砂原岳の岩場(左)へ続く7合目付近の尾根を登る。右は剣ヶ峰。
仕事が休みだったSHOさんと二人で、望洋の森コースから砂原岳を目指した。自分は、駒ヶ岳も砂原岳も冬は登ったことがないので楽しみだった。しかし、岩場から上は夏に比べて迫力と厳しさが増し、冬山の醍醐味を味わうことができた。
一昨日の袴腰岳の失敗を教訓に、プラブーツ、12本爪のアイゼン、ピッケル、冬用ストック、カンジキ等、本格的な冬山装備で臨んだ。しかし、カンジキの出番はなく、5合目より上はアイゼンに助けられた。8合目の岩場からは、まさに氷雪の世界で、アイゼンとピッケル、さらには、万が一の場合に備えて、冬山の大ベテランであるSHOさんとアンザイレン(ロープで繋がること)で登った。
北西の風が強く、とくに8合目の岩場から上は、強風の上にホワイトアウトになり、頂上手前200mの火口原分岐標識のところで撤退した。岩場までは、正面からの強風と闘いながら、ホワイトアウトの中、登りのピッケルの穴を見失わないようにして下山した。
8:20スタート、登り3時間、下り1時間40分、13:05ゴール、森町のちゃっぷりん館で 疲れを癒し、温まった。
登山口手前の畑地から砂原岳を見上げる
西円山分岐から尾根を見上げる
アイゼンを付けた5合目から砂原市街地を見下ろす。左下は西円山の登山道
上から下りてくる先行者。室蘭の方で、アイゼンとピッケルがないので、8合目で断念したとのこと。
8合目の岩場が近づいてくる
8合目の岩場の下から森町市街地方面を見下ろす
カンジキとストックをデポし、8合目の岩場を登る
だんだんホワイトアウトになってくる頂上稜線を進む
頂上200m手前の火口原分岐の標識をバックに。無理しないでここで撤退。
もっと詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)
完全に冬山ですね。
砂原岳は昔、アイゼン、ピッケル、ザイルワークの練習をしたところです。上は青氷のこともありました。
下部は結構スキーも楽しめました。
国体道予選の時は函中コースからスキーで登り、剣はアイゼン、ピッケルでスキーをトラーゲンして乗り越え夏道をまたスキーで下りたことがあります。この時は地元ガイドということで、先頭を歩きました。
SHOさんは新潟大学の山岳部出身で、ヒマラヤのピークもいくつか制覇しています。
元祖私の山の師匠であるyamaさんも、この砂原岳でアイゼン、ピッケル、ザイルワークの練習場所でしたか。納得です。
函中コース、いつかは登ってみたいと思っていますが、剣越えは難しそうですね。
(スキルアップと言う名の免許更新対策(笑))
なかなか登山を楽しめない年でした。
その中でも、10月に2回 砂原岳に挑戦しましたが、
いずれも6合目辺りから風が強く、危険を感じ8合目付近で撤退しました。
やはり、海岸に近く風が強いので、夏に挑戦する山ですね。(ビギナーには)
いつも、たくさんの情報をありがとうございます。
砂原岳は、馬の背から火口を横断して
登ったことがあります。春ですが。
ところで函館マラソンですが、正式に発表になりましたね。
サロマと被りますが、フルは第1回目なのでエントリーすることにしました。
函館は20年ぶり位になるので楽しみです。
ホテルは確保しましたが、交通手段をどうするか。自家用車はかったるいし、今のところ、都市間バスと飛行機の組み合わせで行こうかと考えて」います。
駒ヶ岳も砂原岳も夏の方が花などが咲いていて楽しいです。
来年は、ぜひ天候のよいときにリベンジを!
http://sakag.web.fc2.com/koma15.htm
今年だけで3回目の砂原岳でした。
函館マラソン、まだ制限時間が発表になっていないので、私はどうするか悩んでいます。5時間でも走れそうな気がするのですが、練習がイヤで・・・。ハーフなら山パワーだけで楽に走れるのですがね。72歳で初フル挑戦というもの面白いかな~?
昨年名古屋ウィメンズを完走した妻はフルに決めています。