癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

2012年に感謝(写真で振り返る10大感動)

2012年12月30日 | 日常生活・つぶやき
 正月明けに待望の孫1号が誕生してスタートした2012年・・・今年も多くの新たな出会いや感動に満ちた充実且つ平穏な1年であった。
 責任の重さと忙しさがちょっと増した役職上のボランティア活動以外は、山行日数も100日になり、相変わらずの趣味三昧の生活だった。そんな中から、特に感動の大きかったことを時系列に沿って10個選び出して、写真で振り返ってみた。改めて見てみたら、自分の頑張りもあるが、ほとんどが多くの方々との行動やお世話になったことばかり・・・感謝・感動・感激!


<2月26日> 6年ぶりに復活した国内最長85kmの「湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会」
終始強烈な向かい風の上、低温で滑りが悪く、過去の記録より1時間以上も苦しんだ超過酷なレースだった。自分より高齢者は数えるしかいなかったが、順位はまだ全体の1/3ほどの位置に満足。
この大会を機に、ボランティアをされていた湧別町の「うどんおばさん」とのネット上でのお付き合いが始まった。 


<5月20日>藪山仲間のお陰で登れた「夕張中岳」
予てから強く惹かれていた鋭く天を突く鋭鋒・・・しかし、自分の実力からは単独行では無理な山だった。
札幌の「地図がガイドの山歩き」チームを中心とした北見や旭川や名寄から馳せ参じたお馴染みの藪山仲間のお陰で念願を果たすことができた。今年の「わたしの一名山」となり、年賀状にも同じ写真を使った。


<5月26日~30日>1300年続く修験の道・紀伊半島の「大峯奥駆道」縦走
テント装備20数kgを背負い、5泊6日の予定で吉野をスタート。しかし、3日目でレインウエアを落とし、核心部を終えた北部縦走のみで4日目に下山。その後、熊野周辺の観光も楽しんだ。レインウェアは機転の利く良い人に拾われ、佐賀県経由で戻ってきた。


<6月2日~>北海道新聞札幌圏版に拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」の隔週連載が始まる
札幌圏版編集委員のKさんがわざわざ自宅まで来ての依頼に感激し、畏れ多くも引き受けることになった。地元函館で読むことができないのが残念だが、道内の半数以上の読者の目に触れているはず・・・光栄且つ感謝の至り。
できる限り楽しく読んでもらえることを心がけて、良い緊張感を抱き、楽しみながら書かせてもらっている。許されれば、あと2~3年は続けたいものだ。


<7月17日~20日>13年ぶりの晴れた1839峰再訪が叶う
自分にとっては、「北海道百名山(山渓)全山単独行完登ゴール」の忘れられない山である。そのときは終始濃いガス中の登頂だった。「いつか、晴れた1839峰を再訪したい」が長年の念願になったままだった。
たまたま札幌を中心とした3人のお誘いを受けて、60代カルテットメンバーでようやく念願が叶った。


<7月31日~8月2日>念願の知床岬に立つことができた「知床岬海岸トレッキング」
四国遍路以来お世話になっている松山市の法起坊見習いさんが、今年も約4ヶ月間の北海道旅行にやってきた。そのメインがこの知床岬に立つことだった。中標津のMoさんとMiさんの同行も得て、自分も含めて長年のその夢を叶えることができた。


<9月8日>SHOさんの同行を得て到達できた秘滝中の秘滝「社台の滝」
これも長年の念願だった。社台川を遡行しなければ到達でないので単独行では億劫で延び延びになっていた。見る者は、その異様さに「悪魔の顔」「ゾンビ滝」「ムンクの叫び」などなど、様々な表現をする。


<9月16日>SHOさんとたにさんのお陰で遡行を果たせた下北半島の銘渓「うぐい滝川」
初の道外遠征の沢登り・・・これまでずいぶん多くの沢を遡行したが、これまででもっとも変化に富んだ、ありとあらゆる沢登りのエキスが詰まった非常に楽しい沢だった。深い釜を持った何段も続く滝あり、美しいナメあり、朝日に輝く大滝あり、標高差100mの急連瀑あり、巨岩帯の間の滝・・・などなど。自分の実力からして、二人の助けがなければとても遡れる沢ではなかっただけに感謝・感謝。


<9月30日>初めて妻も一緒に参加した「函館ハーフマラソン大会」
3年前から復活参加を果たしていた「函館ハーフ」だが、今年から妻も参加。一緒に練習することができたこともあり、この3年間でわずかだが最も良いタイムで一緒にゴールできた。


<12月12日~16日>10月に開航した函館からの直行便利用の「台湾旅行5日間」
4泊ホテル泊、全食事付きで6万円・・・騙されても良いと思って飛びついた旅行だった。これまでの6回の海外旅行はいずれもトレッキング主体だったが、今回は純粋な観光旅行。戦後までの日本による50年統治時代を経たにもかかわらず、とても親日的な台湾の歴史や風土や美味しい食事に触れることができて大満足。

 今年もこのブログや親サイトにお付き合いいただき、ありがとうございました。
 来年も「挑戦と感謝」に心がけ、新たな出会いや感動を求めて、健康で充実した1年にしたいと思います。来年もよろしくお願い致します。
 末筆になりましたが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り致します。