諦めない努力

主人を突然亡くして戸惑ったときにロマンドールに絵手紙の講習
でもなんか物足りなくてその後出会ったのは陶芸だった。
教室に行って学ぶときは器用だから先生は良いよなぁ～って言う人がいるけど・・・?

中には勘違いしている人がいるのも確か・・・
最初陶芸教室へ通った時に講師が言った言葉を思い出す。
「先生はなんも出来て凄いですね器用な人はいいなぁ～」って
教室の人が言ったら「いえいえ不器用だからコツコツと出来るのよ」とな?
そして「考えてみて器用な人だったら簡単に成型が出来てしまうでしょ?」
意味が把握できなくて嘘だと思いつつ講師と質問した人の話を
手を休めて聞いてた。
「そして成形も焼成も簡単に気に入ったものが出来たらきっと飽きると思う…
不器用だからなかなか成功しないからもっともっと・・・って
夢中になれて追求して行くのよね私なんて凄い不器用人間なんだよ」
確かだと思うけどそれは初歩的な土遊び講師の言葉は?という感じだった。
そうかなぁ～?・・・

何でもね気に入った作品がが簡単に出来たら飽きちゃうと思うよ違う?
う～んそうかな?と思った。(私はそれ以前の問題で無理)
簡単に出来たらいいと思うけど出来ない!!!そんな時この器にロマンドールで
学んだ人形をコップのフチにちょこんと付けたらびっくりしてくれた(笑)
講師曰く器用な人はすぐ何事も到達してしまうと続けることは
アホらしく困難だよね。

その前の講習絵手紙の時講師の言葉に下手でいい下手が良い
…という絵手紙の時に小池先生から学んだ言葉も納得できるものです。
下手だから…不器用だから…続けられる。
何事も続けることに意味があると教えられたものです。
むしろ器用だね・・・って言ってくる人が凄く器用な人だと思う。
う～んぼんくらの頭脳では説明不可だけど・・・

そういえば藍染の勉強に日下田の工房に通ってた時どうしてもムラになってしまう
これは下手だと思ってたら当主の言葉が今もよみがえるのは
「ムラなく染めようとするなら科学の染め粉使えばいいんですよ」と
言ってくれた。
そんな優しい当主の言葉にどんなに励まされ続けられたことだろう。
まず諦めないという努力その姿勢を教えられました。

だけどいまだに不器用のまま歩いてます。