癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

体力の衰えを実感?

2019年07月03日 | ウォーキング・ジョギング・マラソン

昨年の函館マラソンの画像(スキー指導員仲間のHa氏提供)

 周りから「体力がありますね~。秘訣は何ですか?」と聞かれることが多い。確かに若い人たちと山に登っても、まだ遅れを取ることはないし、気を遣われることもない。自分でも年齢に比して体力はある方だという自負心は持っている。

 聞かれる度に「特に意識的に努力していることはないです。好きなことがたまたま歩きが基本の運動で、夏冬問わずそれをずっとやり続けているからだと思います」と答えている。 
 はっきり言って、楽しいから頑張れることはあっても、基本的には、努力するとか辛くても頑張るということは苦手な人間である。だから、筋トレはやらなきゃと思うことはあっても、楽しくないから長続きはしない。

 自分の体力づくりの基本は、健康維持と老化防止のために40代後半から始めた一人でもでき、自分のペースでできるものばかりの登山・クロカンスキー・マラソン・歩き旅である。唯一20代から続けているゲレンデスキーは、上から下へ滑り下りるだけなので、それほど体力づくりになっているとは思っていない。クロカンスキーを始めたきっかけも、冬にも汗を掻くスポーツをしたいと思ったくらいである。

 50代より60代、60代より70代と加齢とともに、それぞれの所要時間やタイムは遅くなっていることは理解している。でも、楽しいから続けることができているし、それほど急激な衰えを感じることはなかった。

 ところが、ここへ来て、急激な衰えを感じたのが、一番好きになれないマラソンである。このブログでも練習で調子が上がらないことは書いてきた。66歳から再出場した函館マラソンのハーフだが、昨年までは6分/kmペースを目標に走り続けてこれたし、昨年と一昨年は5分50秒ペースで走り、自己ベストを記録している。当然、練習でもそのペースで楽に走ることができていたし、楽しいと思えるペースであった。

 しかし、今年は昨年までのペースで走ることができなくなっている。そうなるともともと好きになれないランだけに、頑張る気力まで萎えてくる。特に、昨年と一昨年が最高だっただけに、一気にこんなにガクンと落ちるとは思っていなかった。どこか体調が悪いのでは・・・?などとあらぬことを考えてしまうほどである。

 良く75歳でガクンと衰えを感じるようになったとか、ある調査で、自分を高齢者だと思うのは「75歳」を過ぎてからと思う人が多いと言われているが、まさにその歳である。

 とりあえずの悩みは4日後に迫った函館マラソンである。これまでの目標としてきたペースで臨むのは無理である。次に考えるのは、70歳以上の部で20位以内に入って新聞に氏名が掲載されることである。昨年と一昨年はともに13位であった。ちなみに、昨年の70歳以上の部のエントリーは132名である。
 昨年の20位のタイムは2時間10分だった。ペース計算にすると6分10秒/kmだが、これまでの練習からはこれも無理っぽい。

 結局のところ、タイムや順位を意識しないで、楽しく走れそうなペースを模索するしかないようだ。走ることは好きにはなれないが、ほかの登山・クロカンスキー・歩き旅のトレーニングにはなるので、これからはそれを目的に楽しく走れる日常的なスロージョグへと切り替えて行くしかないのかと・・・?