊れないので・・・。これまでのもまだ使えるのですが、感度アップを期待して買い換えたと言うところです。

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