船井総研 IT・ソフトハウス専門コンサルタント斉藤芳宜の「必要・必然・ベスト」

経営コンサルタントの斉藤芳宜が必要・必然・ベストの発想で綴る自然体ブログ

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

西安視察で垣間見た日本のソフト業界の未来

2009-11-27 01:16:48 | 仕事人
西安視察では、「システムリフォーム」という開発手法を視察してきましたが、この手法が日本のソフト業界に多大な影響を与える可能性があると感じました。

どのような影響かというと・・・


「日本のソフト業界の多重下請構造の崩壊」です。


ご存知のとおり、日本のソフト業界は、大手SIerを頂点としたピラミッド型の多重下請構造になっています。
この構造は様々な問題を引き起こしていますが、これまで誰もこの構造を変えることはできませんでした。

しかし、「システムリフォーム」という手法が、この構造を崩壊させる可能性があります。


前の記事でも書いたように、「システムリフォーム」は大手のエンドユーザー企業にとってコストメリットの大きい開発手法です。また、大手SIerにとっても、この手法を活用することで、エンドユーザーに対して新たな切り口の提案ができるようになるため、メリットがあります。

そうなると、中間層の中堅SIerや下請けの中小ソフトハウスには、大手からの仕事が入ってこなくなります。

ピラミッドの頂点だけが残り、後は総崩れ・・・。完全な中抜き状態です。


まあ、それほど極端なことにはならないでしょうが、仮に「システムリフォーム」がうまく機能すれば、あり得ない話ではありません。


では、中堅SIerや中小ソフトハウスは、これからどうすればよいのでしょうか?

生き残りのポイントは3つです。

①大手が攻めない中小企業を相手に顧客(地域)密着型の展開を行う
②上流(設計より上)の業務プロセス改善コンサルティングを展開する
③「システムリフォーム」の手法を活用して大手企業を攻める


これまで、誰も壊せなかった日本のソフト業界の多重下請構造は、もしかすると「システムリフォーム」という新しいコンセプトによって崩れるのかもしれません。


■無料メルマガ:『IT企業・卓越のマーケティング発想法』
http://www.mag2.com/m/0000204887.html
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 中国西安まで視察に行ってき... | トップ | ブログ引越ししました! »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

仕事人」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事