癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大山と道後山と吾妻山

2009年05月21日 | 登山・旅行
今日は、神話の時代から崇められ、中国地方の最高峰で唯一山岳的な景観を眺められる大山と1000mまで車道が上がっていて簡単に登れる道後山と吾妻山の3山に登った。

○大山(だいせん)〈1729m〉
5:00スタートし、夏山登山道を登り、帰りは5合目から行者コースを下り、大神山神社と大山寺の境内を通った。どちらのコースもブナの大木と新緑が印象的だった。最初から8合目まで緩むことのない急登の連続。石段、木段、蛇篭、木道で整備されている。

6合目で一気に広がる。眼下に元谷、右手に荒々しい北壁、後ろに日本海・・・。8合目から上の山肌を覆うダイセンキャラボクの純林もみごと。

頂上(弥山)からはもちろん遮るもののない大展望。とくに、崩壊が進んで登ることのできない最高ピークの剣ヶ峰と南壁は圧巻。(画像)

登り、1時間50分。下り、1時間45分。次の道後山登山口まで約1時間30分の移動。


○道後山(どうごやま)〈1271m〉
広島県の北東端と鳥取県との県境上になだらかな山。1080mの高さにある月見ヶ岡登山口を10:30にスタートし、登りは岩樋山経由で、帰りは近道を下った。

岩樋山から道後山にかけては明治時代からの牧場があり、県境に連なる石積の牧柵は珍しい。ネバールではよく目にしたが・・・。頂上には一等三角点が鎮座していて遮るもののない展望が広がる。

登り、50分。下り、35分。山容も次の吾妻山から眺めたが、パッとしない山で、三百名に選ばれている価値を見い出せないままだった。隣の猫山の方が山容も威風堂々として絶対目立つ。次の吾妻山登山口まで2時間近い移動。


○吾妻山〈1239m〉
近年まで里山放牧が行われていた牧歌的な雰囲気の軽ハイキングの山。登山口も1000m地点にある立派な吾妻山休暇村ロッジから。

 13:30、ウェストポーチ一つの空身で散策気分でスタート。ロッジ横から直接に頂上に続く尾根を登り、帰りは南の原経由のコースを周回した。ロッジの上の3つの沼がチャームポイントか?

登り、30分。下り、35分。呆気ない山だったが、山容と雰囲気の良さが取り柄か?


下山後、明日の三瓶山麓の三瓶温泉まで走る。入浴後、美郷町で今回初の外食となる夕食を摂り、登山口へ。暴風雨になったが、果たして明日は?