癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

雁毛山(せたな町大成区)

2018年12月30日 | 登山・旅行

ヨリキ岬から眺める雁毛山(帰り撮影)

 昨日、 函館山の会のHa会長とSHOさんからお誘いを受けて、せたな町の太櫓山塊の雁毛山(491.2m)に登ることができた。日本山名辞典では「かりげやま(がんけやま)」となっている。二等三角点の山(点名は同じ)である。


GPSトラックログ

 吹雪模様の中、5:30にSHOさんを迎えに行き、七飯町役場駐車場でHaさんを乗せた。七飯は晴れていて星が出ていた。向こうの天候は心配だったが、現地まで行って判断しようと八雲から熊石に抜けたら、青空が見えて、大成区のヨリキ岬からは目指す雁毛山が見えていたのには驚いた。

 せたな町大成区宮野の交差点から小川沿いの林道に入る。今夏に登った松倉山への林道と同じ林道である。当初はその入口から歩くことを覚悟していたが、冬季伐採作業が入っていて、4.4km先の南尾根の取り付きの林道跡まで車で入ることができた。歩いたら往復3時間は掛ったであろう。


 除雪された駐車帯のすぐそばが、地図上に掲載されているこの山の西側を通る廃道化した林道の取り付きだった。この林道跡は太いネマガリダケが生えていて、非常に歩きづらかった。
 自分はいただきもののスノーシューを初めて履いて、いつものアルミカンジキが背負ってスタート。慣れていないので、非常に歩き辛い。


 ネマガリダケに手こずりながら45分ほど歩いて、斜度の緩いところから人工林の尾根に取り付いた。ここで、スノーシューからかんじきに履き換えた。


 人工林の中は、雪が少なく、ネマガリダケも生えていないので、非常に歩きやすいし、途中には作業道もあった。しかし、2人は歩くのが速く、ラッセルもしないのに遅れてしまう。付いて行くのがやっとだった。


人工林から抜けると、目指す頂上がチラッと見えた。またネマガリダケの中を進むが、この辺りから積雪が多くなり、あまり気にならない。


途中に岩場もあった。


頂上が近くなると斜度が緩み、、積雪が多くなり、ナマガリダケも気にならずに快適に歩けた。


展望のない山頂に到着。190cmのHaさんと176cmのSHOさんに挟まれると、子供のような自分。

 Haさんも道南224山の完登を目指しており、渡島大島と松前小島の山を除いて、これで、未踏が5山になったそうだ。自分はまだ15山残っているが、いろいろ情報をいただいた。


8:30スタート、登り2時間、下り1時間、11:40ゴール。天気予報からしてもまさか登れるとは思わなかったし、林道歩きが免れるいう幸運にも恵まれ、難なく1山ゲットとなった。
 
 帰りに地元のあわび山荘の温泉に入って、厚沢部回りで帰って。これで、今年の登り納めとなった。

 帰宅後、休むと動きたくなるので、すぐに朝できなかった町会館駐車場の雪掻きをした。