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ボブ・ディランにノーベル文学賞!

2016-12-11 15:53:29 | 報道/ニュース
ボブ・ディランは好きな人と嫌いな人がいます。世界的大スターですが、嫌いな人もいます。好きな人は天才だ、カリスマだと言って多くのミュージシャンが彼の詩を絶賛しています。そしてディランに影響されて似たような曲を作っているシンガーソングライターも多くいます。日本の当時のシンガーソングライターはほとんど影響を受けていました。今も真似ている人がいるほどです。彼はフォークソングってこれなんだと見本を見せたのです。嫌いな人は、勝手にやっている、難解なだけ、と相手にしません。それでもディランの歌は気にしています。世界中が気になる存在、それがボブ・ディランなのです。
75才の今も精力的にツアーをしています。なんと言ってもここがすごい。今も現役のシンガーソングライター、この活躍がノーベル文学賞になりました。
とは言ってもノーベル文学賞にシンガーソングライターが選ばれるなんて今までの発想では考えられませんでした。そのため世界中が驚いた以上になんで?とか、なんなんだ!とか、批判が起こっています。イギリスでは大論争になりました。しかし選考する人がいて選考される賞にはつきものです。一番驚いたのは本人でしょう。1週間雲隠れしました。連絡も取れなくしました。考えていたのか、当惑していたのか、誰も分かりませんが、いずれにしても逃げ回っていた。賞をもらって飛び上がって喜ぶのが見ていても気持ちはいいのですが、それは彼のスタイルではありませんでした。日本でも芥川賞もらって悪態ついていた作家(?)がいましたが、いい印象ではありませんでした。それよりボブ・ディランはすでにあらゆる賞を取っています。そこにまたノーベル賞と言われたって賞がひとつ増えるだけです。だからなんなんだ、ぐらいに思ったのかもしれませんね。いま、スウェーデンでは表彰式が行われていますがもちろんディランは欠席です。ここまで論争が起こるとさすがに出ていけませんね。
だいたいノーベル賞は難しい専門分野が多く、物理学賞とか生理学賞とか言われても一般の人には分かりにくいのです。今年は日本からも東京工業大学の大隅良典さん(71才)が医学生理学賞をもらいました。学者としては最高の名誉です。本人だけでなく同じ研究をしている若者にも朗報です。みんなで喜びました。大騒ぎが半年は続きます。賞と言うのはこれがいいのですが。文学賞と平和賞に関しては毎年?(疑問符)がつきます。
アメリカのゴアさんも、オバマさんも、日本の佐藤栄作さんももらっています。平和賞はいわば話題賞になっています。文学賞についても同じで分かりやすいためファンが切望します。気に入っている作家がノーベル賞を取ったらやっぱり自分の目は正しかったと安心するからです。でもこれが生理学とか言われてもファンが沸くと言う形にはなりません。難しい研究をして賞がもらえて良かったと思うけど、それがなんなのかよく分からないからです。
ボブ・ディランのノーベル文学賞でノーベル賞の見方が変わりました。つまり、文学は歌詞も含まれるのです。小説だけでなく和歌も短歌もある程度織り込まれますが、そこにシンガーソングライターの歌詞が加わりました。これからノーベル賞をめざすシンガーソングライターがいっぱい現れるでしょう。さあ次のノーベル賞をめざして歌詞を書きましょう。と威勢よく言ってはみてもディランを超える詩は当分現れないでしょう。100年は現れないかも。その前に地球は戦争で滅んでいるかもしれません。その時またディランの♪風にふかれて♪が世界中で歌われている。やっぱりディランは永遠なのだ。

※ちなみにボクはボブ・ディランの暗いところは好きになれませんが、同じ詩を続けるのではなく変わりつづけていくという彼の人生哲学は学んでいます。記者が聞きました「あなたは自分をどんな人だと思っていますか?詩人ですか?歌手ですか?」ディランは答えます。「いま君が見ているのがボブ・ディランだよ。」これで行こッ

2016/12/11
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