癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ネット山仲間との乾徳山

2008年11月29日 | 登山・旅行
今日の乾徳山(けんとくさん)は、ニ百名山で、中腹の牧歌的な風景とアルペンムードの山頂部が人気の山とのこと。

今日は、HYMLの本家となるMMLという全国な山のメーリングリストメンバーの横浜のOさんと八王子のYoさんの同行をいただいた。Oさんは6年ほど前に北海道旅行にいらしたとき以来の再会でYoさんは初対面であった。

朝は予報通り素晴らしい天気で、目指す山も見えていた。しかし、だんだん雲が広がり、登山口に着いたときには頂上に雲が懸かってしまう。眼下の甲府盆地は晴れていたのに、山は最後まで晴れることはなかった。頂上直下には吹き付けるガスが霧氷を発達させていた。(画像)

中腹に広がる牧場跡ののどかな高原状のところを抜けると、一気に岩山と化し、岩尾根の急登に変わる。鎖場や梯子などのほかに溶けた雪が凍り、登山靴の二人は滑って大変だったが、自分はスパイク長靴が大いに効を奏した。

垂直に近い20mほどの鎖場をよじ登ると、岩の積み重なった頂上に飛び出す。天候が悪かったにもかかわらず30人以上は登っていた。


大平牧場からスタートし、下山は別コースの避難小屋に寄ってゆっくり昼食タイムを過ごし、元のコースへ下った。

登り、2時間25分。下り(昼食タイムを除いて)、1時間50分。

予報が外れて眺望と陽光には恵まれなかったが、お二人の同行者との楽しい出会いと変化に富んだコースに忘れられない一山となった。なお、妻は足手まといになりたくないとの想いから一人甲府市で遊んだ。

明日は、一昨日の雨で断念した瑞牆山の予定。そのときと同じ道の駅・にらさきで明日に備える。明日こそ、名山のこの時期ならではの陽だまり登山を満喫したいものだ。