構造計算書偽造マンション

仕事柄、新築のマンションにはよく出入りするので、少しはマンションには詳しいと思っています。構造的なことは分かりませんが、内装をみると『安く作ってるなぁ』と思う事があります。エアコン設置の時など、本来の設計では違うでしょ！って言いたくなるような、無理なレイアウト。室外機の置く場所とか配管スリーブの場所を見てもそう感じます。　建設工程的にこのような作業は最終段階で、全体のコストを考慮すると『けちる』部分でもあります。　
たまに、内覧会の時に同行してくれと頼まれます。内覧会だともう契約はされているので、この時は？？と思っても、なかなか正直には言えません。
そもそも、おかしいですよね。まだ完成してないのに、モデルルームだけで購入を決めてしまうのですから。その辺の購入順序が間違っていると思います。
完成して、窓からの眺めを見て・・購入を決断。こうならないものでしょうか？

今回の事件が氷山の一角であることを薄々感じています。
ムリなコスト削減。価格破壊のツケが回ってきた感じがします。

今回のマンション購入者には失礼かもしれませんが、『安物買いの銭失い』
『安かろう悪かろう』という言葉があるように、世の中安物が多くなってきた。
家電品もそうです。ホントは売りたく無い商品もかなりあります。売りたく無いけど、大手メーカは宣伝をバンバンするし、量販店ではドーンと置いて。それに誘われて消費者は。。。　う～む商売は難しい。売る時もあるし、やめた方が言いと言う時もあります。

でもコレだけはいえます。私を信用して購入された方には損をさせません。