今年の2月に函館山の会会長の林さんが踏破した「道南全山219座」は、これまでに、札幌の故Koさんと函館の故齋藤浩敏さんも踏破している。しかし、今回の林さんの快挙で、219座というのが公に認知され、後に続こうとする仲間も増えて来たようだ。
その219座は、道南山域(黒松内低地帯より南)の国土地理院発刊の1/25000の地形図に山名の記載されている山である。そのリストは、故齋藤さんの『魅する山々~道南100座紀行』の中に記載されている。
自分は別な出典の標高順リストで、自分が未踏の山だけを数えて、「あと9座」と喜んでいた。しかし、自分が利用していた標高順リストを改めて照合してみたところ、地図には記載されていない三角点名がいくつか載っていて、狩場山塊から外れた島牧村と黒松内の3山が抜けていた。
そこで、齋藤さんのリストをもとに精査し、「標高順リスト」と「市町村別リスト」を作成した。これから挑戦してみようとしている方のお役に立てればと思い、HPのトップページの目次からも、さらには、「山域別目次」の道南の山の枠からもアクセスできるようにした。
「標高順リスト」はエクセルの表なので、自分の登頂記録にリンクすることができない。そこで、「市町村別リスト」から、自分の登頂記録が見られるようにした。
「市町村別リスト」を作ったのは、同じ名前の山がたくさんあって、どこの山なのか良く分からないということもあったし、また、市町村ごとの山を潰していくという楽しみもある。
特に「丸山」は16座と非常に多く、非常に紛らわしい。そのほかに、天狗岳が6座、毛無山が5座、袴腰岳(山)、燈明岳、松倉山がそれぞれ3座ずつあった。
また、市町村別の山の数は、八雲町が35座、上ノ国町が22座、松前町と函館市が各20座と続く。
再精査したら、自分が未踏の山は11座に増えた。改めて、今後の見通しも記しておく。
<松前>柿崎山~今週中に石崎・松前線と土岐沢林道を歩き、尾根に雪があれば踏破できそう。
<上ノ国>丸山、撫付山、滝澗山~海岸近くの山なのでもう雪がなく、来冬に持ち越し。
<せたな>丸山(せたな)、天狗岳(太田)、丸山(太櫓)、丸山(北桧山)~これらは、来週にでも出かけて、残雪次第で、登れる山と来冬へ持ち越す山が出て来るかもしれない。
ただし、丸山(北桧山)(103.6m)は、齋藤さんのリストには載っているが、地図にはいくら探しても載っていない不明の山である。明日にでも林さんに聞いてみよう。
〈追記〉早速、林さんとjyunさんからメールが入り、「うぐい沼の南東にある103.7峰です」とのこと、三角点名を調べたら丸山だった。いつ頃の地図までに載っていたのか調べてみたい。
<島牧>天狗岳~これは自分のリストから漏れていた山。積雪期しか登れそうもないので、来冬か?
<黒松内>丸山~これも漏れていた山。頂上に電波塔があるので、夏でも簡単に登れそう。
<奥尻>神威山、勝澗山~これは今夏には登れそう。
一番厄介な柿崎山をやっつけてしまうと、あとは割と簡単に登れそうなので、来冬には全山踏破できそうな感じである。
この山は、対象外ですか?
リストのチェックとコメントありがとうございます。
実は、自分が参考にしていたリストには載っていましたが、故齋藤さんのリストにはなかったので、地図で確認しました。確かに、山名は記載されてはいませんでした。
したがって、対象外としました。前千軒岳の途中でピークは踏んでいますが・・・。
千歳ハーフ、今年もエントリーしました。一緒に走れるかな?